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Razer,ワイヤードゲームパッド「Wolverine Ultimate」発表。PCとXbox Oneに対応する「最もカスタマイズ性の高いコントローラ」
北米市場におけるメーカー想定売価は159.99ドル(税別)。Razer直販サイトでの発売は2017年9月,世界市場向けには2017年第4四半期に発売予定となっているが,「国内販売は未定」(Razer)だそうだ。
Wolverine Ultimateの基本的なレイアウトは,Xbox One純正ゲームパッドと同じスタイルだが,ぱっと見て気付くのは,多数の追加ボタンがあることだろう。
左右ショルダー部には追加のバンパーボタン「Multi-Function bumper」が1個ずつ追加となり,本体底面側には追加のトリガーボタン「Multi-Function trigger」が4個,D-Padと右アナログスティックの手前にはヘッドセットの音量やマイクミュートなどを行える「Quick Control Panel」として4連ボタンがそれぞれ並ぶといった具合だ。
カラーリングや底面側ボタンの数を除けば,2015年にRazerが発表し,正規の国内販売は行われなかった「Razer Wildcat」(以下,Wildcat)を踏襲したデザインと言えようか。
なお,冒頭でも触れたように,Wolverine UltimateをXbox Oneで使うときにはRazer Synapse for XboxでボタンのカスタマイズはLEDイルミネーションのカスタマイズを行えるとのことなのだが,Razer Synapse for Xboxがどのように配布されるのかや,どのように使うのかといった情報は明らかになっていない。従来型であるOn-the-fly(オンザフライ)の機能割り当て変更もサポートしているとのことなので,ソフトを使わなくとも最低限のカスタマイズ性は確保できるのだと思われるが,詳細は続報待ちだろう。
また,PCとの接続時は「Razer Synapse」からカスタマイズできるはずだが,そちらについてもRazerはいまのところ情報を開示していない。
交換用のアナログスティックとD-Padだが,前者は画像を見る限り3種類,後者はRazerの発表によると2種類付属しており,ユーザーの好みに合わせて交換できるという。
今度こそ,日本市場で発売になってくれるといいのだが。
●Razer Wolverine Ultimateの主なスペック
- 基本仕様:ワイヤードタイプ
- 対応プラットフォーム:PC,Xbox One
- 左右アナログスティック:Xboxレイアウト,頂部交換可能
- 追加ボタン:ショルダー部×2(※カスタマイズ可能),背面部×2(※カスタマイズ可能),左右アナログスティック手前×4(※固定機能)
- ヘッドセット接続端子:あり
- 公称サイズ:156(W)×106(D)×66(H)mm(※横置き時)
- 公称重量:260g(※ケーブル含まず)
- ケーブル長:3m(※取り外し可能)
- 主な付属品:交換用アナログスティック頂部,交換用D-Pad,キャリングポーチ
- 直販価格:159.99ドル(※税別)
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