ゾーマやヘルバオムの新生転生は9月21日に実装。新情報や最強タッグ決定戦の決勝戦も開催された「DQMSL サマーフェスティバル」の模様をレポート

　2016年9月4日，スクウェア・エニックスは，東京都内のベルサール秋葉原で，スマートフォン向けRPG「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」（iOS / Android　以下，DQMSL）のイベント「DQMSL サマーフェスティバル」を開催した。
　このイベントでは，東北・関東・関西での地区予選を勝ち抜いた代表選手達の中から最強マスターを決める公式大会「最強タッグ決定戦」の決勝戦などが行われたほか，本作の公式ニコニコ生放送「らいなま」の出張版で，今後のアップデート情報が公開された。
　本稿では，らいなまの情報を中心にイベントの模様をレポートしよう。

写真左から声優の広橋 涼さん，DQMSLでプロデューサーを務める柴 貴正氏，お笑いグループ「安田大サーカス」のクロちゃん，Vジャンプ編集部のサイトーブイ氏，DQMSLで運営プロデューサーを務める千葉直人氏

「DQMSL サマーフェスティバル」公式サイト

　まずは，らいなまで明らかにされた，新生転生が行われるモンスターについてお伝えしよう。今回発表されたのは，「ゴールデンパペット」「マポレーナ」「ヘルバオム」「闇の大魔王ゾーマ」の4体。いずれも実装日は9月21日を予定しているとのこと。以下に，それぞれ紹介していこう。

　ゴールデンパペットの大きな特徴は，“マホトラ斬り”と“マホアゲル”が新生とくぎとして追加されている点だ。千葉氏によると，マホトラ斬りをどう使うかがキモになるという。このほか，“自動MP回復”でMPを回復させ，マホアゲルを活用するのもオススメとのこと。


　マポレーナは，ラウンドの最後に味方全員のHPを大回復させる新生とくぎ“せいれいのうた”や，味方を蘇生させる“天使のうたごえ”を使えるという。


　ヘルバオムは，リーダー特性として“攻撃力を18パーセントアップ”を，特性で“いきなりバイキルト”を持っている。さらに，新生とくぎに，相手の攻撃力を下げる“ヘルバオムのねっこ”や，味方の攻撃力を上げる“ウルトラスタンプ”が追加される。千葉氏は，いきなりバイキルトとウルトラスタンプを組み合わせると，かなりのダメージを期待できるとコメントしていた。


　最後に発表された闇の大魔王ゾーマは，リーダー特性で“呪文ダメージを20パーセントアップ”を，特技で“秘めたるチカラ”“全ステータス＋20”などを持つ，強力なモンスターだ。


　新生とくぎは，敵全体にヒャド系の極大息ダメージを与え，さらに動きを止める“絶対零度”と，敵全体にランダムで呪文の大ダメージを与える“サイコストーム”が追加されるとのこと。余談ながら，ゾーマの発表時には会場が大きくざわつき，技を放つたびに，拍手が巻き起こっていた。


　続いてのコーナーでは，出演者と来場者でタッグを組み，「竜神王の試練」に挑戦することに。サイトーブイチームは深紅の巨竜に，柴プロデューサーチームは深緑の巨竜に，クロちゃんチームは白銀の巨竜，マスターナオト（千葉氏）チームは黄金の巨竜を相手に戦うことになったのだが，勝てたのはサイトーブイチームのみという，まさかの結果に終わってしまう。


　泣きの一回で，決勝トーナメントに参加する選手がチームを組み白銀の巨竜に挑んだのだが，さすが決勝戦まで勝ち残っただけあり，難なく勝負を決めていた。

らいなまでは，事前にプレイヤーから募集した「スーパーライト川柳」の結果発表も行われた。思わず唸ってしまう秀逸な作品や，笑いが溢れるユーモアな作品など，多種多様な川柳が会場を盛り上げていた

　最後に，大会決勝戦の模様をお伝えしよう。決勝戦に進出したのは，関東地区代表の「SPY」チーム（sei＠SPY選手とぴょんモン＠SPY選手）と，東北地区代表の「右手」チーム（m.さいとう＠右手絆選手と，じょか＠右手魔神会選手）の対戦だ。
　今大会はタッグマッチのため，2試合行われた。カードは，ぴょんモン＠SPY選手 VS じょか選手と，sei＠SPY選手 VS m.さいとう選手。
　

　決勝戦だけあって，出場選手の読みの深さや瞬時の判断など，戦略のレベルは相当なものだった。呪文やとくぎを使うにしても，すべてが計算されており，柴プロデューサーらはその正確さを絶賛していた。最後は一進一退の攻防となったが，そんな見どころたっぷりの決勝戦を制したのは「右手」チーム。見事「初代最強タッグ」の優勝称号をゲットし，優勝した喜びを嬉しそうに語っていた。

「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」公式サイト

「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」ダウンロードページ

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