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KDDI,新型スマートフォン「Xperia X Performance」と「Galaxy S7 edge」の国内発売を発表
まず,Xperia X Performance SOV33(以下,Xperia X Performance)だが,製品の詳細は2月の製品発表時点における記事を参照してもらうとして,ここでは簡単に説明しよう。
QualcommのハイエンドSoC(System-on-a-Chip)「Snapdragon 820」(MSM8996)を採用し,5インチサイズで解像度1080×1920ドットの液晶パネルを備えるのが特徴である。
アウトカメラも大きな特徴の1つ。2300万画素の撮像素子「Exmor RS」を採用したうえで,ソニーのデジタル一眼レフカメラであるαシリーズのエンジニアとの協業により開発した「先読みオートフォーカス」機能を搭載することで,被写体の動きを予測してブレのない写真を撮影できるという。
また,KDDIでは,バッテリーの経年劣化を軽減するバッテリー制御技術の採用により,2年経ってもバッテリーの劣化を気にせずに使い続けられる点もアピールしている。
メインメモリ容量は3GBで,内蔵ストレージ容量は32GB。別途,最大容量200GB対応のmicroSDカードスロットも備える。
本体のカラーバリエーションは,ホワイト,グラファイトブラック,ライムゴールド,ローズゴールドの4色展開で,ボディはもちろん防水防塵仕様だ。
一方のGalaxy S7 edge SCV33(以下,Galaxy S7 edge)は,ゲーム関連の独自機能群「Game Tools」を備えるのが大きな特徴だ。
Game Toolsは,ゲーム中に不要な通知を表示させないように設定できる機能や,ゲームプレイの録画機能,ゲーム中に消費電力低減関連の機能を無効化して最大性能を発揮できる機能などを備えるというのが,世界市場に向けた発表時点におけるSamsung Electronicsのアピールだった。それに加えてKDDIでは,インストールしたゲームアプリをランチャー内に自動表示するという「Game Launcher」なる機能もアピールしている。
スペックを見てみよう。まずSoCには,Xperia X Performanceと同じSnapdragon 820(MSM8996)を採用。ディスプレイパネルには,5.5インチサイズで解像度1440×2560ドットの有機ELパネルを搭載している。両側面は,カーブを描いた「dual-edge display」となっており,カーブ部分にランチャーやミニアプリを表示することが可能だ。
メインメモリ容量は4GBで,内蔵ストレージ容量は32GB。容量200GBまで対応するmicroSDカードスロットも装備するほか,防水防塵機能にも対応。スペック的にはXperia X Performanceとほぼ同等で,メモリ容量では勝るといったところか。
本体はホワイトパール,ブラックオニキス,ピンクゴールドの3色展開。専用カバーやケースも多数発売の予定だ。
さらに,5月12日から18日までの間に,Galaxy S7 edgeを予約のうえで購入すると,購入者全員に,Galaxy S7 edgeをはめ込んで使う仮想現実(VR)対応ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」をプレゼントするというキャンペーンも実施するとのこと。いわゆる「モバイルVR」分野で先頭を走っている感のあるGear VRに興味のある人も注目する価値がありそうだ。