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Unity,2つのゲーム開発コンテストを開催決定。作品の募集受付がスタート
Universal GameDev Challenge,Will Wright's Proxi Art Challenge | |||
配信元 | ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン | 配信日 | 2018/03/20 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
映画会社Universal Studiosとのゲーム開発のコンサルタント契約締結や、ウィル・ライトと一緒にゲーム開発ができるチャンス! 日本のゲーム開発者向けに日本語コミュニティ開設で参加をサポート
マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社(以下、当社)は、親会社であるUnity Technologies社(本社:米国・サンフランシスコ)が「Universal GameDev Challenge」と「Will Wright's Proxi Art Challenge」の2つの世界規模のゲーム開発コンテストを実施することを発表しました。
「Universal GameDev Challenge」の優勝者には賞金15万ドルのほか、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ジョーズ』などの人気作品を持つ映画会社Universal Studios(以下 Universal)とゲーム開発のコンサルタント契約が与えられます。
また、人気シミュレーションゲーム『シムシティ』を生み出したゲームクリエイター、ウィル・ライト氏の名が冠された「Will Wright's Proxi Art Challenge」の最優秀賞2名には、同氏がUnityで開発中の新作『Proxi』に3Dアーティストとして参加する道が拓かれます。
いずれのコンテストもUnityが運営するUnityクリエイターのためのコミュニティハブ「Unity Connect」にて英語で応募することになりますが、当社ではこれに合わせて、日本のゲーム開発者・アーティスト向けに専用の日本語コミュニティを同じく「Unity Connect」上で開設し、日本からの参加を幅広く促してまいります。
あなたの手でUniversalの人気映画作品のゲーム化を実現しよう!
「Universal GameDev Challenge」は、日本でも人気・知名度の高い『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ジョーズ』を含む、Universalを象徴する5つの映画作品を対象にゲーム化を競うコンテストです。
コンテストのファーストラウンドでは、開発関係者全員のビジョンをゲームデザインドキュメント(GDD)にまとめ、さらにその内容をビデオ動画でプレゼンしてもらいます。それを元にセカンドラウンドに進む6つのチームが審査員によって選出されます。
ファーストラウンドを通過した6チームはUnity、Universal、Microsoft、Intelからのメンタリングを受けながら、各々が出したゲームデザインに沿ったプレイアブルなプロトタイプを制作します。
完成したプロトタイプで最終審査が行われ、最優秀賞のチームには賞金15万ドルのほか、ゲーム開発のためにUniversalとの1年間のコンサルタント契約が得られます。
参加希望の方は日本時間2018年4月20日17:59までに「Unity Connect」から応募してください。
■コンテスト詳細
コンテスト名:
Universal GameDev Challenge
賞/賞金について:
ファーストラウンド
審査員によりセカンドラウンドに進む6チームが選出されます。セカンドラウンドに進出したチームには下記の賞品が授与されます。
●南カリフォルニアで開催される「VIP Mentorship Summit」への参加権
セカンドラウンド
●審査員により最優秀賞を受賞する1チームが選出されます。最優秀賞を受賞したチームには下記の賞品が授与されます。
○ゲームを開発するためにUniversalとの1年間のコンサルタント契約
○賞金 150,000米ドル
○2018年に北米で開催されるUniteへの招待チケット2枚
●セカンドラウンドに進出した他の5チームには下記の賞品が授与されます。
○チーム毎に賞金 20,000米ドル
○応募作品 1 本につき、2018年に北米で開催されるUniteへの招待チケット2枚
審査基準:
応募作品は、ブランドを創造的な方法で利用しているか、ゲームプレイの持つ物語とデザイン、コンテスト参加者に1本の Windows PC 用ゲームを完成させる能力があるか、さまざまなツールを組み合わせて活用しているか、という観点で評価されます。
審査員:
Lauren Montgomery:DreamWorks TV 共同エグゼクティブプロデューサー、『ヴォルトロン』制作総指揮
Dean Takahashi:『VentureBeat Magazine』誌「GamesBeat」リードライター
Bob Gale:オスカー賞ノミネート脚本家・プロデューサー・ディレクター。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』共同制作者、共同ライター、共同プロデューサー
Kate Edwards:Geogrify CEO・主席コンサルタント、コンテンツのカルチャライゼーションのコンサルタント、Take This 社エグゼクティブディレクター、国際ゲーム開発者協会(IGDA)前エグゼクティブディレクター
応募方法:
Unity Connect(要Unity ID)にログイン後、コンテストページにアクセスし、「作品を提出する」から応募できます。応募フォームに以下の2点を含む必要があります。
1. ゲームデザインドキュメント(英語、最大13ページ)
2. ピッチビデオ(英語、最大2分)
※応募資格を得るには、Connectのプロフィールが最低でも 80% は完成している必要があります。
スケジュール:
2018年3月20日10:30〜4月20日17:59(日本時間):ファーストラウンドの提出期限
5月19日:Unity Connectでファーストラウンドの通過者発表&セカンドラウンドスタート
10月:セカンドラウンド結果発表(北米で開催されるUniteにて)
※詳細はコンテストページをご確認ください
(3月20日現在、英文表記になっておりますが、近日中に日本語表記になります)
https://connect.unity.com/challenges/universal
求む! ゲーム業界のレジェンド、ウィル・ライトと一緒に働く3Dアーティスト!
ウィル・ライト氏は80年代から活躍し続ける世界的なゲームクリエイターであり、彼が生み出した人気シミュレーションゲーム『シムシティ』は、シリーズを通じて今もなお世界中のプレイヤーを魅了し続けています。
最新作『Proxi』は、プレイヤーの"思い出"がベースになっているAIによって世界が構築されていくシミュレーションゲームで、"思い出"はそれぞれ3Dモデルの組み合わせとして表現され、プレイヤーごとに異なる環境を作り出します。
https://www.proxiai.com/
参加希望のアーティストは、自身の過去の思い出の中から最も印象に残った3つの"思い出"を3Dモデルとして制作し、Unityでそれらの思い出を表現する3つのシーンデモを作り、1本のビデオ(動画)として提出します。また併せて、Unityで各シーンをどのように構築したかを、カメラ、ライティング、リギング、アニメーション、音声、およびポストプロセッシングの使用方法など、制作プロセスをまとめた応募作品に関する記事を提出する必要があります。
日本時間2018年5月15日15:59までに「Unity Connect」から応募してください。審査ののち、最優秀賞2名は米国・カリフォルニアに赴いてウィル・ライト氏を交えたインタビューを受け、同氏のプロジェクトに参加するチャンスを得られます。
■コンテスト詳細
コンテスト名:
Will Wright's Proxi Art Challenge
賞・賞金:
●審査員により選出された最優秀賞受賞者2名(推定販売価格 1,500?2,500米ドル相当)
○サンフランシスコ・ベイエリア周遊旅行(1人あたり推定販売価格国内発着の場合 500米ドル相当。国際フライトの場合 1,500米ドル相当)
○ホテル2泊つき(1人あたり推定販売価格 500米ドル相当)
○Will Wright 氏および審査員とのプライベートディナー(1人あたり推定販売価格 100米ドル相当)
○Will Wright氏とGallium Artistのチームとのインタビュー
○グッズ詰め合わせ(『Sims』、『Spore』Tシャツ、ゲーム本体、ステッカー)(1人あたり推定販売価格 100米ドル相当)
○Allegorithimic、Marmosetのライセンス(1人あたり推定販売価格 300米ドル相当)
●コミュニティおよび審査員により選出された佳作賞受賞者6名(推定販売価格 400米ドル相当)
○グッズ詰め合わせ(『Sims』、『Spore』T シャツ、ゲーム本体、ステッカー)(1人あたり推定販売価格 100米ドル相当)
○Allegorithimic、Marmoset のライセンス(1人あたり推定販売価格 300米ドル相当)
審査基準:
応募作品は想像性、作品の出来栄え、「思い出」を喚起させることに成功しているかどうか、という観点に基づいて評価されます。
審査員:
Will Wright:Maxis 共同創業者。代表作品『Sims』、『Spore』
Ocean Quigley:EA、Facebook クリエイティブディレクター
Bill Robinson:Disney イラストレーター。『アナと雪の女王』キャラクターデザイン
Matt Jones:Pixar ストーリーアーティスト。代表作品『インサイド・ヘッド』『ファインディング・ドリー』
Jenna Chalmers:ゲームデザイナー、テックリード
Robin Hunicke:ゲームデザイナー。代表作品『Journey』。ゲームデザインの教授として教鞭を執る
Lauren Elliott:ゲームデザイナー。代表作品『カルメン・サンディエゴ』シリーズ。Gallium CEO
Nick Klingensmith:Unity アセットクリエイター。Unity 認定開発者試験の開発に貢献
Oskar Stalberg:ゲーム開発者
Mark Schoennagel:Unity エバンジェリスト
応募方法・スケジュール:
Unity Connect(要Unity ID)にログイン後、コンテストページにアクセスし、「作品を提出する」から応募できます。応募フォームに以下の2点を含む必要があります。
1. 3つの思い出の各シーンを紹介する動画(英語)
2. 各シーンをどのように構築したかを、カメラ、ライティング、リギング、アニメーション、音声、およびポストプロセッシングの使用方法など、制作プロセスをまとめた応募作品に関する記事(英語)。
※応募資格を得るには、Connectのプロフィールが最低でも 80% は完成している必要があります。
2018年5月14日 23:59(太平洋時間。日本時間 2018年5月15日15:59)までの応募可能です。
※ウィル・ライト氏のコメント動画(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=phfpooto8iY
※詳細はコンテストページをご確認ください
https://connect.unity.com/challenges/proxi
世界規模のビッグチャンスを日本のゲーム開発コミュニティに!
世界規模で実施されるいずれのコンテストも、応募はUnityが運営するUnityクリエイターのためのコミュニティハブ「Unity Connect」から英語で行うことになります。そこで、日本のゲーム開発者の皆様がスムーズにコンテストに参加できるための日本語コミュニティを「Unity Connect」上に開設し、ユーザーの皆様が相互に協力・交流することでコンテスト応募の手助けができることを目指します。また、日本のゲーム開発者の皆様が持つコンテスト参加への疑問に答える、当社スタッフによる交流放送も日本語コミュニティ内で実施予定です。
■Unity Connect内 日本語コミュニティ「コンテストQ&Aと交流(日本語)」へのアクセス方法
「Unity Connect」のページ上部にある検索フォームで「コンテストQ&Aと交流」と検索するとチャンネルが表示されます。
https://connect.unity.com/
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