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「Warframe」最新アップデート「Empyrean」の情報が公開に。初心者から熟練者まで一緒に楽しめる新要素「協力型宇宙戦闘」が登場
今回のアップデートでは,新要素として「協力型宇宙戦闘」の実装が予告されており,先のアップデート「Rising Tide」ではその準備段階として,戦艦Railjack(レイルジャック)の建造が進んでいた。本稿では,説明会の中で明かされた「協力型宇宙戦闘」の詳しい情報を,まとめてお届けしていく。
なお,掲載したスクリーンショットはすべて開発中のものであり,正式リリース時には変更される可能性がある。各インタフェースも現時点では英語表記だが,日本語への翻訳も開発と並行して行われているそうで,正式リリースと同時に実装となる予定とのことだ。
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さて「協力型宇宙戦闘」だが,これは複数のプレイヤーで戦艦Railjackに搭乗してさまざまな惑星に飛び立ち,敵艦隊との戦いを楽しむ新コンテンツだ。最初に発生する地球プロキシマでのミッションをクリアすることで,順繰りに新たなミッションが出現する仕組みになっている。
難度としては地球プロキシマが初級レベルにあたり,そこでRailjackの操作に慣れてきたら,より高難度の土星プロキシマでのミッションを経て,深宇宙へと旅立つことになるという。
「協力型宇宙戦闘」の詳しい流れを見ていこう。プレイヤーが挑戦するミッションには最終的な破壊目標が設定されており,その動力源であるリアクターコアを破壊すればミッションクリアとなる。しかし,目標の周辺には多数の敵戦闘機や艦隊が待ち受けており,まずはこれを撃破せねばならない。
Railjackには操縦席や銃座といったさまざまな設備があり,これらはRailjackの「性能値」を高めることで機能が開放されていく仕組みだ。設備ごとに必要な性能値は全部で4つ(策略,操縦,銃砲,技術)あり,性能値ごとに違う機能が解放されている。
例えば「操縦」は,Railjackを直接移動させたり,主要武装の運用に必要な性能値だ。初期段階ではゆっくりとした移動しか行えないが,レベルが上昇すると急旋回やダッシュなどの素早く複雑な動きも可能になるという。
「射撃」の性能値が上昇すると,Railjackで新たな装備を使用可能になるほか,側面に配置された銃座の有効射角が大幅に改善され,最大レベルまで到達すると,すべての角度への攻撃が可能になるそうだ。
さらに「策略」を向上させれば乗員の各種移動がスムーズになる特殊なコマンドが使用可能になり,「技術」を向上させれば船体の修理を効率的に行えるようになるなど,性能値によってRailjackに個性を持たせられるようだ。
Railjackから射撃で敵船を攻撃するだけでなく,カタパルトからアークウィングを使って敵船に乗り込み,白兵戦を展開することも可能だ。船内の敵兵を一掃したあとは,リアクターを破壊して脱出するもよし,パイロットを引きずり下ろしてハイジャックするもよし,かなり好き放題に戦える様子だった。
ただし,敵船への乗り込みを画策するのはプレイヤー達だけでなく,敵がプレイヤーのRailjackへ侵入してくる可能性もある。そのため,白兵戦要員も船内のメンバーとも,しっかりとコミュニケーションを取っておくべきだろう。
解説を担当してくれたDigital Estremesのレベッカ・フォード氏によると,Railjackを用いた協力型宇宙戦闘の魅力は,熟練者と初心者が協調しながらプレイできる点だという。
Railjackの損傷を修理する作業などは,初心者プレイヤーであっても熟練プレイヤーと同等の成果を上げられるため「熟練者は射撃と白兵戦」「初心者は修理と情報連絡」といった形で役割分担ができる。つまり腕前に関わらずチームとして戦えるわけだ。
さらにはクランメンバーや指定したフレンドと遊ぶだけでなく,Railjackをまだ持っていないプレイヤーでもランダムマッチメイクに参加できるとのこと。ソロでもプレイ可能ではあるが,チームを組んで遊ぶのが基本的なスタイルになりそうだ。
なおRailjackの機能や搭乗員のアクションは今後も追加が予定されており,来年のアップデートでは新性能値「コマンダー」が追加。NPCなどの新要素の導入も考えているとのこと。これからRailjackがどう進化していくのか,今後の発表に注目しておこう。
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