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ドスパラが秋葉原にオープンする「eスポーツ専門店」を覗いてきた。目玉は長時間試せる有料プレイエリア
リニューアル前日である12月6日に,報道関係者向けの内覧会が行われたので,店内の様子,そして有料エリアで何ができるのかをお伝えしたい。
もともとGALLERIA Loungeは,GALLERIAのゲーマー向けPCを扱うショウルーム兼店舗として2015年2月にオープンしたものだ。近年ではPC本体だけでなく,ゲーマー向け周辺機器を試して購入できるようになっていたのだが,「ゲーマー向けPCおよび周辺機器を試して買える」というコンセプトは,今回のGALLERIA esports Loungeでも変わらない。
地下1階にはゲームPC計10台が常設となり,それぞれのPCごとに,ゲーマー向け液晶ディスプレイやキーボード,マウス,ヘッドセットにゲーマー向けチェアも用意されている。来場者はここで,インストール済みのゲームをプレイするだけでなく,自分のアカウントでSteamやそれ以外のプラットフォームにログインして,プレイしたいゲームを自由にインストールしてプレイできるという。簡単に言えば,ゲーム専門ネットカフェのようなものと理解していい(※食事は出ないし,飲食物の持ち込みは禁止だが)。
利用料金は1時間350円,3時間まとめてなら1000円(いずれも税込)。1時間350円での延長も行える。GALLERIA esports Loungeでプレイエリアを利用するにはドスパラの会員資格が必須で,利用時にはスマートフォン用「ドスパラ」アプリで会員証を提示して,チェックインを行う必要があるそうだ。GALLERIA esports LoungeのWebページにあるメールアドレス,または電話で問い合わせれば,事前の予約や貸し切りでの利用も可能という。
なお,初めて利用する場合,合計2時間までは無料となっている。また,現在は「OPEN記念キャンペーン」として初回利用時の無料時間が1時間プラスされるため,計3時間までは無料で利用できることになる。
リニューアル時点で,PCは,GPUに「GeForce RTX 2080 Ti」,CPUに「Core i7-8700」を採用したGALLERIAのハイエンドゲームPC「GALLERIA
なお,PC本体とディスプレイは設置済みの機材を使うのだが,キーボードやマウスは,店舗側で用意した別の製品を借りて使ったり,自分のものを持ち込んで使ったりもできる。また,気に入った製品があれば店内で購入,あるいは注文することも可能だ。
GALLERIA esports Loungeへのリニューアルを担当した,サードウェーブの本廣隆貴氏によると,プレイエリアのシステムは,サードウェーブが東京・池袋で展開しているeスポーツ施設「LFS池袋 esports Arena」のそれを流用しているとのことだった。そのため,利用の仕組みも似たようなものになっているそうだ。
GALLERIA esports Loungeは,ハイエンドPCでゲームがどれくらい快適にプレイできるかを試してみたり,普段は集まってプレイする機会の少ないチームが,秋葉原に集まる機会を利用してゲームをプレイしたりするのに使えそうな施設ではないだろうか。
ドスパラのGALLERIA esports Lounge公式Webページ
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