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「Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.2」登場。メジャーアップデート後の安定性向上が目的
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印刷2016/12/21 11:36

ニュース

「Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.2」登場。メジャーアップデート後の安定性向上が目的

 北米時間2016年12月20日,AMDは,「Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.2」を公開した。「ReLive」が付いた新世代ドライバの第2弾は,「Optional」(随意選択版)という扱いの,「non-WHQL」(WHQL:Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)版だ。
 すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してもらえればと思う。

64bit版Windows 10用Crimson ReLive 16.12.2
32bit版Windows 10用Crimson ReLive 16.12.2(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 8.1用Crimson ReLive 16.12.2
32bit版Windows 8.1用Crimson ReLive 16.12.2(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 7用Crimson ReLive 16.12.2
32bit版Windows 7用Crimson ReLive 16.12.2(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson ReLive 16.12.2
ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson ReLive 16.12.2(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 8.1用Crimson ReLive 16.12.2
ノートPC向けの32bit版Windows 8.1用Crimson ReLive 16.12.2(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson ReLive 16.12.2
ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson ReLive 16.12.2(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

 「Display Driver」のバージョンは16.50.2011-161219a-309792Eで,「Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.1」の同16.50.2001-161204a-309270Cと比べると,マイナーチェンジといったところだ。ただ,アップデート内容は,録画&配信機能「Radeon ReLive」に関するバグフィックスなど,新機能関連の問題修正にほぼ集中しており,「メジャーアップデート後の安定性向上にドライバチームが腐心していること」がよく分かるものとなっている。
 というわけで,分かりやすい新要素というものはないのだが,16.12.1ドライバを導入済みの人には,アップデートの価値あるドライバリリースということになるだろう。

 ただ,これはオヤクソクだが,ドライバの導入作業は自己責任となるので,その点はご注意を。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.2の対応GPU
  • Radeon RX 400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
  • AMD FX APU with Radeon R7 Graphics
  • AMD A-Series APU with Radeon R8・R7・R6・R5・R4・R3 Graphics
  • Athlon/Sempron APU with Radeon R3 Graphics
  • AMD E-Series APU with Radeon R2 Graphics
(※Carrizoベースの「FX-8800P」「PRO A12-8800B」「PRO A10-8700B」「PRO A8-8600B」「PRO A6-8500B」「A10-8700P」「A8-8600P」「A6-8500P」は非対応。AMDはこれらのユーザーに対し,「Radeon Software Crimson Edition 15.12」を使うよう推奨している)


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.2が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.1)
  • Display Driver:16.50.2011-161219a-309792E(←16.50.2001-161204a-309270C)
  • Radeon Settings:2016.1219.1506.27144(←2016.1204.1136.20853
  • 2D Driver:8.1.1.1583
  • Direct3D:9.14.10.01235
  • OpenGL:6.14.10.13464
  • OpenCL:21.19.407.0(←21.19.384.0)
  • Mantle:9.1.10.0165
  • Mantle API:102400
  • Audio Driver:10.0.1.1(←10.0.1.0)
  • Vulkan Driver:1.4.1
  • Vulkan API:1.0.30


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.2における最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.1)
  • リリースノートに記載なし


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.2における新要素
  • リリースノートに記載なし


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.2で解決した問題
  • FreeSync有効時にアプリケーションのボーダーレスフルスクリーン(※原文では「borderless fullscreen」。ボーダーレス表示をデスクトップいっぱいに展開した状態のことではないかと思うが,はっきりしたことは分からない)表示を行っているとき,セカンダリディスプレイが接続され,かつ,(FreeSyncが有効な)プライマリディスプレイ上のバックグラウンドでWebブラウザからビデオ再生を行っていたり,アプリケーションやゲームランチャーが動作していたりすると,性能が低下することのある問題(※プライマリおよびセカンダリディスプレイ上にあるすべてのアプリケーションを最小化すれば,従来のドライバでも問題は回避できるという)
  • ドライバのインストール時に「Radeon ReLive」を導入できないことがある問題
  • Radeon RX 400シリーズのCrossFire構成時に,「Battlefield 1」で画面がまたたいたり,画面表示がおかしくなったりすることのある問題
  • コンテンツ保護のためにRadeon ReLiveのInstant Replay機能が無効化された場合,再び有効化できなくなる問題
  • システムの起動時にRadeon Settingsが読み出されないことのある問題
  • Radeon SettingsとRadeon ReLiveの翻訳が一部おかしかった問題
  • Radeon ReLiveでサウンドも録音すると,当該ビデオの再生時にスローモーションになってしまうことのある問題
  • Frame Rate Target Control(FRTC)を有効化していると,Radeon ReLiveの録画や,Custom OverlayやIn-App Toolbarの呼び出しが上手くいかないことのある問題(※Radeon ReLiveの利用時はFrame Rate Target Controlを無効化するよう,AMDは推奨している)
  • Radeon ReLiveによる録画時に,マウスの動きがわずかで,画面の動きが少なくなるとき,スタッター(stutter,画面のカクつき)が生じることのある問題(※ということではないかと思われるが,自信はない。原文は「Mouse cursor may stutter in recorded video when there is limited on screen activity outside of minor mouse movement.」)
  • マルチGPU構成時にRadeon ReLiveを有効化すると,セカンダリGPUが低いパワーステートに入らない問題
  • Radeon ReLiveを利用していると,スクリーンショット撮影時にセカンダリディスプレイの内容を取得できないことのある問題
  • 「Chromium」WebブラウザでVP9形式のビデオに対して(GPU側のシェーダユニットも活用する)ハイブリッドデコードを行えない問題
  • マルチGPU構成時に,Radeon ReLiveから「Dota 2」のゲームプレイを録画しているとき,タスク切り替えを行うと,Dota 2側の画面表示がおかしくなることのある問題
  • 「League of Legends」を管理者権限でかつボーダーレスウィンドウのフルスクリーン(※原文では「Windowed Borderless Fullscreen」。ボーダーレス表示をデスクトップいっぱいに展開した状態のことではないかと思うが,はっきりしたことは分からない)表示させると,Radeon ReLiveのCustom OverlayやIn-App Toolbarが起動しなかったり,(Custom Overlayを)録画できなかったりする問題
  • 無線LANアダプター利用時に,Pingの返りに長い時間を要することのある問題
  • 関連タイトル:

    AMD Software

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