イベント
ポケモンカードゲーム公式大会の東日本大会が開催。代表選手9名が決定した会場の模様をレポート
大会は,小学生以下が参加できるAリーグと,中学生以上のBリーグに分かれており,5月4日に行われた決勝トーナメントでは,前日の予選を勝ち抜いた各リーグ16名の選手達が腕を競った。ちなみにAリーグ予選は1000名強,Bリーグ予選は700名以上の選手が参加したとのこと。
決勝トーナメントは,60枚デッキ,サイド6枚という対戦形式で,かつ1本あたりの制限時間30分,2本先取によるシングルエリミネーション(一度負けた参加者が脱落するトーナメント方式)で行われた。
Aリーグの決勝に残ったのは,オオムラ ヒトシ選手とカイザキ ユイ選手。1本めの序盤こそカイザキ選手が優勢だったが,そのあとはオオムラ選手が巧みな試合運びを見せ,2本連続取得で優勝を決めた。
Bリーグの決勝戦は,トリイ ケンジ選手とオノデラ カズヒロ選手という顔合わせ。トリイ選手は,素早い場の形成を意識したデッキ構成とプレイスタイルで1本めを先取。続く2本めは,オノデラ選手がメガ進化に成功し,MガルーラEXでトリイ選手を追い込んだが,終盤にトリイ選手が巧みなプレイで形勢を逆転。制限時間を使い切った勝負は,トリイ選手の勝利で終わった。
なお日本チャンピオン決定戦には,各リーグ上位4名の選手が進出する。今回のクロージングセレモニーにて,優勝を果たしたオオムラ選手とトリイ選手は,勝利の喜びを表すとともに,ぜひ日本チャンピオンを目指したいと熱い意気込みを語った。
Aリーグで優勝したオオムラ ヒトシ選手(左) |
Bリーグで優勝したトリイ ケンジ選手(左) |
また,会場では,もう一つの大会「ポケモンカードゲーム 殿堂バトル」も行われた。こちらの大会は,「ポケモンカードゲームDP」シリーズ以降のカードを用い,規定の「殿堂ポイント」内で作ったデッキを使って戦うという「殿堂レギュレーション」で争われるもの。優勝したヨネダ タクヤ選手は,6月7日に開催される「殿堂バトルチャンピオン決定戦」の出場権を得た。
会場には,来場者10人が2つのチームに分かれて戦う5on5バトルやタッグバトル,ジムリーダーやスタッフと対戦できるコーナーも設けられていた。また,ステージイベントも開催され,熱心なカードゲームプレイヤーやポケモンファンの親子連れなどが連休中のイベントを大いに楽しんでいたようだった。
西日本大会は5月17日と18日にインテックス大阪で行われる予定なので,近隣のポケモンファンは会場まで足を運んでみてはどうだろうか。
「ポケモンカードゲーム」公式サイト
- 関連タイトル:
ポケモンカードゲーム
- この記事のURL:
(C)2023 Pokémon. (C)1995-2023 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。