Steam，2019年のアップデート＆新機能の振り返りと，2020年の予定に関する記事を公開。月間アクティブユーザーは約9500万人に

　Valveは本日（2020年2月6日），Steamグループ・Steamworks Developmentにて，2019年にSteamに対して行ったアップデートや実装した新機能を振り返る記事を公開した（リンク）。


　当該記事では，実験的機能を試せるSteamラボでの試みについてや，各月のSteamトップリリースを紹介するという試み，「トピずれのレビュー荒らし」を減らすためのユーザーレビューの新機能，Steamライブラリの新バージョンリリースについて，そのほかRemote Play Together（関連記事）を含むSteam Remote Playや，Steamworksの関連情報などが一挙にまとめられている。


　ちなみに，2018年と比較すると，2019年にはさらに多くの新作がSteamで成功を収め，全新作の収益の中央値も上昇したという。こちらについては「詳細なデータと合わせて説明すべき件」ということで，これから数週間かけて「Steamデータディープダイブ」の一連の投稿で情報を共有するそうだ。
　またSteamの月間アクティブユーザーは約9500万人まで増加し，パートナーが作成したゲームからの収益も前年より増え，2019年は最も成功したセールで締めくくることができたという。

　なお，記事の末尾には「2020年に向けて」という形で，ゲームのサウンドトラックのサポートを強化する新機能を追加することや，新たなストアページを開発中であること，Valveが現在SteamVR 2.0の開発に集中していること，セールイベントに参加するユーザーにアワードを付与するためのより多くの方法を構想中であることなども記載されている。

Steamグループ「Steamworks Development」の「Steam−2019年を振り返って」ページ