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「Unityインターハイ2017」本戦出場作品が発表。本選は10月22日に開催
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印刷2017/10/13 19:08

リリース

「Unityインターハイ2017」本戦出場作品が発表。本選は10月22日に開催

Unityインターハイ2017
配信元 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン 配信日 2017/10/13

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

『Unityインターハイ2017』本選出場作品を発表
本選となるプレゼン発表会は10/22(日)秋葉原で開催

 マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社は、高校生・高専生(3年生以下)および小・中学生を対象としたゲーム開発コンテスト「Unityインターハイ2017」の2次審査を突破した本選出場作品を発表いたしました。

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Unityインターハイとは
 高校生・高専生以下の学生を対象としたUnityおよびプログラミング技術習得の奨励、才能の発掘を目的として行われるゲーム開発の全国大会です。

昨年行われたプレゼン発表会本選の様子
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 応募作品はゲーム分野のエキスパート達によって審査され、予選審査を通過した作品は10月22日(日)、東京・秋葉原で行われるプレゼン発表会に進出します。このプレゼン発表会では開発メンバーによるプレゼンが行われ、最終審査を経て優勝作品が決定します。

全国から選ばれた本選出場作品
 全国から集まった91作品の中から選出された14作品が2次審査を突破し、プレゼン発表会本選への出場が決定しました。開発チームは東京・秋葉原の会場に招待され、審査員や観客の前で自身のゲームをプレゼンすることとなります。

画像集 No.004のサムネイル画像 / 「Unityインターハイ2017」本戦出場作品が発表。本選は10月22日に開催

■中学3年間、独学で学んだ技術を総動員
 昨年は惜しくも出場を逃し、関東特別賞入賞に留まった中学3年生。独学で学んできた開発技術を駆使し、昨年よりグッとスケールアップした大作を作り上げた。面白さを演出するための観察眼や、膨大な開発作業への集中力は本物だ。

○エントリーNo.02
ラビィの大冒険
東京都/芝浦工業大学附属中学校
チーム「Hidetyo's App」
藤澤 秀彦(14)

○作品概要
 平和なうさビレッジを守っている21個のセイクレッドキャロットが各地にばらまかれてしまった。ウサギのラビィと妖精のナビィがキャロットを探すアクションゲーム。

■予選敗退の悔しさをやる気に変えて再挑戦
 昨年のインターハイでは予選敗退に終わり、その悔しさをバネに心機一転、プログラミング担当とモデリング担当の2人チームで協力し、作品の開発に臨んだ。インターハイに参加できる最後の年、見事栄光を掴むことができるか。

○エントリーNo.05
WhiteWorld
東京都/バンタンゲームアカデミー高等部
チーム「HAKT」
日向 惇南(18)、金子 拓哉(18)

○作品概要
 白を基調としたスタイリッシュな世界観のFPS(ファースト・パーソン・シューティング)ゲーム。銃を撃って敵を倒すだけでなく、仕掛けられているスイッチなど様々なギミックを解いていこう。

■目指すは大会二連覇
 前大会の優勝者が再びインターハイ本選に出場。今大会ではモデリングやアニメーション、BGM作曲担当として開発未経験のメンバーを引き入れ、2人体制の作品開発となった。高校生離れしたプログラミングスキルと圧倒的な作業量で大会二連覇を目指す。

○エントリーNo.08
Draw Near
埼玉県/立教新座高校
チーム「OMNISCIENCE」
西村 太雅(16)、中島 正晴(17)

○作品概要
 漂流した宇宙船の中でサバイバル生活をするSFシミュレーションゲーム。他の漂流船にドッキングし、中に潜む敵と戦いながら資源を探索する。宇宙船を拡張し、地球に戻るまでに必要な電力や食料を確保していく。

■徳島のテクニシャンが全国の舞台に上がる
 四国・徳島から数々の個人制作ゲームを開発してきた「電子計算機部」部長が参戦。経験に裏打ちされた実力で、自信を持って今大会本選への出場を果たした。全国の舞台でその実力がどこまで通用するか、要注目である。

○エントリーNo.10
急がば旋転れ
徳島県/徳島市立高校(電子計算機部所属)
チーム「電子計算機部長」
渡邉 大誠(17)

○作品概要
 ヒモ付き帽子のキャラクター「ヒワサ」のヒモアクションで敵を倒し、進んでいくアクションゲーム。二段ジャンプや高速移動、爆弾投げなど軽快で多彩なアクションが魅力だ。

■大会常連の徳島コミュニティから今年も出場
 前大会で結果を残した徳島科学技術高校が、世代を変えて今大会でも本選出場。昨年に引き続き開発メンバー同士で協力し合い、独自のゲームを完成させた。地元コミュニティの期待を背負って全国の舞台に登場だ。

○エントリーNo.23
てるてるうぉーず
徳島県/徳島科学技術高校
チーム「あんぶれら」
藤江 祐輝(17)、杉浦 和樹(17)、藤田 涼央(16)

○作品概要
 ゆらゆらと揺れるてるてるぼうずがティッシュの「ころも」を投げ合って戦うゲーム。遠足や運動会の天気を果たして晴れにできるのか、てるてるぼうずの戦いが繰り広げられる。

■新潟の2人組ルーキーが持ち前のセンスで勝負
 新潟から独自のテイストが魅力のゲームを作り出したのは2人チームの高校2年生。プログラミング担当のリーダーをモデリング担当がサポートする形で、お互いに意見を出し合いながら開発が進み、ついに全国の舞台にたどり着いた。

○エントリーNo.48
Dot Beat
新潟県/高田高校
チーム「DotBeatProjects」
田中 礼(16)、金井 俊介(16)

○作品概要
 画面奥から迫ってくる様々な敵をタイミング良くパンチで撃退していくアクションゲーム。1980年台のゲームセンターを意識したというレトロなグラフィックもウリのひとつ。

■名古屋の中学生が自作ゲームで挑む
 名古屋から中学生プログラマーがUnityインターハイ本選に初出場。温かみのあるイラストと世界観を描き、オリジナリティのある2Dゲームを作り上げた。今こそ学んだ技術をぶつける時だ。

○エントリーNo.51
迷いの森
愛知県/名古屋中学校
チーム「伊藤書店」
伊藤 大心(14)

○作品概要
 「幽霊さん」を操作し、迷いの森にやってきた人々や妖怪を「音」で驚かして追い返す2Dアクションゲーム。見つかったり、相手に危害を加えるとゲームオーバーとなる。

■実力派の石川高専が3人チームで参戦
 石川高専・電子情報工学研究部から7名体制での開発チームが参戦。本選ではチームを代表する3名のメンバーが作品のプレゼンを行う。高専3年、最初で最後のインターハイ出場機会に、自信作を引っさげて全国の強豪に挑戦する。

○エントリーNo.61
tWins
石川県/石川高専(電子情報工学研究部所属)
チーム「BE-M」
山口 智也(17)、古谷 賢士(17)、藤井 烈(18)

○作品概要
 島を浄化するため、2人プレイで魔物を倒して進んでいく3Dアクションゲーム。プレイヤー同士の距離が近いと攻撃力アップやHP回復など恩恵があるので、2人でワイワイ楽しむことができる。

■熊本高専のゲーム制作チームが今年も出場
 九州・熊本高専から昨年に引き続きチーム・豆腐うどんが参戦。応募規定のため4年生が抜けたが、新メンバーを加え、2名体制で再び本選出場を果たした。昨年の出場経験を活かし、気合を入れて本大会に再挑戦する。

○エントリーNo.71
SnowBall Fight
熊本県/熊本高専 熊本キャンパス(ゲーム制作同好会所属)
チーム「豆腐うどん」
石坂 誠将(17)、前田 友覇(16)

○作品概要
 マウスホイールをコロコロして雪玉を作り、相手にぶつける2人対戦のFPS(ファースト・パーソン・シューティング)ゲーム。雪玉を作っている間は移動できないので、相手から隠れて玉を作り、逆に止まっている相手を狙って当てていこう。

■温暖化をテーマに中学生がゲームを開発
 若干13歳の中学2年生プログラマーが、プログラミングスクールLife is tech!で学んだ開発スキルでゲームを作り、Unityインターハイ本選に出場。入賞を目指し、全国の舞台で自身の作品を発表する。

○エントリーNo.82
ONDAN ー地球温暖化から街を守れ!ー
東京都/武蔵野市立第三中学校(Life is tech!所属)
チーム「オリジン」
久下 京一郎(13)

○作品概要
 地球温暖化がテーマのシミュレーションゲーム。市長となり、排ガス防止のための条例を出して気温をコントロールしながら、町を発展させて市民の不満を抑えていこう。町を発展させるにはアルバイトでお金を稼ぐ必要があるぞ。

■福島の多人数チームから代表3名が東京へ赴く
 福島から、高校3年の最後の機会に本選出場を果たした5人チーム。チームメンバー同士でスケジュールを管理しながらも開発は難航したが、ついに出場を果たした。発表会では代表メンバー3名が作品をプレゼンする。

○エントリーNo.85
AGENT Revolver
福島県/国際アート&デザイン大学校 高等課程
チーム「Revo」
佐藤 瑠斗(17)、渡邉 李樹(17)、三浦 太輔(18)

○作品概要
 リボルバー拳銃をモチーフにしたエージェントが敵基地に忍び込む2Dアクションゲーム。敵のエージェントを倒しながら最深部にいるボス撃破を目指し、機密文書を盗み出そう。

■部活動で磨いたテクニックで群馬の底力を見せる
 群馬高専・電算部からは開発者自身も大好きだというローグライクゲームを作り上げ、本選出場を果たした。Unityは高専に入ってから使い始めたが、今までの地道な研鑽が実を結ぶか、発表に期待したい。

○エントリーNo.89
Mabel
群馬県/群馬高専(電算部所属)
チーム「電算」
成川 加維(18)

○作品概要
 3Dグラフィックのダンジョンを探索していくローグライクゲーム。フィールドには段差があり、高い位置からは有利に攻撃することができる。アイテムを集めて武器や魔法を強化しながらダンジョンの奥へと進んでいく。

■クリエイター人生への第一歩を踏み出す時が来た
 バンタン ゲームアカデミー高等部から出場するのはゲーム作りに燃える3人のチーム。プレイした人が楽しくなるゲームを作るため、高校一般科目に加えて日々ゲーム作りの勉強も行っている。今大会がクリエイターの道への第一歩だ。

○エントリーNo.94
ラン・ベアー
東京都/バンタンゲームアカデミー高等部
チーム「おねんね重課金生」
田中 登護(18)、豊永 レオ(16)、田中 鴻(16)

○作品概要
 シュールなグラフィックが特徴の2Dアクションゲーム。クマのラべは蜂から逃げながらチーズを集めていく。ミルクを飲むと巨大化して障害物を破壊できるようになるぞ。

■ビギナーでもゲーム愛なら負けない、目指すは優勝
 スキルもアイデアもない中から手探りで開発をスタートし、アセットやフリー素材を駆使して作品を見事完成させたUnityビギナー。Unityインターハイ初参戦ながら、優勝を狙って兵庫県から東京・秋葉原に駆けつける。

○エントリーNo.108
The Earth
兵庫県/雲雀丘学園高校
チーム「トロッコ」
大川 隆明(17)

○作品概要
 侵攻してきた謎の宇宙船に潜入して敵の撃破をしていくFPS(ファースト・パーソン・シューティング)ゲーム。映画を意識したイベントシーンや、ストーリーに合わせたステージが用意されている。

小学生特別賞、地域特別賞受賞作品
 惜しくも出場に至らなかったものの、作品の良さが評価され、特別賞を受賞した作品をご紹介します。

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■小学生特別賞 受賞
○エントリーNo.1
回一首(まわりっしゅ)
東京都/早稲田実業学校 初等部
チーム「ピカ」
菅野 晄(10)

○作品概要
 百人一首で読み上げられる立体文字をかわしていくカジュアルゲーム。かわしきれない時は「爆発」ボタンで緊急回避しよう。英語版も用意されている。

○受賞理由
 ゲームを通じて百人一首という文化を伝えるというコンセプトが高い評価を得ました。読み上げる声に合わせて3Dの文字が動いていくビジュアルも映像表現として面白くできています。一方で、ゲームとしては戦略性が出せておらず、誰が遊んでもその場の反射神経で文字を避けていくプレイスタイルになってしまっています。文字の形ごとに動きを変えるなど、難易度を調整したり、文字サイズや輪郭がリズムに合わせて変化するなどの変化があるとより奥深いゲームになるとの声が挙がりました。また、ゲームをプレイすると百人一首をより理解できる、理解するとゲームがうまくなる、といった要素も追求する余地があるとの意見がありました。2次審査落選という結果になりましたが、日本人なら誰もが知っている百人一首をテーマにゲームを作り、また海外の方にも届けようという試みが評価され、小学生特別賞という形で入賞となりました。

■近畿特別賞 受賞
○エントリーNo.11
2年C組肝試し事件簿〜友情はそう、まるで信号機〜
大阪府/帝塚山学院高校(数学研究部所属)
チーム「悩むの辞めたバカ」
睦田 花(17)

○作品概要
 個性的なクラスメイトと協力して洋館から脱出する謎解きゲーム。クラスメイトの性格を理解したうえで、入手したアイテムのヒントを聞き出し、謎を解いていこう。

○受賞理由
 謎や仕掛けを個性的な登場キャラクターとの組み合わせで解いていく面白さが注目されましたが、序盤から難易度が高く、説明も不足しているために、面白さが分かる前にプレイヤーが脱落してしまうつくりになってしまっているという意見が寄せられました。文章能力や演出面も洗練していく余地がありますが、単なる脱出系のゲームから一歩進んだアイデアやキャラクター設定の作り込みが評価され、近畿特別賞として入賞となりました。

■関東特別賞 受賞
○エントリーNo.25
UTank Online
千葉県/千葉経済大学附属高校
チーム「1+2=さん」
宮川 友羽(17)

○作品概要
 最大20名が同時にプレイできるネットワーク対戦ゲーム。戦車を操作し、跳弾するレーザーや連射できるバルカンなど、選択した武器で相手戦車を撃破しよう。

○受賞理由
 オンライン対戦ゲームのシステムと戦車での砲撃による対戦をきちんと作り上げた技術力が評価されました。シンプルなグラフィックながら、選択できる3種類の武器にそれぞれ特徴があり、砲撃時の発光、サウンドによる手応えも良好です。しかしゲームとしての要素は移動と砲撃を繰り返すだけなので、もう少し独自性や、アイテムやステージギミックなどの要素を加える余地があるでしょう。また、ネットワーク対戦専用なのでどうしてもプレイの敷居が高くなる点も、シングルプレイがあって対戦したらもっと面白い、と思わせるような構成にするとより良いであろうとの意見が出ました。惜しくも出場を逃しましたが、関東特別賞として入賞となりました。

■近畿特別賞 受賞
○エントリーNo.27
貧弱castle
大阪府/高槻高校(Life is tech!所属)
チーム「joker」
酒巻 晴人(17)

○作品概要
 山賊から城を守るタワー・ディフェンスゲーム。Moneyをためて山賊の進路上に爆弾やモンスター、ケーキなどアイテムをセットし、撃退していこう。Moneyがたまるまではアイテムがセットできないのでタイミングに注意しよう。

○受賞理由
 配置したキャラクターを一体だけ直接操作してプレイするタワー・ディフェンスゲームという点にオリジナリティがあり、一通り遊べるようになっています。ただ、まだまだ戦略性が薄く、クリック時の反応や演出も乏しいので、あまり考えてプレイしなくともクリアできてしまう点などが惜しいと判断されました。キャラクターを自分で動かせることの意味付けや、そのシステムを活かした戦略性、ゲームバランスが調整できるとより魅力的なゲームに仕上がるはず。出場には至りませんでしたが、近畿特別賞として入賞となりました。

10/22(日)秋葉原にて本選となるプレゼン発表会開催、観覧は無料
 本選出場作品は、10月22日(日)13:00より行われるプレゼン発表会で開発チーム自身によって審査員や観客の前でプレゼンが行われます。近隣にお住まいの方はUnityインターハイ2017の優勝作品が決定する場をぜひ見届けにご来場ください! プレゼン発表会の観覧は無料でどなたでも可能です。事前お申込みフォームよりお申込みいただくと当日の入場がスムーズになります。

本選会場となる秋葉原コンベンションホール
画像集 No.006のサムネイル画像 / 「Unityインターハイ2017」本戦出場作品が発表。本選は10月22日に開催

Unityインターハイ2017プレゼン発表会 観覧希望お申し込みフォーム

公式Webサイトでは提出作品一覧を掲載
 本選出場作品を含め、全国65校から集まった91作品を掲載しています。

「Unityインターハイ2017」公式サイト

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    Unity

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