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「GeForce Hotfix Driver 397.55」登場。GTX 1060環境でエラーが出る問題などに対策が入る
NVIDIAによると,今回のドライバでは以下の問題へ取り急ぎの対処を行っているそうだ。合わせて,Microsoft製ノートPC「Surface Book」のサポートを追加してあるとのことである。
- GeForce GTX 1060シリーズ搭載環境へGeForce 397.31 Driverを導入すると,デバイスマネージャが「Code 43」エラーを表示することのある問題(※ということだと思われる。原文は「After driver installation, Device Manager may report Code 43 error on a few GTX 1060 cards models.」)
- 「Netflix」のビデオ再生が時折カク付くことのある問題
- Windows 10環境でアイドル状態が長時間続くと(グラフィックス)ドライバが削除されることのある問題(※丸括弧内は筆者推測。原文は「Windows 10: Driver may get removed after PC has been left idle for an extended period of time.」)
GeForce 397.31 Driverのリリース後,早いタイミングで,GeForce GTX 1060シリーズのユーザーから「GeForce GTX 1060シリーズ搭載環境でエラーが出る」という声が上がっていたが,それを含めていくつか緊急の問題に対処してきたという理解でいいだろう。なおNVIDIAは,「GeForce GTX 1060シリーズ搭載環境で397.55ドライバを導入できない場合は,リンク先の指示に従ったうえで driverfeedback@nvidia.com へ連絡を入れるよう呼びかけている。
いずれにせよ,Hotfix版ドライバは「当該アップデートをより早く届けるためのものであって,通常リリースと比べて品質保証工程を省略している」というのがNVIDIAの立場だ。397.31以前のドライバを導入していて大きな問題に直面したりしていないなら,見送りが正解だろう。
ただ,まさにいま困っているというのであれば,下に示したリンク先からダウンロードのうえ,自己責任での導入を試してみるのも悪くないはずだ。
→GeForce Hotfix Driver Version 397.55
※リンク先はNVIDIA公式Webサイトではありませんが,NVIDIA公式です
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GeForce Driver
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