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左右対称形状のROCCAT製マウス「Kova」が11月21日に国内発売。従来製品と同じ名前ながら,デザインと光学センサーを一新
販売代理店想定売価は7980円(税別)とされているので,単純計算した税込価格は8618円となる。
持ち手の外側になるボタンは使いにくいかもしれないが,ROCCAT製の統合ソフトウェア「Swarm」を使えばボタンへの機能割り当てを変更できるので,不要なボタンは無効にしてしまってもいいだろう。
搭載センサーのPro-Optic(R6)は,最大加速度が20G,最大トラッキング解像度が7000DPI(※Overdriveモード使用時,通常時は最大3500DPI)という点以外,細かいスペックが公開されていない。従来モデルにして旧Kovaの上位モデルだった「Kova[+]」はトラッキング解像度3200DPIの「Pro-Optic(R2)」を搭載していたので,少なくともスペックが向上しているのは確かなようだ。
光学センサー式のマウスとしては,やや高めの価格がネックであるものの,ボタン数の多い左右対称形状マウスを求める人や,デザインに魅力を感じる人には歓迎されそうな製品の登場といえそうだ。
●Kovaの主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手間×1,左サイド×3,右サイド×3
- トラッキング速度:未公開
- 最大加速度:20G
- フレームレート:未公開
- 画像処理能力:未公開
- トラッキング解像度:最大7000DPI
- レポートレート(ポーリングレート):最大1000Hz
- データ転送フォーマット:12bit
- リフトオフディスタンス:未公開
- 本体サイズ:67(W)×130(D)×40(H)mm
- 重量:100g(※ケーブルの重量含まず)
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows 10・8・7
Kova 製品情報ページ(英語)
最新鋭の両利き兼用マウスがホワイトとブラックの2色で登場
2015年11月6日、ハンブルク-ROCCATは、ファンに絶大な人気を誇ったKova[+]に続く最新鋭の後継機種Kovaを発表しました。2010年に発表された前代のKova[+]は、その美しい流線形の外観が熱烈的なカルト人気を起こし、ゲームシーンを席巻しましたが、新型のKovaは旧モデルの設計を青写真として継承しており、何より性能を重視するゲーマーにとって、理想形を再構築したマウスに仕上がりました。
新型のKovaは、左右両利きのユーザーに適した、さながらスポーツカーのような流線形の美しいデザインを特長としています。パワーとスピードを追求し、性能の向上に重点を置いた結果、新型のKOVAは主要な機能性を倍増させた高級ドイツ車のような仕上がりを遂げました。
生まれ変わったKova−機能性の倍増
このマウスには、オーバードライブ・モードを備えた3500ネイティブdpiの最新世代Pro-Optic R6センサーが搭載されています。オーバードライブによって安定したdpi倍増を実現し、事実上7000dpiが得られます。この技術は、エンジンルームにある強力ターボコアV2 32ビットARMベースMCUによって可能となります。
Kovaのマウス1と2ボタンの両側には2つのSmart Castボタンが搭載されています。ゲーム内イベントに瞬時に反応できるようデザインされた、直観的で使いやすいボタン配置となっています。Smart Castボタンは、指先の届く範囲に配置されており、展開の速いゲームに新たなレベルのマウスコントロールを実現します。急速なコンボの実行や、武器や銃弾などのスムーズなスウィッチングが可能となります。
Kovaは、鮮明なRGBライティングシステムによって以前より2倍の光力を持ちます。1,680万色のイルミネーションにより、スクロール・ホイールとマウスの縁のライトを個別に設定することもできます。
ROCCATが誇るEasy-Shift[+]技術により、Kovaの総ボタン機能数は22個まで設定が可能です。最新のKovaはブラックとホワイトの2色を用意。ROCCATの新しいSwarmドライバーシステムに対応しています。
ROCCATの創設者であり最高経営責任者(CEO)René Korte氏のコメント:「Kova[+]は、その優れた機能性と、美しい流線型の外観でゲーマーの皆さんに愛されてきました。現在のゲームにふさわしいマウスについて再考するにあたって、その点は維持したいと考えていました。新型Kovaは、最新の機能を受け継いだ、その名に恥じない立派な後継機種です。まるでボンネットの下に驚異的な力を秘めた、ハイオクのスポーツカーのような構造を特徴としています。熱烈なゲーマーの皆さんのみならず、オリジナルモデルのファンの皆さんにも大いに楽しんでいただける自信があります」
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ROCCAT
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(C)2013 ROCCAT STUDIOS