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「Gears 5」や「CoD: Modern Warfare」β版への最適化を行った「GeForce 436.30 Driver」が登場
Release 430世代のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版ドライバであるGeForce 436.30 Driverは,9月12日からスタートする「Call of Duty: Modern Warfare」のオープンβテストプログラムや,すでに販売中の「Gears 5」,そして9月12日発売予定であるGearbox Softwareの「Borderlands 3」への最適化を行ったドライバである。
それ以外にも,「Forza Motorsport 7」における問題など,いくつかの不具合が修正されたこともトピックと言えよう。
ドライバのアップデートが自己責任となる点は理解してもらったうえで,すぐにでも入手したい人は,下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してほしい。
毎度のことだが,NVIDIAはRelease 418世代から,従来のドライバソフト(Standard)だけでなく,Windowsの新しいドライバモデルであるWindows Modern Driver(またはUniversal Windows Driver)に対応する「DCH」ドライバも提供している。ほとんどのゲーマーは,Standardドライバを入手すればいいが,どちらのドライバを入手すべきか分からない場合は,「NVIDIAコントロールパネル」の「ヘルプ」メニューから「システム情報」を選び,表示されたダイアログで「ドライバータイプ」の欄を確認してほしい。
→64bit版Windows 10用GeForce 436.30 Driver(568.42MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/151374/jp
→64bit版Windows 10用GeForce 436.30 Driver(522.03MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/151428/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 436.30 Driver(568.42MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/151410/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 436.30 Driver(522.03MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/151446/jp
→GeForce RTX 20シリーズ向け64bit版Windows 7用GeForce 436.30 Driver(525.29MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/151356/jp
→GeForce GTXシリーズ向け64bit版Windows 8.x・7用GeForce 436.30 Driver(525.29MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/151338/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 436.30 Driver(525.29MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/151392/jp
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
今回も,NVIDIA公式情報ページの情報と英文リリースノートの要点和訳を本稿の最後にまとめておいたので,興味のある人はぜひそちらもチェックしてほしい。もちろん,ドライバの導入は自己責任となるので,その点は注意してもらえればと思う。
## 以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノート(リンク先はPDF)まとめ ##
●GeForce 436.30 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN X,Zシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GT 600シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ(※Windows 10のみ)
- ノートPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜800Mシリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 200〜110シリーズ
●GeForce 436.30 Driverが統合するソフトウェアモジュール
- GeForce 436.15 Driverからの変更なし
●GeForce 436.30 Driverにおけるゲームへの最適化
- 「Call of Duty: Modern Warfare」(β版)「Gears 5」「Borderlands 3」への最適化
●GeForce 436.30 Driverの新要素
- G-SYNC Compatible Monitorsに6機種を追加(※所有しているディスプレイがG-SYNC互換ディスプレイかどうかは公式サイトを参照のこと)
- SLIプロファイルに「Close to the Sun」を追加
●GeForce 436.30 Driverで解決した問題
- 「Counter-Strike: Global Offensive」と「Fortnite」でUltra-Low Latencyを有効にすると画面のカクつきが生じることのあった問題
- 「Forza Motorsport 6」と「Forza Motorsport 7」でゲームプレイ中にクラッシュすることのあった問題
- 「World of Warcraft」でキャラクター選択中にちらつきが発生することのあった問題
- GeForce GTX 970Mを搭載する一部のノートPCでGPUクロックがベースクロックで固定されてしまい,ブーストしない問題
- GeForce RTX 20シリーズ搭載環境で「Forza Horizon 4」「Gears of War 4」「Gears 5」において色の破綻が起きることのあった問題
- G-SYNC有効時,Webブラウザ「Firefox」でYouTubeをフルスクリーン再生中,タイムラインにマウスポインタを合わせると画面が点滅することのあった問題
- Pascal世代のGPUで「CONTROL」のレイトレーシングオプションを有効にするとnvlddmkm.sysに起因するOSのクラッシュが生じることのあった問題
●GeForce 436.30 Driverにおける既知の不具合
- 新たにG-SYNC Compatible Monitorsになったディスプレイを接続している場合でも,ドライバ更新後,自動的にG-SYNCが有効にならない場合がある。NVIDIAコントロールパネルでG-SYNC設定を開き「選択したディスプレイの設定を有効にする」を選択することでG-SYNCを有効にできる
- 3D宇宙空間シミュレーター「SpaceEngine」起動時にクラッシュすることがある
- サンドボックスモードで「UBOAT」を起動すると,メモリアロケーションの問題でクラッシュすることがある ・「Tom Clancy's The Division II」をDirectX 12モードでプレイするとクラッシュすることがある
・Windows 7上でVulkan対応タイトルを実行中,ホットキーを使用してGeForce Experienceの「FreeStyle」や「Ansel」を呼び出すと,エラーメッセージが表示されることがある
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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