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「Radeon Software Adrenalin Edition 18.1.1」リリース。「古いDX9タイトルが動作しない」問題へ正式に対策が入る
入手したい人は,下に示したリンクを使ってもらえれば幸いだ。
→64bit版Windows 10用Adrenalin 18.1.1
→32bit版Windows 10用Adrenalin 18.1.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 7用Adrenalin 18.1.1
→32bit版Windows 7用Adrenalin 18.1.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用Adrenalin 18.1.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用Adrenalin 18.1.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 7用Adrenalin 18.1.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 7用Adrenalin 18.1.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
「Display Driver Package」のバージョンは「17.50.15.01
DirectX 9タイトルに向けた修正が正式に入っている時点で,対応GPUのユーザーは導入が吉だが,英文リリースノートを見る限り,「Radeon Software Adrenalin Edition 17.12.2」と同様,今回もAdrenalin Edition導入後に発覚した問題への対策を図ったものといった印象なので,その点でも価値は大きいと言えそうだ。
ただし,ドライバの導入作業は自己責任となるので,その点はだけはあらかじめお断りしておきたい。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ####
●Adrenalin 18.1.1の対応GPU
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Adrenalin 18.1.1の対応APU
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 18.1.1が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.1.1 Alpha)
- Display Driver Package:17.50.07.02
-180104a -322612E -Radeon Software Adrenalin(←17.50.07.02 -180104a -322612E -Radeon Software Adrenalin) - Radeon Settings:2018.0104.518.9521(←2018.
0104. 518. 9521) - 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01316
- OpenGL:6.14.10.13506
- OpenCL:23.20.15007.2002
- Mantle:9.1.10.0237
- Mantle API:102400
- Audio Driver:10.0.1.6
- Vulkan Driver:2.0.1
- Vulkan API:1.0.65
●Adrenalin 18.1.1における最適化
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 17.12.1)
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 18.1.1における新要素
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 18.1.1で解決した問題
- 少ない数のDirectX 9世代ゲームタイトルが起動時にクラッシュしたり,動作不安定になったりすることのある問題
- FreeSyncが有効な環境で,Radeon Overlayの「Performance」(パフォーマンス監視)メトリックを有効化すると,スタッター(stutter,カクつき)が発生することのある問題
- 著作権保護付きビデオの再生を行うと,再生中に(プレーヤーが)フリーズしたりハングしたりすることのある問題(※丸括弧内は筆者推測。おそらくこういうことだと思われる。原文は「Protected video content may intermittently experience a freeze or hang during playback.」)
- ストアアプリ「映画&テレビ」を用いてビデオの再生を行うと,画面に何も表示されなくなることのある問題
- マルチGPU構成時に,「StarCraft II: Wings of Liberty」で画面表示がおかしくなることのある問題
- ベゼルコンペンセーション(Bezel compensation,ベゼルコレクションとも言う)の設定を行うとき,複数のディスプレイを正常に並べられなかったり,そもそも設定が正常に機能しなかったりする問題
- システムがスリープから復帰した後でWebブラウザ「Edge」からビデオの再生を行うと,何も表示されないことのある問題
- 複数のゲームが起動している状態でRadeon Overlayの「Performance」(パフォーマンス監視)メトリックを有効化すると,Radeon Overlayの色が断続的におかしくなることのある問題
- Radeon WattManで,プロファイルの読み出しを行うと,ファン回転数指定用スライダーの位置が変わらないことのある問題
- Vulkan APIを採用するタイトルで,Enhanced Syncが有効にならないことのある問題
- マルチGPU構成が有効な環境で「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」を実行すると,メニュー上の表示がちらつくことのある問題
- マルチGPU環境下で(Radeonのプロセッサ情報を得られる)CLINFOコマンドが正しくない結果を返すことのある問題
- 関連タイトル:
AMD Software
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