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年次アップデート後のバグ修正に注力した「Radeon Software Adrenalin 2019 Edition 18.12.3」
すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してもらえれば幸いだ。ちなみに,今回も単体GPUだけでなくAPUをサポートしている。
→AMDのドライバダウンロードページ
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
具体的なバグ修正内容は下に示したとおりだが,純然たる問題点修正版ということで,すでに18.12.2ドライバを導入済みなのであれば素直にアップデートが正解だろう。ただ,別途用意されている既知の不具合には,マルチディスプレイ環境でマウスの挙動がおかしくなるものなど,年次アップデート前から数か月にわたって残り続けている問題もあったりするので,修正はまだ道半ばと理解して,しばらくは根気よく付き合うのが正解かもしれない。
なお,AMDはOptional版ドライバの導入をゲーマーに対して推奨しているものの,ドライバの導入作業は自己責任となるので,その点はご注意を。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ####
●Adrenalin 2019 18.12.3の対応GPU
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Adrenalin 2019 18.12.3の対応APU
- Ryzen 2000Gシリーズ,Athlon 200GE(64bit版Windows 10)
- Ryzen PRO 2000Gシリーズ,Athlon PRO 200GE(64bit版Windows 10)
- A-Series APUs with Radeon R7・R6・R5・R4 Graphics(64bit版Windows 10&7)
- Pro A-Series APUs with Radeon R7・R5 Graphics(64版Windows 10&7)
- FX-Series APUs with Radeon R7 Graphics(64版Windows 10&7)
- Athlon Series APUs with Radeon R3 Graphics(64bit版Windows 10&7)
- Sempron Series APUs with Radeon R3 Graphics(64bit版Windows 10&7)
- E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics(64bit版Windows 10&7)
●Adrenalin 2019 18.12.3が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.12.2)
- Display Driver Package:18.50.03.05
-181217a -337288E -Radeon Software Adrenalin 2019 (18.50.02 -181206a -337011C -Radeon Software Adrenalin 2019) - Radeon Settings:2018.1217.2016.36482(←2018.1206.1949.35667)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01377
- OpenGL:25.20.15000.13543
- OpenCL:25.20.15003.5010(←25.20.15002.58)
- Mantle:9.1.10.0295
- Mantle API:102400
- Audio Driver:10.0.1.7
- Vulkan Driver:2.0.64
- Vulkan API:1.1.86
●Adrenalin 2019 18.12.3における最適化
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.12.2)
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 2019 18.12.3における新要素
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 2019 18.12.3で解決した問題
- WattManにあるファン回転数ゲージが振り切れてしまうことのある問題
- Radeon RX Vegaシリーズ搭載グラフィックスカードのメモリクロックが800MHzでロックされてしまうことのある問題
- ゲームごとにファン回転数をカスタム設定した場合,当該ファン回転数設定がゲームの終了後にも有効なままになることのある問題
- Radeon Software Adrenalin Edition 2019を2回インストールすると,Radeon SettingsにGame Streamingのタブが表示されなくなることのある問題
- Radeon ReLive for VRで,VR対応ヘッドセットの接続直後,画面表示が数秒間にわたって若干乱れることのある問題
- Radeon Overlayから自動チューニング機能を利用するときに警告メッセージが出ないことのある問題
- Radeon OverlayのPerformance Metricsにおいてサンプリング間隔を規定するスライダーのカスタム値が有効にならないことのある問題
- Radeon Softwareを正常に更新できた後もRadeon Settingsが以前にインストールされていたドライバのバージョンを表示することのある問題
- Radeon SettingsもしくはRadeon Overlayで[適用]ボタンと[完了]ボタンが重複して表示されることのある問題
- 関連タイトル:
AMD Software
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