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「Warframe」のメディア向けデモをレポート。8月26日に実施されるアップデート「ダイモスの心臓」の概要が明らかに
「ダイモスの心臓」の舞台となる火星の衛星・ダイモスは感染が進んでしまっており,登場する敵も基本的に感染体だ。オープンワールドのマップ上にあるオブジェクトにも,生物の一部であるかのようにグロテスクにうごめくものが見られる。そうしたオブジェクトを破壊することにより,新しいものを含めたさまざまな素材を獲得できる。
マップは横よりも上下に広がっており,地下階層の深部に行くほど難度が高くなっていく。また探索全体の密度が高く,少し進行しただけで新しい展開がある設計になっているとのこと。
このマップは本作をプレイし始めたばかりの初心者でも進入可能だが,深部を探索するにはそれなりのランクアップが必要となる。
テンノ(プレイヤー)は,ダイモスで新勢力「エントラティ」の「Mother」と呼ばれる人物と出会い,彼女らの依頼を受けてクエストやミッションを進めることとなる。エントラティは「ネクロリスク」を拠点としており,元々Voidを研究していたが,感染によって外見や精神を侵食されている。本作のストーリーを追っている人には,非常に興味深い展開が待っているそうだ。
マップ上には,さまざまな種類の感染体を大量出現させる「感染体ドロップポッド」(仮)などのギミックが設置されている。
また中立生物「ベロシポッド」に乗って,ホバーボードのように高速移動ができるが,従来のホバーボードとは異なり,乗っている間も敵を攻撃可能だ。
マップ上には魚もいるが,感染の影響で空中を泳いでおり,釣り方は従来の魚とは異なる模様である。
ダイモスには対になる2体の巨大な竜「The Sun」と「The Moon」(いずれも仮称)が存在する。この2体はダイモスの支配を巡って常に争っており,どちらかの竜がもう1体を倒すと昼夜が逆転し,敵の感染体が凶暴化する。凶暴化した感染体に対抗するには,テンノのオペレーターモードで「ネクロメカ」に転移することが有効だ。ネクロメカはエントラティの防衛用ロボット兵器で,稼働中の機体はテンノに襲いかかってくるが,無力化されている機体は転移可能となっている。
またこのアップデートでは,テンノが装着するWarframeのアビリティをカスタマイズする機能「Helminthクリサリス」も実装される。この機能は,プレイヤーのオービター船に棲む感染体「Helminth」に素材を与えることで,あるWarframeのアビリティを,ほかのWarframeに差し替えられる。具体的には,MAGの持つPullの代わりに,VOLTのShockを使えるといった感じだ。差し替えはWarframeの設定ごとに指定可能で,ある設定ではShockを使用し,別の設定ではPullのままという使い方ができる。なお差し替えできるアビリティは,Warframe1つにつき1種類のみだ。
「ダイモスの心臓」のアップデートは,すべてのプラットフォームで同時に実施される。これは本作初の試みとのこと。
Digital Extremesのレベッカ・フォード氏によると,今回のアップデートでは,かつて太陽系を支配していた種族・オロキンや感染体の起源などの,ストーリーを解き明かすヒントが得られるという。同時に新規プレイヤーをサポートするコンテンツも実装するとのこと。
またダイモスの心臓のユニーク報酬は,新Warframe「XAKU」やネクロメカ製作機能および上記のHelminthクリサリスのアンロックなど。製作したネクロメカは,既存のオープンワールドマップでも使えるとのことなので,プレイヤーは期待してほしい。
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