MAGES.は,拡張科学アドベンチャー
「ROBOTICS;NOTES」(ロボティクス・ノーツ)を2012年6月28日に発売すると発表した。プラットフォームは
PlayStation 3と
Xbox 360で,価格は共に7140円(税込)。同時発売の数量限定版は両プラットフォーム共に9240円(税込)となる。
ROBOTICS;NOTESは,「
CHAOS;HEAD NOAH」「
STEINS;GATE」に続く“科学アドベンチャー”シリーズの第3弾。拡張現実が身近な存在となった近未来の種子島を舞台に,「ロボ部」周辺に集まる少年少女達が,それぞれの夢を追いかけながら
“巨大ロボット”の製作に携わる様子が描かれる。
企画原案に志倉千代丸氏,プロデューサーに松原達也氏,シナリオに林 直孝氏と,シリーズではおなじみのクリエイターを中心に,PCゲームブランド ニトロプラスや
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力も得て,新たな科学アドベンチャーがいよいよ幕を開けることになる。
さっそく今回は,作品の概要とあらすじ,そして主要な登場キャラクターを紹介していこう。キーワードになるのは「ロボット」「拡張現実」,そして「夢」だ。
「ROBOTICS;NOTES」キャラクター紹介
○主人公
▼八汐 海翔(やしお かいと)
CV.木村 良平(きむら りょうへい)
本編の主人公。中央種子島高校3年生。
ロボット研究部所属。言動が軽く、無気力そうでいつもヘラヘラしているため、周りからは頼りなさそうに見られている。ロボット格闘ゲーム「ガンヴァレル キルバラッドON―LINE(通称「キルバラ」)」ばかりプレイしている重度の「格ゲーオタ」。
現在、全国ランキング5位で、目標は「全一(全国一位)」になること。「ロボ部」所属であり「キルバラ」をプレイしているが、ロボットに関する事に興味は無い。
何事も勝負にならないとイマイチ本気になれない性格で、頼みごとをされると「キルバラ」で勝負をふっかけるという子供っぽい面も。
ゲームの勝敗には人が変わったようにムキになり、負けるとあからさまに不機嫌になる。
○メインキャラクター
▼瀬乃宮 あき穂(せのみや あきほ)
CV.南條 愛乃(なんじょう よしの)
中央種子島高校3年生。ロボット研究部部長で海翔とは幼馴染。
明るく元気でポジティブな猪突猛進タイプだが、お調子者なのが玉にキズ。「ロボット研究部」を創設した実の姉“瀬乃宮 みさ希”が掲げた「巨大ロボット完成」を目標に奮闘中。
金字塔的ロボットアニメに登場するキャラクターを“あの人”と呼んで尊敬しており、そのキャラクターの台詞をたびたび口にする。その際に赤いフレームの伊達メガネを必ずかけるため、普段から持ち歩いている。ちなみに視力は悪くない。
▼日高 昴(ひだか すばる)
CV.細谷 佳正(ほそや よしまさ)
中央種子島高校2年生。クールで強気。ロボット工学に詳しく、自信過剰なところがあるため、年上の人間にも上から目線の言動が目立つ。イケメンでクールな雰囲気から女子のファンも多いが、ストイックな性格が災いして、女子とのスキンシップには慣れていない。
『ガンヴァレル』を好む“あき穂”とは逆に、リアルなロボットを好むため、“あき穂”とはアニメの趣味やロボットの製作方針でたびたび衝突する。
クールな雰囲気とは裏腹に、緊張するとテンパって手汗が出まくったり言葉を噛んでしまうといったヘタレな面も持ち合わせる。
▼神代 フラウ(こうじろ ふらう)
CV.名塚 佳織(なづか かおり)
根暗で口も性格も悪いヒキコモリのオタク。ネット上だけでなく現実でも死語となったネットスラングを多用する。2000万人以上のユーザーがいるロボット格闘ゲーム「ガンヴァレル キルバラッドON-LINE」のプログラムを担当したプログラマー。
海翔とはその「キルバラ」を通して知り合う。
人との交流にあまり興味がなく、気になること以外、他人の話をまったく聞こうとしない。
男性同士の恋愛を妄想するのが趣味で、昔の同人誌などを買い漁っては「デュフフ」と笑いながら眺めている。
▼大徳 淳和(だいとく じゅんな)
CV.徳井 青空(とくい そら)
中央種子島高校3年生。小動物系空手少女。かなり気弱ですぐ涙目になるが、家族の世話を一手に引き受けるしっかり者。努力家だが、性格的な問題により空手の腕前はからきしで、いまだ黒帯にすらなれていない。
都市伝説が好きで資料を集めたり、実際に都市伝説が起きると噂されるような場所へ出向いたりする一方、オカルト話は極端に苦手で、幽霊話は怖くて聞いていられない。
朝早く起きて家族の食事やお弁当を作っていたり、夜遅くまで家事をしているので慢性的な寝不足で、油断するとすぐうたた寝をする。
▼愛理(あいり)
CV.釘宮 理恵(くぎみや りえ)
清楚で儚げでおしとやかな美少女。普段は敬語で礼儀正しいが、まだまだ子供らしい無邪気さを見せる妹系キャラ。“海翔”のことを「お兄ちゃん」と呼んで慕っている。
突然性格が変わったように無表情になる事もあり、謎が多い。
君島レポートに深く関係しているらしい。
世界を救うのはヒーローじゃない―――オタクだ。
■ 概要
『CHAOS;HEAD』、『STEINS;GATE』に続く科学アドンベンチャーシリーズ第三弾!ロボット格闘ゲームしか取り柄のない主人公が、そのプレイスキルで世界を救う―――!?
▼テーマは「ロボット」「拡張現実」「夢」
「ロボット」「拡張現実」「夢」をテーマに「99%の科学と1%のファンタジー」で構成されたヒューマンストーリーです。
「拡張現実」が身近な存在となった近未来の種子島で、「ロボ部」周辺に集まった少年少女たちが、それぞれの「夢」を追いかけながら「巨大ロボット」製作に携わります。
ストーリーが進むにつれ、明らかになる陰謀に迫りながら、少年少女たちの夢はどのような結末を迎えるのでしょうか。
▼キャラクターCGは3Dに!
ゲーム中で動きを見せるキャラクターCGを3D化!
3Dならではの動きのある演出が、キャラクターの魅力を引き立てます。
▼今作の「科学」はロボット!
科学ADVシリーズのキーテーマ「科学」として、今作では「ロボット」が登場します。
「ホビーロボット」から「巨大ロボット」まで、多彩なメカが世界観に説得力を持たせます。
▼新システム「ポケコントリガー」
主人公はたちは、常に「ポケコン」と呼ばれる7インチのタッチパッドデバイスを持ち歩いています。ユーザーは任意にそのデバイス呼び出す事ができ、メールやミニブログといった各種アプリケーションが起動できます。
▼シリーズ初!同時マルチプラットフォームリリース!
Xbox 360からPSP、Windowsと展開されてきた科学アドベンチャーシリーズが、新作『ROBOTICS;NOTES』で遂にPlayStation 3&Xbox 360の同時マルチプラットフォーム展開に!
※Xbox 360とPlayStation 3で内容に差異はありません。
■あらすじ
2019年。世界線変動率「1.048596」
フォンドロイド――通称『ポケコン』の普及により、拡張現実が身近な存在となった近未来の種子島。そんな島にある中央種子島高校『ロボット研究部』は廃部の危機に直面していた。
2名しかいない部員の1人で主人公の“八汐海翔”は、こんな状況でも「ロボ部」に興味を示さず、ひたすらロボット格闘ゲームに夢中。そんな海翔を尻目に、猪突猛進のダメ部長“瀬乃宮あき穂”は「巨大ロボット完成」を目標に、目下の危機である廃部を避けるべく奮闘していた。
そんなある日、海翔はひょんなことから『君島レポート』なるA.R.アノテーションを発見する。そこには君島コウという男による、世界を巻き込む陰謀の告発が記されていた。
※A.R.とは?
「拡張現実」
現実環境にコンピュータを用いて情報を付加提示する技術、および情報を付加提示された環境そのものを指す言葉。
■ 仕様
タイトル:ROBOTICS;NOTES
(ロボティクス・ノーツ)
ジャンル:拡張科学アドベンチャー
発売日:2012年6月28日発売予定
価格:
【PS3】数量限定版9,240円(税込)通常版7,140円(税込)
【Xbox 360】数量限定版9,240円(税込)通常版7,140円(税込)
開発:5pb.
発売:5pb.
企画原案:志倉千代丸 [5pb.]
プロデューサー:松原達也 [5pb.]
シナリオ:林直孝 [5pb.]
キャラクターデザイン:福田知則 [5pb.]
メカニックデザイン:石渡マコト [ポリゴン番長]
音楽:阿保剛 [5pb.]
協力:JAXA宇宙航空研究開発機構 Nitroplus
ハード:Xbox 360 PlayStation 3
CERO:審査予定
音声:フルボイス
ゲーム公式サイト:http://roboticsnotes.jp/
シリーズ公式サイト:http://www.kagaku-adv.com/
5pb.Games:http://5pb.jp/games/
コピーライト:(C)MAGES./5pb./Nitroplus
■科学アドベンチャーシリーズとは?
5pb.とニトロプラスのコラボレーションによって、Windows、Xbox 360、PSPとマルチにリリースされた『CHAOS;HEAD』『STEINS;GATE』に続く一連のゲーム作品シリーズです。
いずれの作品もコミカライズ、ノベル、グッズ、TVアニメーションと幅広くメディアミックス展開され、第1弾の『CHAOS;HEAD』は累計13万本第2弾となる『STEINS;GATE』では累計30万本を超えるセールスを記録。