プレゼント
4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」,2022年2月13日〜2月19日
北京で開催中の冬のスポーツの祭典も,本日いよいよ閉幕を迎えるようですが,世界のゲーム業界はここからが本番ムード。話題作や注目作のリリースが続きそうで,2022年もギアが一段上がったという感じでしょうか。というわけで,先週もたくさんのレビュー記事やセール情報,イベントレポートなどを掲載しました。E3など,大規模ゲームイベントの詳細情報もそろそろ欲しいところですが,どうなるんでしょうね。
さあ,今回も気合を入れて,4Gamerと世界のゲーム業界の1週間をランキングトップ10と注目記事で振り返ってみましょう。
※以下,PlayStationはPS,ニンテンドー3DSは3DS,スマートフォンはスマホと略記します。
先週のランキング
【先週のランキング詳細】
同じことばかり書いているような気がして恐縮ですが,モンハンライズ,強すぎ。2021年3月の発売以来,ランキントップ10の常連と呼んで過言ではありません。
この夏の発売が予定されている大型拡張コンテンツ「モンスターハンターライズ:サンブレイク」(PC / Switch)に向けて,これからプレイする人や,始めたばかりの人をサポートするために配布される装備とのことで,高い攻撃力を持つ武器や強力な防具などが用意されています。
第2位は業界動向でした。「原神」(PC / PS5 / PS4 / iOS / Android)や「崩壊3rd」(PC / iOS / Android)などでおなじみのmiHoYoが,海外向けの新ブランド「HoYoverse」を設立し,今後,東京やソウル,ロサンゼルスといった各事業所でコンテンツ制作などの業務を拡充していくと発表しました。最近のゲーム業界のキーワードである「メタバース」を意識した感じの社名ですが,今回の設立に伴って,いくつかのタイトルがHoYoverseの提供へと変更されるとのことです。
そんでもって第3位は,DAEWON MEDIA GAME LABがSwitch向けソフト「スノーブラザーズ スペシャル」の制作を発表したというニュースでした。これはまた,懐かしい。
キミ達,もしかしてゲームが好きだね。
インタビューでは,2021年12月に配信された初の大型アップデート「砂塵奏でる鎮魂歌」に対するプレイヤーのレスポンスや,今後の展開などについて詳しく語ってもらいました。なお,「こちら」に英語バージョンを掲載して我々の国際派ぶりを発揮していますので,日本語より英語が得意な人はどうぞ。
We asked Hiro Arai, the official navigator of PSO2 NEW GENESIS, about the updates coming in February 2022 and beyond.
We asked Hiro Arai, the official navigator of PSO2 NEW GENESIS, talked about players'reactions to update Sandstorm Requiem as well as about future updates.
前作は,世界累計販売数が2000万本を突破するというヒット作なので,プレイヤーの熱い期待が集まっていたようです。見た目もゲームシステムも大幅にアップデートした正統的続編という感じですので,購入を考えている人は即チェックでっせ。
「Horizon Forbidden West」本日発売。全世界累計販売数2000万本を突破した“Horizon Zero Dawn”に続くシリーズ最新作
SIEは,オープンワールド型アクションRPG「Horizon Forbidden West」を,本日発売した。本作は,全世界累計販売数が2000万本を超えたという「Horizon Zero Dawn」に続くタイトル。本作で主人公・アーロイは,“原因不明の赤い腐蝕”を調査するため,“禁じられし西部”へと旅立つのだ。
先週の注目記事
■カプコン,謎の「カウントダウンサイト」を本日公開。カウントダウン終了は1週間後の2月21日15:00
画面の真っ暗な雰囲気から,記事では「バイオハザード」シリーズを思い浮かべていますが,2月21日は「CAPCOM Pro Tour 2021 シーズンファイナル」の最終日だったりもします(関連記事)。「CAPCOM CUP」に代わって開催されるイベントで,過去の「CAPCOM CUP」では大きな発表も行われてきましたので,期待が持てます。とりあえず,楽しみにしましょう。
カプコン「カウントダウンサイト」
■「Call of Duty」シリーズ新作の開発が明らかに。“Modern Warfare”の続編と“Warzone”をゼロから再設計したタイトルを予定
2019年にリリースされた「Call of Duty: Modern Warfare」は,2007年に発売されて,シリーズのマイルストーン的ヒット作になった「Call of Duty 4: Modern Warfare」のリブート作品でした。今のところ新しいゲームエンジンを採用するとだけ述べられており,詳細は追って発表される模様ですので,楽しみにしましょう。
「Call of Duty: Warzone Pacific」の新作と合わせて,どちらもInfinity Wardが開発を担当するとのことです。
■「にゃんこ大戦争」を生んだポノスの最新作「桃太郎失格」はヘルシィ・野菜タワーディフェンス! オニを満腹昇天させまくったプレイレポをお届け
カジュアルながら奥が深く,それでいてガツガツとプレイするようなゲームでもないので,気軽にマイペースで楽しめる1本です。
■「夢職人と忘れじの黒い妖精」プレイレポート。マイスターと黒妖精と一緒にさまざまな国を巡る物語が楽しめる
「ギルドキーパー」となったプレイヤーが,マイスターと呼ばれる職人達や,彼らのギルドをサポートしていくという内容で,メインストーリーでは,さまざまな国を巡り,活躍するギルドメンバーとの出会いが楽しめるほか,バトルやキャラクター強化といった要素も用意されています。
■300円で遊べるお手軽ローグライト「Vampire Survivors」のススメ。最後にもう1プレイだけ……では絶対に終わらないリプレイ性の高さが魅力
調べたところ,デベロッパのponcleは,イギリス人ゲーム開発者のLuca Galante氏を中心としたほぼ個人スタジオで,海外メディアのインタビューでは,「Vampire Survivors」がSteamで最も遊ばれたゲームの1つになったことに驚いているといったことを語っています。
■Switch版「刀剣乱舞無双」プレイレポート。アクション初心者向けの配慮が嬉しく,刀剣男士たちを繊細に描く物語や演出も素晴らしい仕上がり
タイトルからもう一発で分かるように,本作はDMM GAMESとニトロプラスが共同で制作する刀剣育成シミュレーション「刀剣乱舞-ONLINE-」と,コーエーテクモゲームスのアクションゲーム「無双」シリーズのコラボレーションタイトルで,なんか,二大スターの共演という感じですね。開発は,ω-Forceと「ネオロマンス」シリーズなどでおなじみのルビーパーティーが担当していて,こちらもまた珍しいコラボなのかもしれません。
刀剣男士が「無双」シリーズの世界でどう描かれるのか。記事によれば,「全審神者にオススメしたい一本」とのことです。
■「テイルズ オブ」シリーズのバトルを手掛けてきた有働龍郎氏にインタビュー。エターニアやグレイセスなどの個性的なシステムの作り方,モノ作りの秘訣とは
2020年に25周年を迎えた「テイルズ オブ」シリーズですが,2021年に「テイルズ オブ アライズ」(PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One)と「テイルズ オブ ルミナリア」(iOS / Android)がリリースされるなど,最近も新たな動きを見せています。シリーズを通して進化し,高い評価を得てきたバトルシステムはどのように作られたのか,メディアのインタビューにはあまり登場することのなかった有働氏にマニアックなほど細かく聞いています。
■コロプラの新社長に就任した宮本貴志氏にインタビュー。「最新のテクノロジーと,独創的なアイデアで“新しい体験”を届ける」のが目標
どちらかといえばマーケティング寄りのキャリアを持つ宮本氏の就任が,今後の同社にどのような影響を与えるのか,将来の展望などを含めて詳しく語ってもらっています。
■「Voice of Cards できそこないの巫女」プレイレポート。アナログ感にこだわったシリーズ第2弾は,GMの速水 奨さんがシリアスな物語を紡ぐ
2人が力を合わせる大技「連携スキル」といった新要素も登場しており,また,コミカルな側面を強調した前作に比べて今回はシリアス路線になっていて,「何か裏があるのでは」と,つい勘ぐってしまう速水 奨さんの語りも見事です。
なお,「こちら」にスクウェア・エニックスの開発スタッフに本作についてメールインタビューしたという記事を掲載していますので,合わせて読んでね。
「Voice of Cards できそこないの巫女」開発陣にメールインタビュー。売れ行き次第で今後の展開も?
スクウェア・エニックスは2022年2月17日,「Voice of Cards できそこないの巫女」を発売した。PC版も本日配信が始まっている。GMの語りで進行するシナリオや,ダイスやカードでの演出といったアナログ感にこだわった,「Voice of Cards」シリーズの第2弾について,開発陣にメールインタビューを行った。
■「ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ」プレイレポート。“他人の感情を読み取る力”に翻弄される主人公を待ち受ける運命とは
いじめや家庭崩壊,LGBTといった,とくに若い人達が感じる現代的な問題を超常現象とからめ,物語にまとめるDONTNOD Entertainmentの「ライフ イズ ストレンジ」シリーズ。今回は,相手の思考や感情を読み取る力を持った少女,アレックスを主人公に,先の読めない物語が展開することになります。
■「FFXIV」は“ひとり”でも“みんな”でも楽しめるRPGに。次の10年に向けた大規模な施策が明らかになった「第68回PLL」の内容をお届け
基本はMMORPGですが,ソロプレイの楽しみを拡充する「“ひとり”でも“みんな”でも遊べるRPGへ更なる進化」という方向性が打ち出されており,なかなかマルチの時間が取れない人でも,「それなら遊んでみよう」という気になれそうです。
おたよりトリプルコーク1800のコーナー
下の「今週のプレゼント」の応募フォームに「4Gamerへのコメント」という欄があるので,そこに4Gamerへのご意見ご要望,メダル獲得数などを自由気ままに書き込んでください。その中から面白いものを勝手に採用させてもらうという,次はミラノ・コルティナだという感じのシステムになっています。
なお,プレゼント募集期間外でも,同フォームからコメントのみの送信が可能です。コメントの内容とプレゼントの当落は無関係ですので,安心して書いてください。
■雪が降った翌朝、玄関前の雪上に肉球型の足跡が点々と残ってて和みました。(公務員 ぜる)
肉球型の足跡で良かったですね。これがビッグフットの足跡だったら,かなりすごいぜ。(UMA系の編集者)
■最近南岸低気圧が押し寄せていてガチで寒いです…バナナも凍る寒さ…でもココア美味しいです!(会社員 ピロティ)
でも南岸低気圧って,なんか暖かそうな感じですね,サウンド的に。TUBEとか歌ってそう。しかし,南岸低気圧が爆弾低気圧に変わることもあるので,実は危険なんだそうです。名前からして危なそうですね,爆弾低気圧って。(毎晩「気象通報」を聞いていた編集者)
■エピックゲームズのセールって、クーポンも配布されてしまうため、ついつい買いすぎてしまいます。なんて、太っ腹な販売サイトなんだぁ!(自営業 チャッピー)
Epic Gamesストアの「旧正月セール」は終了したようですが,ストアページを見ると「つながってディスカウントクーポン」の配布は続けてやっているみたい。太っ腹だなあ。
■藤井聡太棋士は本当に凄いですね。将棋界隈が沸いているのも分かります。(公務員 サナダさん)
まったくです。筆者なんぞ,相手が歩のみ,こっちが王様なしでも負ける自信があります。あやかりたい。
■ラーメンを食べた後に太田胃散を飲むとお腹を下さないという裏技を見つけました(会社員 ポット)
前半部の,ラーメンを食べるとお腹が下るという前提に軽い疑問を感じたりして。
■お菓子が食べたくなり、2/12の夜に1人チョコケーキを焼いてみました。なかなかの出来でしたが、ボッチで食べていたら涙が出てきました。これが感涙というヤツでしょうか。(会社員 朔望)
読んでいるほうもジーンとしてきました。これが感涙というヤツでしょうか。安心してください,例のイベントはすでに終了しています。
■グランツーリスモ7の発売により、小生の在宅人生は更なる高みを目指しますよ。(会社員 観察日記)
発売予定は3月4日ですから,もうすぐですね。「こちら」に掲載した記事によれば,ソニーAIが「グランツーリスモSPORT」向けの革命的なAIを開発して,人間のトップランカーを打ち負かしたそうです。ゲーセンだってCPUのほうが強いでしょうよ,と思いますが,そういう話ではないんですね,きっと。
ソニーAIが革新的なAI「グランツーリスモ・ソフィー」を発表。“グランツーリスモSPORT”で世界のトップランカーを破る
ソニーAIは本日,深層強化学習プラットフォームを利用した革新的なAI「グランツーリスモ・ソフィー」を発表した。ポリフォニー・デジタルおよびソニー・インタラクティブ エンタテインメントと共同で開発したもので,「グランツーリスモSPORT」で,世界最高のドライバーをしのぐ実力を発揮したという。
■もうすぐエルデンリング発売!待ち切れない!!(公務員 イマイ)
おお,こちらも2月25日の発売予定ですから,マジもうすぐです。「こちら」の記事でお伝えしたように,全国のソニーストア直営店舗では記念イベントが開催されているとのこと。近所でやっているなら,ぜひ出かけて盛り上がりましょう。
「ELDEN RING」の発売記念イベントがソニーストア直営店にて開催中。銀座で行われている展示企画の模様をレポート
フロム・ソフトウェアが2月25日に発売するアクションRPG「ELDEN RING」の発売記念イベントが,全国のソニーストア直営店舗にて2月27日まで開催中だ。本稿では,ソニーショールーム/ソニーストア銀座の限定展示企画の模様をレポートしよう。
今週のプレゼント
「マジック:ザ・ギャザリング」原 哲夫氏サイン入り色紙
……1名様(提供 ウィザーズ・オブ・ザ・コースト様)
説明が長くて恐縮なんですが,その原氏の直筆サイン入り色紙を1名様にプレゼントします。
原氏といえば,「北斗の拳」「花の慶次-雲のかなたに-」「蒼天の拳」などで知られるレジェンド級の漫画家で,聞いたところによると,原氏の直筆サイン入り色紙というのは世界にもわずかしかないんだそうで,なんなら筆者が欲しいくらいですが,どんどん応募してください。
原哲夫氏インタビュー。「マジック:ザ・ギャザリング」のコラボアートを手がけた漫画界の巨匠は,“厨二”の心を忘れずに“かっこいい人 ”への憧れを込めて絵を描く
「北斗の拳」「花の慶次-雲のかなたに-」などの漫画で知られる原哲夫氏が,「マジック:ザ・ギャザリング」の新セット『神河:輝ける世界』のコラボアートに参加する。原哲夫氏は今回,伝説のプレインズウォーカー「漆月魁渡(しづきかいと)」をアシスタントなしでを描き下ろした。今年で画業40年を迎えた漫画界の巨匠に,制作秘話や創作への姿勢などを聞いた。
VR空間でドラゴン・スピリットを召喚!「マジック:ザ・ギャザリング バーチャル・アート展」メディア向け体験会レポート
PCやVR機器で楽しめる「マジック:ザ・ギャザリング バーチャル・アート展」が,2022年2月18日に開催される。同日に発売される,新セット「『神河:輝ける世界』」を記念し,原哲夫氏や新川洋司氏,寺田克也氏などのカードアートも見ることができる本イベントのメディア向け体験会をレポート。
「トライブナイン」オリジナルデザインAmazonギフトカード
……5名様(提供 アカツキ様)
「TRIBE NINE」公式サイト
「トライブナイン」は,アカツキとトゥーキョーゲームスが共同で制作するテレビアニメで,20XX年のネオトーキョー国に存在する架空の東京23区を舞台に,社会に絶望した若者達が結成したグループ「トライブ」が,野球のような「エクストリームベースボール」で抗争を繰り広げていくという物語が描かれます。番組での説明にもあったように,ギフト券は登場チームの1つ「タイトウトライブ」をモチーフにしたオリジナルデザインで,簡単には手に入らないので,どんどん応募してください。スマホ向けになるというゲームのほうも楽しみですね。
「わしゃがなTV」公式Twitter
YouTubeチャンネル「わしゃがなTV」
YouTubeチャンネル「4GamerSP」
プレゼントに応募するには,下記のリンクから応募フォームへ進み,すべての項目に記入して送信ボタンをクリックしてください。 重複応募は当選を無効とさせていただく場合がございます。締め切りは,2月24日17:00です。
当選者は,2月27日(予定)に応募フォームで登録した名前(ハンドルネーム可)と都道府県名で発表する予定です。
プレゼント品は,応募時に入力された送付先に,1〜2週間以内にお送りします。なお,賞品によっては,発送に時間をいただく(約1か月)場合があります。
発送日の確定や本人確認,当選の結果などについてのお問い合わせには一切お答えできませんので,ご了承ください。
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■2月13日掲載分のプレゼント当選者
「オリオリワールド」グッズセット……1名様
京都府 koyamax さん
【次回予告】
冬のスポーツの祭典の閉会式に人気マスコットのドン・ドンドンに入って紛れ込もうと考えたくぬぎちゃん。暗いところで待ち構え,羽交い締めにして首を取ったところ,中身は機械仕掛け。「見たな!」と現れた組織のマッハ会長は,「これこそ,我らが開発したAI制御のマスコットロボだ。わはは。まあ,秘密にすることはなかったんだけどね」と腰くだけの発言をしたため,どのタイミングで全裸になっていいか分からず,狼狽するくぬぎちゃんだったが……。
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