オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
MSI,Coffee Lake-H採用の新型ゲーマー向けノートPCを発表。1.88kgで144Hz対応液晶パネルとGTX 1070搭載の薄型軽量ノートPCに注目だ
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2018/04/12 16:05

ニュース

MSI,Coffee Lake-H採用の新型ゲーマー向けノートPCを発表。1.88kgで144Hz対応液晶パネルとGTX 1070搭載の薄型軽量ノートPCに注目だ

会場となった京都コンピュータ学院 京都駅前校
 既報のとおり,2018年4月12日,MSIの日本法人であるエムエスアイコンピュータージャパンは,京都市内にある専門学校「京都コンピュータ学院 京都駅前校」で新製品発表会を開催し,開発コードネーム「Coffee Lake-H」と呼ばれるノートPC向け第8世代Coreプロセッサを搭載する新型ゲーマー向けノートPCの8シリーズ計18機種を一斉に発表した。
 薄型軽量のハイエンド市場向けノートPCから,比較的安価なミドルクラス市場向けまで,非常に多くの製品が用意されている。発表となったラインナップと税込のメーカー想定売価,および発売予定時期は以下のとおり。

  • GS65 Stealth Thin28万円前後から,4月20日発売
  • GT75 Titan44万円前後から,4月20日発売(一部モデルは4月下旬〜5月中旬発売予定)
  • GS73 Stealth31万円前後,4月20日発売
  • GS63 Stealth27万円前後,4月20日発売
  • GE73 Raider RGB30万円前後から,4月20日発売
  • GE63 Raider RGB26万円前後から,4月20日発売
  • GP63 Leopard23万円前後から,4月20日発売(一部モデルは4月下旬〜5月中旬発売予定)
  • GF7222万円前後,4月20日発売

 本稿では,各製品を簡単に紹介するとともに,イベントの概要をレポートしよう。

※2018年4月13日18時半頃:詳報版にアップデートしました


GS65 Stealth Thin:アンダー2kgでGTX 1070&144Hz対応液晶パネルを搭載


 今回の新製品で目玉となっているのが,新シリーズの「GS65 Stealth Thin」だ。

GS65 Stealth Thin
G Series

液晶パネル上側と左右のベゼル幅を切り詰めて,14インチ級のボディサイズに15.6インチサイズの液晶パネルを搭載している
G Series
 GS65 Stealth Thinは,厚さ約17.9mm,公称本体重量は1.88kgというゲーマー向けノートPCとしては薄型軽量のボディに,最大垂直リフレッシュレート144Hz対応で15.6インチサイズ,解像度1920×1080ドットの液晶パネルを搭載。加えて,CPUに6コア12スレッド対応の「Core i7-8750H」を,GPUには「Max-Q Design」(以下,Max-Q)対応版のノートPC向け「GeForce GTX 1070」か通常のノートPC用「GeForce GTX 1060 6GB」を採用するという,薄型軽量かつ高性能を重視した製品である。
 ラインナップは,GeForce GTX 1070搭載の型番「GS65 8RF-xxxJP」が3製品,GeForce GTX 1070搭載の型番「GS65 8RE-xxxJP」が2製品の計5製品だ。

GS65 Stealth Thinの天板は,サンドブラスト加工を施したフラットな板状で,中央にG Seriesのシンボルマークが金色で描かれていた
G Series
 GS65 Stealth Thinは,デザイン面でも従来のMSI製ゲーマー向けノートPCとは異なる方向性を追求しており,比較的シンプルな形状の黒いボディに,金色のロゴマークや放熱機構がアクセントとしたものになっていた。イベント会場でも,GS65 Stealth Thinの外観は来場者から好評を博していた様子で,派手さ重視のゲーマー向けPCを敬遠していたような人には,とくに評価されるのではないだろうか。

左右側面の後ろ寄りには開口部があり,内部の放熱機構が見えるのだが,ここにも金色のパーツを使っている。加えて,天板の縁やヒンジにも金色のラインや円が描かれていて,なかなか見栄えがいい
G Series G Series

 薄型軽量ノートPCでありながら,外部ディスプレイ出力が豊富な点もポイントだ。本体右側面にはMini DisplayPort出力とフルサイズのHDMI出力に加えて,DisplayPort出力にもなるThunderbolt 3ポートがあるので,3台までの外部ディスプレイを接続可能である。

右側面には3系統のビデオ出力インタフェースを装備(左)。内蔵ディスプレイと合わせて,1台で4画面出力が可能だ。右写真は背面で,左右に大きな排気孔がある(右)。なお,吸気は基本的に底面から行うようだ
G Series G Series

 15.6インチ級の液晶パネルを備えるノートPCだと,メインキーの左側に10キーを備える製品が珍しくなく,ゲーム用途においては邪魔に感じる人も少なくない。一方,GS65 Stealth Thinは,14インチ級のボディに15.6インチサイズの液晶パネルを備えるということもあってか,10キーは備えていないのがポイントだ。
 もっとも,[Enter]キーの右側に[HOME]キーや[Page Up]キーが配置されているので,[Enter]キーの打鍵時に誤入力しないように注意する必要はある。一部のキーが他のキーに隣接した配列となっているなど,諸手を挙げて歓迎とは言えない面もあるのは,少々残念だ。

キーボードはSteelSeries製で,各キーごとに発光色を設定できる「Per-Key RGB」仕様が特徴とのこと(左)。右写真は,左に既存のGSシリーズ用ACアダプター,右にGS65 Stealth Thin付属のACアダプターを並べたところ。従来よりも小型軽量だそうで,重量は450g程度であるそうだ
G Series G Series

 製品ラインナップは,Max-Q対応GeForce GTX 1070搭載モデルが3製品,GeForce GTX 1060 6GB搭載モデルが2製品。GeForce GTX 1070搭載モデルは税込で32万円前後から,GeForce GTX 1060搭載モデルでも28万円前後からという相応に高価な製品ではある。しかし,多少高くても高性能かつ薄型軽量で,人目を惹くデザインのノートPCを求める人には魅力的な選択肢となりそうだ。

●GS65 Stealth Thinの主なスペック
GeForce GTX 1070搭載モデル
型番 GT65 8RF-001JP GT65 8RF-002JP GT65 8RF-007JP
CPU Core i7-8750H
(6C12T,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB)
チップセット Intel HM370
メインメモリ PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
グラフィックス Max-Q対応版GeForce GTX 1070
ストレージ SSD(PCIe M.2接続,容量512GB) SSD(SATA M.2接続,容量512GB) SSD(PCIe M.2接続,容量256GB×2)
パネル 15.6インチ IPS相当,解像度1920×1080ドット,144Hz表示対応
OS 64bit版Windows 10 Home
メーカー想定売価(税込) 32万円前後 32万円前後 35万円前後

GeForce GTX 1060搭載モデル
型番 GT65 8RE-006JP GT65 8RE-005JP
CPU Core i7-8750H
(6C12T,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB)
チップセット Intel HM370
メインメモリ PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
グラフィックス GeForce GTX 1060 6GB
ストレージ SSD(PCIe M.2接続,容量512GB) SSD(PCIe M.2接続,容量256GB×2)
パネル 15.6インチ IPS相当,解像度1920×1080ドット,144Hz表示対応
OS 64bit版Windows 10 Home
メーカー想定売価(税込) 28万円前後 30万円前後


GT75 Titan:最上位モデルはCore i9-8950HKを搭載


 もう1つの目玉製品と言えるのが,MSIがウルトラハイエンドモデルに位置付ける「GT75 Titan」だ。
 6コア12スレッド対応のアンロック版CPU「Core i9-8950HK」や,ノートPC向け「GeForce GTX 1080」(※Max-Q対応ではない)を採用するスペックの高さと,SteelSeries製の薄型メカニカルキーボードの搭載などが特徴である。
 ラインナップは,Core i9-8950HK搭載モデルが1製品,Core i7-8750H搭載モデルが2製品の計3製品だ。

GT75 Titan。Core i9-8950HK搭載モデルは,17.3インチサイズで解像度1920×1080ドット,最大垂直リフレッシュレート120Hz表示に対応する液晶パネルを搭載する。Core i7-8750H搭載モデルは,同サイズで4K解像度の液晶パネルを採用するが,最大垂直リフレッシュレートは60Hzまでだ
G Series

GT75 Titanの背面左右には,大型の開口部が開いている
G Series
 アンロック版CPUや高性能なGPUを冷却するために,GT75 Titanには,MSI独自の冷却機構「Cooler Boost Titan」をアップデートしたものを採用しているそうだ。2016年8月に登場した「GT73VR Titan SLI」では,CPUと2基のGPUを冷却するために12本ものヒートパイプを使用していたそうだが,内蔵GPUが1基のGT75 Titanでは,ヒートパイプが9本で済んでいるとのこと。それでもノートPC用冷却する機構としては,リッチな機構ではないだろうか。

消費電力が大きいため,出力230WのACアダプターが2個付属しており(左),中間アダプターを介して本体に接続している(右)
G Series G Series

GT75 Titanのキーボード。[Space]キーが手前側に大きく張り出しているののは入力しやすそうだが,[無変換]キーと[変換]キーまで大きくなっているのは残念だ。[Enter]キーや右[Shift]キー周りの配列も,ちょっと気になる
G Series
 メカニカルキースイッチ採用のキーボードは,軽くクリック感のある打ち心地だ。クリック音は,いかにもメカニカルキースイッチ風であるが,キーストロークが3mmと短めなこともあって,メカニカルキースイッチ採用の単体キーボードほどしっかりした打鍵感はない。アクチュエーションポイントの深さが1.5mmと短めなので,素早い入力を好む人には歓迎されるのでないだろうか。

 Core i7-8750H搭載モデルでも44万円前後から,Core i9-8950HK搭載モデルは49万円前後と,かなり高価な製品なので,相応に人を選ぶのはやむを得ないところだろう。

●GT75 Titanの主なスペック
型番 GT75 8RG-009JP GT75 8RG-008JP GT75 8RG-018JP
CPU Core i9-8950HK
(6C12T,定格2.9GHz,最大4.8GHz,共有L3キャッシュ容量12MB)
Core i7-8750H
(6C12T,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB)
チップセット Intel CM246
メインメモリ PC4-21000 DDR4 SDRAM 8GB×2
グラフィックス GeForce GTX 1080
ストレージ SSD(PCIe M.2接続,容量512GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
SSD(PCIe M.2接続,容量256GB×2,RAID 0)
HDD(SATA接続,容量1TB)
SSD(PCIe M.2接続,容量256GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
パネル 17.3インチ,解像度1920×1080ドット,120Hz表示対応 17.3インチ IPS相当,解像度3840×2160ドット
OS 64bit版Windows 10 Home
メーカー想定売価(税込) 49万円前後 49万円前後 44万円前後


GE73 Raider RGB,GE63 Raider RGB


 ウルトラハイエンドのGTシリーズよりは下位だが,高めのスペックを備えたゲーマー向けノートPCに位置付けられているのが,GEシリーズという製品だ。その最新モデルとなるのが,「GE73 Raider RGB」と「GE63 Raider RGB」である。

17.3インチモデルのGE73 Raider RGB
G Series

GE63 Raider RGBは,15.6インチ液晶パネルを採用する
G Series

天板に埋め込まれたカラーLEDのラインが非常に目立つ。LEDのラインは12のゾーンに分かれていて,それぞれを異なる色で光らせたり,色が流れるように変わるように表現したりできる
G Series
 製品名に「RGB」とあることから想像がつくとおり,カラーLEDイルミネーションを多用しているのが特徴で,天板部分にカラーLEDを埋め込んだラインを2本備えているほか,SteelSeries製のキーボードにも,各キーごとに発光色を設定可能なカラーLEDを備えているのが特徴だ。

GE73 Raider RGBとGE63 Raider RGBは,USB 3.0 Type-Aポートにも単色LEDを仕込んでおり,ポートに何も差さっていない状態では,写真のように赤く光っていた
G Series G Series

 GE73 Raider RGBは,GPUにGeForce GTX 1070を,GE63 Raider RGBは,GPUにGeForce GTX 1060 6GBを採用。液晶パネルは,GE73 Raider RGBが17.3インチサイズで1920×1080ドット,GE63 Raider RGBは15.6インチサイズで1920×1080ドットとなっており,どちらも最大垂直リフレッシュレート120Hz表示に対応するのがポイントである。
 なお,搭載CPUは両製品ともCore i7-8750Hだ。

●GE73 Raider RGBの主なスペック
型番 GE73 8RF-003JP GE73 8RF-002JP GE73 8RF-001JP
CPU Core i7-8750H
(6C12T,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB)
チップセット Intel HM370
メインメモリ PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
グラフィックス GeForce GTX 1070
ストレージ SSD(PCIe M.2接続,容量256GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
SSD(SATA M.2接続,容量512GB) SSD(SATA M.2接続,容量256GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
パネル 17.3インチ IPS相当,解像度1920×1080ドット,120Hz表示対応
OS 64bit版Windows 10 Home
メーカー想定売価(税込) 30万円前後 30万円前後 32万5000円前後

●GE63 Raider RGBの主なスペック
型番 GE63 8RE-001JP GE63 8RE-002JP
CPU Core i7-8750H
(6C12T,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB)
チップセット Intel HM370
メインメモリ PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
グラフィックス GeForce GTX 1060 6GB
ストレージ SSD(PCIe M.2接続,容量256GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
SSD(SATA M.2接続,容量256GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
パネル 15.6インチ IPS相当,解像度1920×1080ドット,120Hz表示対応
OS 64bit版Windows 10 Home
メーカー想定売価(税込) 26万円前後 26万円前後


GP63 Leopard


 MSIがメインストリーム(≒ミドルクラス)市場向けに位置付けるGPシリーズからは,「GP63 Leopard」が登場した。
 ミドルクラス向けとはいえ,GPUにGeForce GTX 1060 6GB,CPUにはCore i7-8750Hを採用しており,最大垂直リフレッシュレート120Hz表示対応の15.6インチサイズ,解像度1920×1080ドットの液晶パネルを搭載するなど,上位に位置するGE63 Raider RGBとスペック面はほぼ同等だ。
 GE63 Raider RGBと異なる点は,背面パネルのカラーLEDイルミネーションが省略されたことと,キーボードのカラーLEDも各キーごとではなく,いくつかのゾーンに分けての色制御になっていることくらいである。

GP63 Leopard
G Series

 GE63 Raider RGBと比べると,メーカー想定売価は3万円ほど安いので,LEDイルミネーションを重視しない人なら,GP63 Leopardを選択するというのもありだろう。

●GP63 Leopardの主なスペック
型番 GP63 8RE-828JP GP63 8RE-1225JP
CPU Core i7-8750H
(6C12T,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB)
チップセット Intel HM370
メインメモリ PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
グラフィックス GeForce GTX 1060 6GB
ストレージ SSD(PCIe M.2接続,容量256GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
SSD(SATA M.2接続,容量256GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
パネル 15.6インチ IPS相当,解像度1920×1080ドット,120Hz表示対応
OS 64bit版Windows 10 Home
メーカー想定売価(税込) 23万円前後 24万5000円前後


GS73 Stealth,GS63 Stealth

GF72


 イベント会場で実機が披露されたのは以上の5シリーズであったが,MSIはこれら以外にも3シリーズを発表していたので,簡単に紹介しよう。

 薄型軽量のゲーマー向けノートPCであるGSシリーズからは,「GS73 StealthGS63 Stealth」の2製品も登場した。
 スペック的には,GE73 Raider RGBおよびGE63 Raider RGBと似通っており,GS73 StealthはMax-Q対応版GeForce GTX 1070と17.3インチ液晶パネルを,GS63 StealthはGeForce GTX 1060 6GBと15.6インチ液晶パネルを採用するのが特徴だ。
 搭載CPUは,いずれもCore i7-8750Hで,液晶パネルが最大垂直リフレッシュレート120Hz表示に対応するといった要素は,GEシリーズ新製品と変わらない。

GS73 Stealth(左)とGS63 Stealth(右)。外観は既存のGSシリーズと変わっておらず,キーボードがカラーLEDイルミネーション機能を備える点も同様だ
G Series G Series

●GS73 Stealth,GS63 Stealthの主なスペック
型番 GS73 8RF-206JP GS63 8RE-101JP
CPU Core i7-8750H
(6C12T,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB)
チップセット Intel HM370
メインメモリ PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
グラフィックス Max-Q対応版GeForce GTX 1070 GeForce GTX 1060 6GB
ストレージ SSD(PCIe M.2接続,容量256GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
パネル 17.3インチ,解像度1920×1080ドット,120Hz表示対応 15.6インチ,解像度1920×1080ドット,120Hz表示対応
OS 64bit版Windows 10 Home
メーカー想定売価(税込) 31万円前後 27万円前後

 最後に紹介するGF72は,これまで日本市場では扱いがなかったメインストリーム市場向けの下位モデルといった位置づけのゲーマー向けノートPCである。
 下位モデルとはいえ,GPUにGeForce GTX 1060 6GB,CPUにはCore i7-8750Hを採用し,最大垂直リフレッシュレート120Hz表示対応の17.3インチ液晶パネルを搭載するなど,スペック面ではGP63 Leopardとそれほど違いはない。
 それでいて,メーカー想定売価が22万円前後と,価格対スペック比が高いのは見どころと言えよう。

●GF72の主なスペック
型番 GF72 8RE-099JP
CPU Core i7-8750H
(6C12T,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB)
チップセット Intel HM370
メインメモリ PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
グラフィックス GeForce GTX 1060 6GB
ストレージ SSD(SATA M.2接続,容量128GB)
HDD(SATA接続,容量1TB)
パネル 17.3インチ,解像度1920×1080ドット,120Hz表示対応
OS 64bit版Windows 10 Home
メーカー想定売価(税込) 22万円前後


多数のゲストが登壇したイベント

プロゲームチームSunSisterのスポンサードも発表


発表イベントパートの司会進行を担当した情報処理科IT声優コース2回生の水本 綾さん(左)と熊谷拓哉さん(右)
 冒頭でも触れたとおり,今回の発表イベントは,コンピュータ関連専門学校という,かなり異色のロケーションで行われた。
 京都コンピュータ学院は,その起源となる私塾の開設から数えて,今年で55年という情報処理専門学校の老舗だ。近年は情報処理やビジネス分野だけでなく,ゲーム開発を学ぶ学科や漫画,アニメ系の技能を学ぶ学科も展開しており,ゲーム分野での縁が切っ掛けとなって,2年前からMSIとさまざまな面で協力しているのだという。
 今回のイベントも,多くの在校生が見学しただけでなく,会場の設営や司会進行も在校生が担当するといった,珍しい形で行われた。

 イベントは,各製品の概要をエムエスアイコンピュータジャパンの新井雅俊氏が説明した。各製品の特徴は先述したとおりだが,新井氏によると,MSI製の設定ソフト「Dragon Center 2.0」や,サウンドプロセッサスイート「Nahimic Audio Software」(以下, Nahimic)のアップデートも,各製品に共通する特徴であるという。

Dragon Center 2.0のGaming Modeは,ゲーム別にメモリ最適化やNahimicの設定変更,LEDの発光パターン変更といった操作をまとめて行うものだ
G Series
 まずDragon Center 2.0は,ゲームに特化した「Gaming Mode」の追加が重要なポイントとなっている。Gaming Modeは,画面に登録してあるアイコンからゲームを起動すると,ゲーム中に不必要なソフトウェアが占有しているメインメモリを開放したり,Nahimicや液晶ディスプレイの設定を変えたりといった最適化操作を,自動で行うものだという。ゲーム別に設定した発光パターンにカラーLEDイルミネーションを自動変更することもできるそうだ。
 ただ,現状では「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG)や「Overwatch」など,8タイトル程度に対応しているだけで,ユーザーが対応ゲームを追加したりすることはできないとのこと。ぜひユーザーによるゲームの追加ができるうように,改良を期待したいところだ。

 Dragon Center 2.0ではほかにも,ユーザーインタフェースを改良して,CPUやGPUなどの処理負荷を円グラフで並べて表すようになったという。また,オーバークロックなどでDragon Center 2.0から環境設定を変更した場合,設定の組み合わせを保存しておけるようになったそうで,過去に作った設定を割り当てることが簡単にできるようだ。

円グラフでシステムの負荷状況を示すようになった(左)。また,ゲーム中にボイスチャットソフトを使用するときは,ゲームサウンドとボイスチャットの音量バランスを自動で調整する「VoiceBoost」という機能も追加されている(右)
G Series G Series

Nahimic 3はユーザーインタフェースが大きく変わった
G Series
 Nahimicのほうは,「Nahimic 3」にバージョンアップして,ユーザーインタフェースが分かりやすくなったのがポイントであると新井氏は述べる。また,ノートPCのアナログサウンド出力だけでなく,USBヘッドセットやHDMI接続のサウンドバー,Bluetoothヘッドセットといった外部のサウンドデバイスとの互換性を有しており,各デバイスに合わせた設定を行えるようにもなったという。

 専門学校で行うイベントということもあって,登壇したゲストも,通常のPC関連イベントとは一風変わった顔ぶれとなったのが面白いところだ。
 たとえば,ソフトウェア開発企業であるアルファコードの代表取締役社長である水野拓宏氏は,自社で手がけたVR関連ソフトウェアにおける知見を説明したうえ,学生達にさまざまな物事への挑戦を呼びかけた。

アルファコードの水野拓宏氏(左)は,「暗殺教室VR ジャンプフェスタの時間」(右)の開発に当たって,参加者の姿をアバターとしてVR空間内に表示したり,ゲーム内オブジェクトに合わせて現実の学習机を配置したりといった工夫を凝らした経験を説明した
G Series

映像制作業界におけるビジュアルエフェクトの専門家であるCyryl Koshyk氏
 また,京都情報大学院大学の准教授であるCyryl Koshyk(キリル・コシック)氏は,ハリウッドの映像制作現場で使われているBlackmagic Design製の映像合成ツール「Fusion 9」を用いて,実写と別の画像を合成する様子や,二次元の写真を加工して三次元のオブジェクトとして動かす様子を披露するといった具合だ。

Koshyk氏は,某実写アクション映画を素材に使い,クロマキー合成で静止画やMSIのロゴマークを合成した映像を簡単に作成してみせるという興味深いデモを披露した。MSIのゲーマー向けノートPCは高性能なので,大量の重いデータを扱う映像合成も簡単にこなせるそうだ
G Series G Series

新CPUを搭載する新製品のイベントということで,Intelにてコンスーマー・クライアント・マーケティング部部長を務める森井信吉氏もゲストに登壇(左)。Coffee Lake-Hが既存のCPUと比べて,どれくらい高性能であるかを説明した(右)
G Series

 また,イベントの最後には,PUBGで優れた成績を残しているプロゲームチーム「SunSister」を,MSIがスポンサードすることも発表された。主にハードウェアの提供でチーム全体をサポートするのに加えて,イベントの開催協力などでチームを支援していくとのことだ。

ゲストとして登壇したSunSisterの選手たち
G Series

MSI日本語公式Webサイト

  • 関連タイトル:

    G Series

  • この記事のURL:
line
4Gamer.net最新情報
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:09月25日〜09月26日
タイトル評価ランキング
83
80
OCTOPATH TRAVELER (Nintendo Switch)
55
51
Conan Outcasts (PS4)
51
2018年03月〜2018年09月