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世界初。「本体が湾曲し,画面もそれに合わせて凹んでいるスマホ」をSamsungが発表。その名も「GALAXY ROUND」
写真を見れば一目瞭然だが,GALAXY ROUND最大の特徴は,凹面状に湾曲したそのデザインにある。ディスプレイには,同社の湾曲ディスプレイ技術により作られたという有機ELパネルを使用。画面サイズは5.7インチ,解像度は1080×1920ドットで,これはKDDI(au)から国内発売される予定の「GALAXY Note 3 SCL22」と同じだ。ボディの厚みは7.9mmで,重量は151gとされており,この点はGALAXY Note 3 SSL22と比べると0.4mm薄く,17g軽い計算になる。
ただし,ペン操作に関する記述はなく,写真を見てもペンを収納できる部分は見当たらない。大きさはGALAXY Note 3と同クラスだが,目指す方向性は異なるということなのだろう。
Samsung Electronicsは,湾曲したボディは操作がしやすく,また,独自の操作系を生んだと述べている。たとえば音楽再生中に画面がオフになっていても,水平面に置いた状態で右に傾けると次の曲が,左に傾けると前の曲が再生されるといった操作ができるとのことだ。また,画像やビデオのアルバムを,左右に傾けることで選択するといった操作も可能という。
Phablet(ファブレット)的な大画面スマートフォンは,視認性,閲覧性に優れる一方で,「大きすぎて操作しづらい」という欠点も抱えていたわけだが,GALAXY ROUNDの「画面までまるごと湾曲」というデザインは,果たしてそれを解決してくれるのか。日本市場への投入に期待したいところだ。
Samsung公式ブログでの当該ポスト(英語)
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