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「GeForce 456.71 Driver」が「CoD: Black Ops Cold War」のβ版に対応
Release 450世代のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版となるGeForce 456.71 Driverは,10月15日からスタートする「Call of Duty: Black Ops Cold War」のPC用β版に最適化したドライバだ。具体的な性能向上は謳われていないのだが,NVIDIAによると,GeForce 456.71 Driverによって同作を快適にプレイできるのに加えて,NVIDIAの操作遅延低減技術「NVIDIA Reflex」が利用可能になるとのことだ。
そのほかにも不具合修正が行われているが,前バージョンであるGeForce 456.55 Driverとバージョンがさほど離れていないこともあり,修正点はあまり多くはない。
なお,これまでのバージョンと同様に,GeForce 456.71 DriverのStandard版は,NVIDIA公式ダウンロードページの「ベータドライバ&過去のドライバ」から検索する必要がある。ドライバのアップデートが自己責任となる点は理解してもらったうえで,すぐにでも入手したい人は,以下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してみよう。
→64bit版Windows 10用GeForce 456.71 Driver(610.84MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/165820/jp
→64bit版Windows 10用GeForce 456.71 Driver(580.09MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/165766/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 456.71 Driver(610.84MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/165802/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 456.71 Driver(580.09MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/165784/jp
→GeForce RTX 30/20シリーズ,およびGTX 16シリーズ向け64bit版Windows 7用GeForce 456.71 Driver(513.85MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/165712/jp
→GeForce GTXシリーズ向け64bit版Windows 8.x・7用GeForce 456.71 Driver(513.85MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/165694/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 456.71 Driver(513.85MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/165730/jp
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
##以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノートまとめ##(リンク先はPDF)
●GeForce 456.71 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce RTX 30シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN X,Zシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GT 600シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ(※Windows 10のみ)
- ノートPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜800Mシリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 400シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 300シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 200〜110シリーズ
●GeForce 456.71 Driverが統合するソフトウェアモジュール(比較対象はGeForce 456.55 Driver)
- GeForce Experience:3.20.4.15(←3.20.4.14)
- HD Audio Driver: 1.3.38.35
- PhysX System Software:9.19.0218
- Vulkan RT:記載なし
- nView:200.93
- CUDA:11.1
- NVIDIA Control Panel(DCH):8.1.958.0
- NVIDIA Control Panel(Standard):8.1.940.0
●GeForce 456.71 Driverにおけるゲームへの最適化
- 「Call of Duty:Black Ops Cold War」β版への最適化
●GeForce 456.71 Driverの新要素
- 「Call of Duty:Black Ops Cold War」β版でNVIDIA Reflexに対応
●GeForce 456.71 Driverで解決した問題
- 「Divinity: Original Sin 2 - Definitive Edition」において「Hardware-accelerated GPU Scheduling」を有効にすると,フレームレートが低下することのあった問題
- Adaptive Syncに対応しているディスプレイを接続した状態でG-SYNCを有効にしてゲームをフルスクリーンで起動すると,画面が黒くなることのあった問題
- GeForceを搭載する一部のノートPCでFortniteの「RTX Shadows/Reflection」を有効にすると,ゲームがクラッシュすることのあった問題
●GeForce 456.71 Driverにおける既知の不具合
- ノートPCで統合GPU側のディスプレイがクローン元に設定されている場合,NVIDIAコントロールパネルでディスプレイのクローン表示設定を変更できない場合がある
- 「World of Warcraft: Shadowlands」をリフレッシュレート60Hz以上でプレイすると,キャラクターの動きがぎこちなかったり,カクついたりすることがある
- 「Sunset Overdrive」でDepth of Field(被写界深度)が有効になっていると,緑色の表示が破綻することがある
- 「Call of Duty: Warzone」で「FreeStyle」が動作しない
- 「Forza Motorsport 7」における特定のトラックで,縁石に黒い帯が表示されることがある
- 「Fortnite」を4K解像度でゲームをプレイすると,「nvlddmkm.sys」でエラーが発生してブルースクリーンでクラッシュすることがある。4K解像度未満でプレイすれば問題は起きない
- 「Zombie Army 4: Dead War」において,「Ansel」およびFreeStyleの設定タブが選択できないことがある。この問題に関してNVIDIAコントロールパネルのインストールに問題が生じている場合は,NVIDIA Supportの当該ポストを参照してほしいという注記がある
- YouTubeの動画を再生中に下にスクロールすると,動画の再生がカクつくことがある
- FreeSync対応ディスプレイを接続してG-SYNCを有効にすると,画面の半分が黒くなることがある
- GeForce RTX 3080,3090を「Samsung G9」(49インチTV)に接続してリフレッシュレートを240Hzに設定すると,画面が黒くなることがある
- Pascal世代のGPUを搭載したノートPCに高リフレッシュレートのディスプレイを接続すると,ゲームのリフレッシュレートがランダムに60Hzまで低下することがある
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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