オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2017/06/09 11:29

ニュース

Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も

G433のタグライン(=キャッチコピー)は「Hear Everything, Play Everywhere」
画像集 No.004のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も
 北米時間2017年6月8日,Logitech International(以下,Logitech)のゲーマー向け製品ブランド「Logitech G」(日本だと「Logicool G」)は,ゲーマー向けワイヤードヘッドセットの新製品「G433 7.1 Wired Surround Gaming Headset」「G233 Prodigy Wired Gaming Headset」(以下順に,G433,G233)を発表した。G433はUSBおよびアナログ接続対応で,USB接続時はバーチャルサラウンドサウンド出力機能「DTS Headphone:X」を利用可能なモデル。G233はアナログ接続専用モデルとなる。
 世界市場では2017年7月発売予定で,北米市場におけるメーカー想定売価は順に99.99ドル,79.99ドル(いずれも税別)だ。

画像集 No.002のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も
G433
画像集 No.003のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も
G233

画像集 No.007のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も
 G433とG233は,「G633 Artemis Spectrum Surround Gaming Headset」(以下,G633)で搭載されて話題となったLogitech独自のスピーカードライバー「Pro-G」を搭載するヘッドセットだ。
 従来のLogitech Gだと,エントリーミドルクラス市場向けの「G430 Surround Sound Gaming Headset」(以下,G430)や,エントリー市場向けの「G231 Prodigy Gaming Headset」(以下,G231)はPro-Gドライバー非搭載だった。今回のG433とG233が登場したことにより,Logitech Gのヘッドセットラインナップはすべてが音質に定評あるPro-Gドライバー搭載モデルへ切り替わったわけである。

画像集 No.006のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も
 個別に見ていこう。「Fire Red」「Royal Blue」「Triple Black」と北米市場におけるBest Buy限定モデル「Camo Blue」の4色展開となるG433は,冒頭でも述べたとおり,DTS Headphone:Xに対応するのが大きな特徴だ。G430だとバーチャルサラウンドサウンドは一世代前のDolby Laboratories製技術に頼っていたが,より新しく,ゲームのサラウンドサウンド表現に向いた技術を利用できるようになったという理解でいい。
 DTS Headphone:Xを利用できるのはPCとのUSB接続時だけだが,本体に付属する着脱式のケーブルをつなぎ換えることで,PlayStation 4とXbox One,Nintendo Switchの三大ゲーム機,そしてモバイルデバイスにも広く対応できるという。

G433本体と付属品一式
画像集 No.008のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も
 もう少し具体的に話をしておくと,製品ボックスには,

  • 4極3.5mmミニピン端子を持つUSBサウンドデバイス
  • PCと接続するための4極×1→3極×2の3.5mmミニピン端子変換アダプター
  • 付属USBサウンドデバイスもしくはPC,ゲーム機と接続するためのインラインリモコン付きアナログケーブル
  • モバイルデバイスと接続するためのインラインリモコンおよびマイク付きケーブル

が付属するとのことだ。要するにG433は(G430と同様に)本体自体はアナログ接続型ヘッドセットだということである。なお,「ゲーム機とUSB接続してステレオ出力対応ヘッドセットとして利用できるか」は明らかになっていない。

Logitech Gが示している,G433の製品概要。マイクロポップフィルター付きのブームマイクも着脱可能だ。ゲームで使うだけでなく,外出時にはヘッドフォン然としたシルエットで利用できるとLogitech Gは訴求している。それがタグライン(=キャッチコピー)としてのHear Everything, Play Everywhereにもつながっているのだろう
画像集 No.005のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も

画像集 No.009のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も
 G430と比べた場合にはもう1つ,通気性のある「Sports-Mesh」イヤーパッドを標準搭載しつつ,マイクロファイバー製のイヤーパッドも付属させており,好みに応じて交換できることも重要な変更点として挙げられている。
 プレスリリースや製品情報ページを見る限り,Logitech Gとしては,Sports-Meshイヤーパッドの完成度に相当の自信を持っているようだ。

 一方のG233は,G433からDTS Headphone:X対応のUSBサウンドデバイスを省き,さらに本体色を黒+水色のLogitech Gカラーへ変更した製品である。G231は黒+橙という,Logitech Gっぽくないカラーリングだったので,分かりやすくなったと紹介することはできるだろう。イヤーパッドはG433で標準のSports-Meshのみとなる。
 接続周りでは,USBサウンドデバイスがなくなっただけなので,アナログ接続を活用したゲーム機との互換性は上位モデルと変わらない。

G233では製品ボックスのイメージ画像も明らかになっている
画像集 No.010のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も 画像集 No.011のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も

画像集 No.012のサムネイル画像 / Logitech G,100ドルでDTS Headphone:X対応のゲーマー向けヘッドセット「G433」を発表。80ドルのアナログ接続モデル「G233」も
 北米市場におけるメーカー想定売価で言うと,G430が79.99ドル(税別)だったので,全体的に価格は上がってしまった。その点は残念だが,とくにG433とPro-GドライバーとDTS Headphone:X対応,そして(Best Buy限定モデルを除く)3色カラーバリエーション展開という部分は,響く読者も少なくないのではなかろうか。
 現在のところ日本法人であるロジクールからのアナウンスはないが,「出ない」というのは考えにくい。今後の発表を待ちたいところだ。

LogitechのG433製品情報ページ(英語)

LogitechのG233製品情報ページ(英語)

Logitechによるニュースリリース(英語)


●G433の主なスペック
  • 基本仕様:USB&アナログ接続両対応ワイヤードタイプ,密閉型エンクロージャ採用
  • 本体サイズ:81.7(W)×172(D)×182(H)mm
  • 重量:約259g(※ケーブル含まず)
  • ケーブル長:2m(インラインリモコン付き4極3.5mmミニピンケーブル),1.5m(インラインリモコンおよびマイク付き4極3.5mmミニピンケーブル)
  • 接続インタフェース:4極3.5mmミニピン×1(※アナログ接続時),3極3.5mmミニピン×2(※4極→3極変換アダプター利用時),USB(※USBサウンドデバイス利用時)
  • 搭載ボタン/スイッチ:ヘッドフォン出力音量調整,マイクミュート
  • 主な付属品:USBサウンドデバイス,インラインリモコン付き4極3.5mmミニピンケーブル,インラインリモコンおよびマイク付き4極3.5mmミニピンケーブル,4極×1→3極×2の3.5mmミニピン変換アダプター,キャリングケース)
  • 対応ハードウェア:Windows 10・8.1・7,macOS 10.5以降,PlayStation 4,Xbox One(※一部製品では「Xbox One Stereo Headset Adapter」が別途必要),Nintendo Switch,モバイル端末
  • 保証期間:2年間
《ヘッドフォン部》
  • 周波数特性:20Hz〜20kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 出力音圧レベル:107dB(@1kHz,SPL 30mW/1cm)
  • スピーカードライバー:40mm径ネオジムマグネット(「Pro-G」)
《マイク部》
  • 方式:未公開
  • 周波数特性:100Hz〜10kHz
  • 感度:未公開
  • インピーダンス:未公開
  • S/N比:未公開
  • 指向性:単一(カージオイド)
  • ノイズキャンセリング機能:あり

●G233の主なスペック
  • 基本仕様:アナログ接続対応ワイヤードタイプ,密閉型エンクロージャ採用
  • 本体サイズ:81.7(W)×172(D)×182(H)mm
  • 重量:約259g(※ケーブル含まず)
  • ケーブル長:2m(インラインリモコン付き4極3.5mmミニピンケーブル),1.5m(インラインリモコンおよびマイク付き4極3.5mmミニピンケーブル)
  • 接続インタフェース:4極3.5mmミニピン×1(※アナログ接続時),3極3.5mmミニピン×2(※4極→3極変換アダプター利用時)
  • 搭載ボタン/スイッチ:ヘッドフォン出力音量調整,マイクミュート
  • 主な付属品:インラインリモコン付き4極3.5mmミニピンケーブル,インラインリモコンおよびマイク付き4極3.5mmミニピンケーブル,4極×1→3極×2の3.5mmミニピン変換アダプター,キャリングケース)
  • 対応ハードウェア:Windows 10・8.1・7,macOS 10.5以降,PlayStation 4,Xbox One(※一部製品では「Xbox One Stereo Headset Adapter」が別途必要),Nintendo Switch,モバイル端末
  • 保証期間:2年間
《ヘッドフォン部》
  • 周波数特性:20Hz〜20kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 出力音圧レベル:107dB(@1kHz,SPL 30mW/1cm)
  • スピーカードライバー:40mm径ネオジムマグネット(「Pro-G」)
《マイク部》
  • 方式:未公開
  • 周波数特性:100Hz〜10kHz
  • 感度:未公開
  • インピーダンス:未公開
  • S/N比:未公開
  • 指向性:単一(カージオイド)
  • ノイズキャンセリング機能:あり
  • 関連タイトル:

    Logitech G/Logicool G

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月16日〜04月17日