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「ドラゴンネストR」のファンイベントが開催。2016年9月21日の大型アップデートの情報と,2017年初頭までの実装コンテンツが発表に
9月21日のアップデートでは「リバース・プロフェッサーKネスト」のハードコア追加,ギルドアジト実装,そのほかのシステム実装およびスキル調整,そして「覚醒」の第2弾が実装される。
リバース・プロフェッサーKネスト ハードコアの注目ポイントは,報酬となる新たなエピック装備の「豪銘のコアトル装備」だ。そのほか,日本での実装にあたって「キューブ袋」と「ラッキーメダル」も報酬に加わるとのこと。
ギルドアジトは,サーバーごとのギルドネストランキングの上位16位に入ったギルドに報酬として提供される。ギルドアジト内には専用の商店などがあり,ここでしか手に入らないアイテムが存在するという。
豪銘のコアトル装備が実装されたことを受け,「至高」「幽冥」「シンルフェス」各武器シリーズの攻撃力が上方修正される。また全キャラクターのスキル習得費用と,すべてのレア装備およびレベル80以下のエピック装備の修理費用が,従来の30%まで引き下げられる。
そのほか「トレジャーステージ」や「英雄の戦場ステージ」の報酬が追加・変更される。また「竜珠」が装着された技巧アクセサリーを間違って生産材料にすることがないよう,仕様が変更される。
今回のスキル調整は,PvPに関わる部分を中心に行われる。主にクールタイムやスーパーアーマーに変更が加えられるため,各キャラクターとも立ち回りに影響が出そうだ。
アップデートの目玉となる覚醒第2弾では,前回開催の「ファン感謝祭2016」で概要が発表されたとおり,「クレリック」と「アカデミック」の3次職全8クラスに,それぞれ以下のスライドおよび動画に示されるとおり,アクティブスキル2種類と覚醒強化スキル(パッシブ)4種類が実装される。また,覚醒クラスの既存スキルも調整が行われるとのことだ。
●クレリック覚醒
●アカデミック覚醒
10月には,クレリックの外伝キャラクター「アークヘレティック」が実装される予定だ。会場ではアークヘレティックの動画が公開された。
続いて,今後実装予定のコンテンツが3つ紹介された。そのうち11月実装予定の「グラノームネスト」は,かつてチャイルドにより滅ぼされた王国「アルカディア」が舞台となる。この地では,アルカディア人の残した知識をもとに,チャイルド「グラノーム」が作り出した生命体達が,プレイヤー達を待ち受けることとなる。
グラノームネストの第1関門で待ち受けるボス「ブッチャ キークム」は,グラノームが作り出した実験体で,殺戮鬼と化している。
第2関門に登場するボス「アグナル」は,失敗して捨てられた実験体の怨恨が実体化したものだ。
第3関門のボス「グラシナム」は,もともとはアルカディアに侵入しようとする者を敵と見なし攻撃する,アルカディア人の遺産だ。現在は,グラノームによってコードが書き換えられ,研究施設などの警備ロボットとなっている。
そして最終ボス「グラノーム」は,アルカディア人の知識で,宝玉を吸収せずに能力を引き出せるようになったが,その副作用としてモンスターのような外見になってしまったという。
2016年内実装予定の覚醒第3弾は,「カーリー」が対象となる。
全4クラスのうち「ダークサマナー」はバブルの獲得と維持が困難だった点や,スキルの詠唱時間の長さやスキルの連携,生存性が低かった部分などが改善されるとのこと。また「ファントムクロー」や「リジェントエリア」といったスキルの見直しもなされる。
「ソウルイーター」は,局面に合わせてデバフスキルを直感的に使い分けられるようになるほか,新バブルとして「ソウル」が追加される。ソウルを消費して,自身の体力を回復したり,全方位攻撃を繰り出したりできるとのことだ。
「ブレイドダンサー」は,「セカンドターン」を有効に活用できるようになる。具体的には,「グレイズダンス」または「スウィートサークル」のいずれか一方を選択して強化できるという。また,いくつかのスキルは攻撃力と持続時間が増加し,かつ新スキルによって機動力が高まるとのことだ。
「スピリットダンサー」は,強力な死霊の追加と,セカンドターンの活用度の拡大によって生存率を高めている。またスキル詠唱中にジャンプすると「アボリッシャー」が発動し,回避が可能になるとのこと。さらにセカンドターン消費により「ワイドスティンガー」および「エクステティックダンス」のクールタイムが短縮される。
2017年実装予定の「ナイトメアマギカ」は,「ソーサレス」の外伝キャラクターとなる。このキャラクターは,禁忌魔法を使って悪夢の中の存在と契約を結んでおり,念動力で魔法の鎌「ナイトメアファルクス」を操る。
具体的には遠距離攻撃でリソースを獲得しつつ,それを消費して変身すると同時に,敵の懐に飛び込んで近接攻撃を加える,といった連携を得意とする。従来の外伝キャラクターのように変身状態を維持するタイプではなく,チャンスをうかがって変身し,瞬間的に強力なダメージを与えるキャラクターとなっているそうだ。
会場では,「ドラゴンネストR」デベロッパ・EYEDENTITY GAMESのスタッフが,来場者の質問に答えるコーナーも設けられた。以下にその内容をお伝えしよう。
Q:最近,スキル紋章の効果が意味をなくしつつある
A:コンテンツが古いものであり,内部的に問題が発生している。現状はゲーム全体の安定性を重視した結果で,今後改善する予定がある
Q:またスキル調整でスーパーアーマーに変更を加える意図は?
A:今後,モンスターがプレイヤー側のバフを無効化する攻撃を撤廃していくことを踏まえた施策だ
Q:先日実装された「クローニングアバター」について
A:今後,翼,尻尾,武器を加える予定がある。具体的な時期は調整中
Q:「アサシン」の覚醒は?
A:2017年の早い時期に実装予定。すでにコンセプトは確定しており,企画が進んでいる
Q:「ランブルモード」について
A:9月21日のアップデートで開催タイミングを調整する。開催時間を絞り込み,今までよりマッチングしやすくなる見込みだ。また内容や報酬などの改善や,類似したPvPモードの追加といった案も検討しているが,いずれにしても実装までに時間が必要になる
Q:アップデートでデバフ重複が削除されたことで,一部ハードコアコンテンツの難度が上がった件に関して
A:現状がEYEDENTITY GAMESの想定していた状態に近い。今後のコンテンツは,このケースを基準として難度調整が行われる
Q:ゲームパッドで,キーボードのスペースバーの機能を再現できないか
A:スキルの総数が増えたために,特殊なプログラムが必要なので対応が難しい。あらためて確認してみるが,対応できるとの確約はできない
Q:覚醒スキルを発動しても効果がないことがある件に関して
A:EYEDENTITY GAMESでも確認しており,可能なかぎり速やかに対応する
Q:シルバーハンターのスキル「フラミンゴ」と「エアレイド」の不具合について
A:修正は現在進行中だが,技術的に難しい部分があり時間が掛かっている
Q:ステータス係数が変更された結果,「力」および「知恵」を主とするキャラクターは有利になったが,「敏捷」メインのキャラクターのメリットが薄れたことへの対応は?
A:スキルの調整や今後のレベルキャップ開放に伴うパラメータ変更などで改善していく
イベントの後半には,お笑い芸人のノッチさんがゲストとして登壇。ノッチさんは今後に向け,自身も新しいスタイルの芸人として“覚醒”したいとし,その候補として「怪談芸人」と「ノーリアクション芸人」,そして「ドラゴンネストR」のNPC「アイリーン」に扮した「アイリーン芸人」の3つを披露。来場者の拍手およびニコニコ生放送視聴者の投票により,今後はアイリーン芸人として活動していくことが決定(?)した。
イベントのエンディングでは,ノッチさんが「皆さんの仲間に入れていただけたような気持ちになりました。もしどこかで僕を見かけたら,応援してくださると嬉しいです」とコメント。そして山本氏が,今後もこうした形で「ドラゴンネストR」のプレイヤーと触れ合う場を定期的に設けたいと展望を語り,イベントを締めくくった。
「ドラゴンネストR」公式サイト
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