「独自に最適化済み」の光学センサーを搭載するROCCAT製マウス「Kone EMP」が2月23日に国内発売

　2017年2月7日，エンジェルシステムドットネットは，ROCCATの新型ゲーマー向けマウス「Kone EMP」（コーン イーエムピー）を2月23日に国内発売すると発表した。PixArt Imaging製の光学センサー「PMW3310」を，ROCCATが同社製品向けに最適化したという「Owl-Eye」を採用するのが，新モデルの特徴だ。
　販売代理店想定売価は9980円（税別）なので，単純計算した税込価格は1万778円となる。

Kone EMP

　Kone EMPは，既存の製品であるKone XTDシリーズの後継機に位置付けられており，写真やスペックを見る限り，ボディ形状や側面を彩るカラーLEDイルミネーション機能といった外観は，Kone XTDから変わっていないようだ。左右メイン，センタークリック＆左右チルトボタン機能付きスクロールホイールに加え，スクロールホイール手前×，左サイド×2というボタン構成も，Kone XTDそのままである。
　ただ，Kone XTDが備えていた，錘（おもり）による重量調整機能は省略され，重量も「Kone XTD Optical」の約123gに対して，Kone EMPは約116gと若干軽くなった。

右手用のボディ形状やボタン配置は，Kone XTDシリーズと変わっていない

側面のカラーLEDイルミネーションは，約1677万色から発光色を選択できる

　アピールポイントであるOwl-Eyeセンサーは，最大トラッキング速度が250 IPS，最大加速度50Gというスペックを備えており，ROCCATの設定ソフト「Swarm」を使うことで，トラッキング解像度は100〜12000DPIまで，100刻みで調整できるという。それとは別にROCCATが，「400〜3000 DPIの範囲で最高の精度を実現できる」としているのは興味深い。
　なお，専用ソフトではリフトオフディスタンスの調整も可能だ。

　ワイヤードタイプで1万円超級の価格設定は人を選びそうだが，高スペックな光学センサー搭載マウスを求める人であれば，選択肢の1つとなるのではないだろうか。

●Kone EMPの主なスペック

• 基本仕様：光学センサー搭載ワイヤードタイプ
• ボタン：左右メイン，チルトおよびセンタークリック機能付きスクロールホイール，ホイール手前×2，左サイド×2
• 最大トラッキング速度：250 IPS
• 最大加速度：50G
• 画像処理能力：未公開
• フレームレート：未公開
• トラッキング解像度：最大12000DPI
• ポーリングレート（USBレポートレート）：1000Hz
• データ転送フォーマット：未公開
• リフトオフディスタンス：未公開（調整可能）
• 公称本体サイズ：75（W）×135（D）×42（H）mm
• 公称重量：116g（※ケーブルの有無は未公開）
• マウスソール：ラバー
• ケーブル長：1.8m
• 対応OS：Windows 10・8.x・7
• 保証期間：未公開
• 想定売価：9980円（税別）

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Kone EMP 製品情報ページ

　独PCゲーミング周辺機器メーカーROCCAT社は、2017 年2月23 日（木）より、ゲーミングマウス「Kone EMP - Max Performance Gaming Mouse」の日本販売を順次開始致します。

　Kone EMPは長い間高い評価を受けてきたKoneシリーズの確かな技術を背景に、最新の光学センサーを搭載したモデルとなります。Koneシリーズとして磨かれてきた基本デザインをベースに、ゲーミングマウスに求められる仕様と要件を高い次元で形にしました。厳選された信頼出来る素材と部品を、厳格な製造環境下で一つ一つ丁寧にアッセンブルしております。激しい使用環境にも耐えられる堅牢性と、拡張ボタン割当て機能、最先端のOwl-Eye光学センサー、1680万色から選べるイルミネーション機能、116gという軽量設計、平均サイズ以上の手のひらに最適感したエルゴノミックデザインなど、競合モデルを圧倒する実力を備えた本物志向のゲーミングマウスとして自信を持ってお勧め致します。

　「Kone EMP」は、2月23日（木）より順次発売開始を予定しており、希望小売価格は、9,980円（税別）となります。

ROCCAT URL：http://www.roccat.org/ja-JP/Home/Overview/
Kone EMP URL：http://www.roccat.org/ja-JP/Products/Gaming-Mice/Kone-EMP/