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インディーズゲームの小部屋:Room#464「OneShot」
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印刷2017/01/18 10:00

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インディーズゲームの小部屋:Room#464「OneShot」



 最近,足元があまりに寒いのでレンジでチンする湯たんぽ的なアレを使い始めた筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第464回は,Team Oneshotが開発した「OneShot」を紹介する。本作は,永遠の闇に閉ざされてしまった世界で,太陽を取り戻すべく奮闘するというアドベンチャーゲームだ。春が来るまで冬眠したい……。

画像集 No.011のサムネイル画像 / インディーズゲームの小部屋:Room#464「OneShot」

 本作の主人公となるのは,猫のような外見が可愛らしいニコというキャラクター。ある晩,ベッドで目を覚ましたニコは,自分が見知らぬ部屋にいることに気づく。そして,家の中を探索している途中,明るく光る大きな電球を見つける。実は,この世界は太陽が滅びたことで永遠の闇に閉ざされており,ニコが見つけた電球こそが新たな太陽なのだ。

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 電球を抱えて家から出たニコは,そこで出会ったロボットからこの世界の状況を聞かされ,かつて太陽が輝いていた世界の中心に立つ高い塔のてっぺんに電球を置くことが使命だと告げられる。さらにロボットは,この世界を救うことでニコが元の世界に帰れるかもしれないというのだ……。

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 本作はそんなニコを操作して,さまざまな謎や仕掛けを解き明かしていくというアドベンチャーゲーム。ニコが目覚めたのはこの世界の一番外側の荒れ地で,すでに人の姿は無く,置き去りにされたロボットだけが残る寂しい土地だ。まずは,あちこちを探索してアイテムを集め,まだ動いているロボットを見かけたら話しかけてみよう。また,特定のアイテム同士を組み合わせると新しいアイテムを作成できることも覚えておきたい。

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 可愛らしいドットグラフィックスが魅力の本作だが,最大の特徴は「ゲームの謎解きがゲームのウインドウ内に収まっていない」という点にある。具体的に書くとネタバレになってしまうので大雑把に説明すると,謎解きのヒントが思いもよらない方法でプレイヤーのPCに現れたりするのだ。また,プレイヤーとニコはイコールではなく,ちょっと特殊な関係にあるのも特徴といえる。


 本作でとくに驚かされたのは,ゲーム終盤の謎解きで使われるアナログ的な手法と,ゲームのラストシーンにおける演出だ。筆者もこれまで,かなりの数のゲームをプレイしてきたが,本作のようなゲームに出会ったことはなく,とくにラストシーンでは開いた口がふさがらなかった。具体的に説明できないのがもどかしいが,これはぜひ自分の目で確かめてみてほしい。

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 アドベンチャーゲームということでテキスト量がやや多く,全編英語のみという点で若干ハードルは高めだが,そんな本作はSteamにて980円で発売中なので,興味を持った人はぜひどうぞ。

■「OneShot」
http://www.oneshot-game.com/

画像集 No.001のサムネイル画像 / インディーズゲームの小部屋:Room#464「OneShot」
画像集 No.012のサムネイル画像 / インディーズゲームの小部屋:Room#464「OneShot」
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