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「ゼクストリーム 2017.SPRING in 池袋」レポート。新レア追加や封入率アップ,“カードになるTシャツ”などの情報がステージイベントで公開に
ゼクストリーム 2017.SPRING in 池袋
レアが入手しやすくなり,アイドルも降臨するブースターパック「祝福の蒼空」
池袋会場に集った精鋭参加者達のおかげで,見事に覇神ギルガメシュの討伐に成功。これにより神の勢力が衰え,物語は新章「運命廻放編(コード:サンサーラ)」へと突入し,2017年4月27日に発売されるブースターパック「祝福の蒼空」へとつながっていく。今まで運命に翻弄されてきたキャラクター達が自らの道を歩み出すのだ。
アルモタヘルがなくしたチャクラムを輪投げの要領で返してあげる「アルモタヘルのチャクラムチャレンジ」 |
「カードデバイスのようなもの」を振ってリソースを溜める「八千代の10秒リソースチャージ」 |
「祝福の蒼空」では,カードのレアリティに再編成が行われ,これまでの「コモン」「アンコモン」が「ノーマル」に統一される。また,封入率が調整され,1パックから必ず2枚の「レア」が出るようになるそうだ。
さらに,新たなレアリティとして「ヒロイックレア」が登場する。これは,物語上重要な役割を持つキャラクターが,ホロ+W箔押しの特別仕様のカードになるというもので,1ボックスに1枚封入される。
今回は覇神ギルガメシュから飛び散った「覇神の欠片」を手に入れた「列神天使 ガムビエル」「神辣蜂姫 魔針のヴェスパローゼ」など6枚が登場。プレイヤーのコレクション意欲をそそりそうだ。
祝福の蒼空では,覇神ギルガメシュが討伐された記念として世界合同の祭りが行われるが,メインステージを任された「新緑の歌乙女ペクティリス」のカードにはちょっとした仕掛けがあるという。
「新緑の歌乙女ペクティリス」はジャージ姿でレッスン中,カードとしては能力なしと,ちょっと頼りない。しかし,彼女のために歌や衣装を作る光景を描くイベントカード「はじめてのマイソング『夢で想う』」「はじめての衣装『エンジェル&ブルーローズ』」を組み合わせることで,7コストの「八宝美神 春風の姫ペクティリス」が出現する。
アイドル志望の少女に歌を教えて衣装を着せると超パワーアップする……という,流行のアイドルものを思わせるユニークな仕掛けであり,プレイがより楽しくなりそうだ。
会場では,命を落とした「都城出雲」の運命を決める投票も行われた。観客の拍手によって「A:神ナナヤの手によって復活,ディンギル側のカードになる」か「B:神ではない何者かの手によって復活,それ以外のカードとして登場する」のどちらかを選ぶというものだったが,Bの方が若干優勢となった。新たな都城出雲がどんな能力になるのかは触れられなかったが,今後の発表が楽しみだ。
公認大会やキャンペーン,新たなコミカライズ,“カードとして使えるTシャツ”など,新情報が盛りだくさん
公認大会の方針変更や今後のイベント展開についての情報も明かされた。
公認大会は,2017年5月から「ゼクスタ」と名前を変え,より幅広い層が楽しめるものになるという。これまでのように腕前を競い合うものから,ランダムでマッチングされるカジュアルな対戦となる。
最大3戦でき,対戦ごとにデッキを変更することも可能だ。参加景品も,月ごとのプロモーションカードから,4種のカードがランダムで封入されたプロモーションカードパックとなり,こちらは3か月程度で切り替えられていくという。
プレイヤーの頂点を決める「Z/X日本選手権」は2016年に引き続いて開催される。2017年7月から開催される地区予選は「関東」「関西」「中部」の3ブロック制になるという。詳細についてはあらためて情報を公開する予定とのこと。
また,大学生・専門学校生を対象とした「学生応援キャンペーン」が行われるという。「学生,もしくは学生の知り合いを連れてきた人には,ゼクスタ会場でPRカードパックが2倍プレゼントされる」「大学・専門学校のTCGサークルに『ゼクススタートセット』が無料提供される」「TCGサークルに公式スタッフが訪問してティーチングを行う」というユニークな取り組みで,学生には嬉しい制度といえるだろう。
「あづみ」「八千代」をモチーフとしたTシャツの販売も発表された。“Tシャツそのものがカードとして使える”というユニークな仕様となっており,Tシャツが見えるようになっていれば,着たままでプレイヤーカードとして使用可能という。前述したゼクスタのカジュアル志向と合わせて,笑い溢れる対戦シーンが生まれそうだ。
なお,Tシャツにはオリジナルの描き下ろしイラストを使用したPRカードも付属するとのこと。発売時期や価格などの発表も楽しみなところだ。
また,同作でカードのイラストを手がける藤真拓哉氏による新たなコミカライズ連載が集英社にてスタートする。開始時期や掲載誌については,後日改めて情報が明かされるとのことだ。
最後にイグニッション久保田氏は「制作陣一同,これからも楽しくゲームをしていただくために全力で頑張って参りますので,末永くおつきあいいただければと思います」と挨拶し,閉会式を締めくくった。
ゼクストリーム 2017.SPRING in 池袋
「Z/X -Zillions of enemy X-」公式サイト
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Z/X -Zillions of enemy X-
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