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北米のスピーカーブランド「Polk Audio」日本上陸。第1弾としてゲーマー向けスピーカーとヘッドセットを投入してきた意図を聞く
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印刷2014/08/29 12:00

インタビュー

北米のスピーカーブランド「Polk Audio」日本上陸。第1弾としてゲーマー向けスピーカーとヘッドセットを投入してきた意図を聞く

N1 Gaming SurroundBar
Polk Audio
 2014年8月29日,MSYは,北米のオーディオブランドである「Polk Audio」(ポークオーディオ,以下 Polk)の取り扱いを開始すると発表した。第1弾となるのは,Xbox公式ライセンスを受け,PCや他社製ゲーム機とも接続できるサウンドバー型シングルスピーカー「N1 Gaming SurroundBar」(国内製品名:N1 SurroundBar)と,Xbox One公式ライセンスを受けたゲーマー向けヘッドセット「4 Shot Xbox One Gaming Headset」(国内製品名:4 Shot),Xbox 360の公式ライセンスを受けたゲーマー向けヘッドセット「Melee Xbox 360 Gaming Headset」(国内製品名:Melee)の3製品となる。

Polk Audio
4 Shot Xbox One Gaming Headset
Polk Audio
Melee Xbox 360 Gaming Headset

Polk Audio
 N1 Gaming SurroundBar(以下,N1)は,複数のスピーカーを搭載する横長の柱形スピーカーセット1本でサラウンドサウンドを実現する製品だ。入力インタフェースは光角形およびRCAのデジタルサウンド入力各1と3.5mmミニピンのアナログステレオサウンド入力が1系統。それとは別に,CSRの「aptX」技術に基づく低遅延のBluetooth接続もサポートされている。
 サウンド出力にあたっての動作モードは「Forza Racer」「Halo FPS」「Music」「Cinema」の4つで,いずれも,Polk独自の「SDA Surround」(SDA:Stereo Dimensional Array)による実装となっている。内蔵する「Dolby Digital」デコーダとの組み合わせで,サラウンドサウンドを実現するのがポイントだが,ここで注目したいのはForza RacerとHalo FPSの両動作モードだ。

Polk Audio
本体背面の接続インタフェース部。基本的にはサブウーファなしでも低音の出力が可能だが,RCA端子によるサブウーファ出力も用意されている
Polk Audio
付属のリモコン。ソースを選択して動作モードを変更するだけという,シンプルな操作系で分かりやすい

短時間ながらForza Motorsports 5を用いたデモを聞けたが,4つあるタイヤの移動感や,敵車や壁との距離感を感じ取ることができた。どこまでがゲーム側の力で,どこまでがスピーカーの力によるものなのか,短時間のデモからは断言できないものの,印象的なデモだったことは確かだ
Polk Audio
 最新世代のForza MotorsportシリーズおよびHaloシリーズの開発に携わったサウンドエンジニアと,Polkによる共同開発となっている両モードは,Forza RacerがPCやPlayStationなどのクルマ系タイトル,Halo FPSが(Haloと似た,残響音の多い)FPS系タイトルでももちろん利用できるが,Forza MotorsportシリーズとHaloシリーズとの組み合わせで,「今までに体験したことのないサウンド」を実現できるという。

 本体サイズは997(W)×114(D)×101(H)mm。ラインナップは黒と白の2モデルとなっており,いずれも4万8600円(税込)で9月26日発売予定だ。北米市場におけるメーカー想定売価が299ドルなので,さすがにちょっと高すぎる感はあるものの,「ゲーマー向けサウンドバー」というアイデア自体は面白い。

 4 Shot Xbox One Gaming Headset(以下,4 Shot)とMelee Xbox 360 Gaming Headset(以下,Melee)は,接続先のXboxに応じて付属品が異なるのを除くと,基本的には同じ仕様の製品だ。
 カラーバリエーションは「Ink Black」(黒)と「Nova Blue」(青+白),「Desert White」(白+茶+灰)の3色。オーバーイヤー型のアナログ接続型2ch出力対応ヘッドセットで,40mmドライバーを搭載する。また,左エンクロージャ部に収納されたマイクはワンプッシュで有効/無効を切り替えられるようになっている。

4 ShotのInk Blackモデル(左)とMeleeのNova Blueモデル(右)。Xbox 360と比べてXbox Oneのほうが接続がシンプルなため,付属品も少ない
Polk Audio Polk Audio
“開き”にすると,右耳用のスピーカー部に,Polkのブランドロゴにも採用されているハートマークがある。アナログサウンドケーブルは根元から着脱可能なのだが,このハートマークがあるおかげで,ケーブルを接続していない状態でも左右の見分けは行いやすい
Polk Audio Polk Audio

 なお,両製品とも,Xbox OneおよびXbox 360との接続に使う機材を除けば,いたって普通のアナログ接続型ヘッドセットなので,4極の3.5mmミニピン端子を持つPCやモバイルゲーム機,スマートフォン,タブレットでも利用可能だ。
 発売はN1と同じく9月26日予定で,価格は4 Shotが1万9440円,Meleeが2万1384円(いずれも税込)。北米市場におけるメーカー想定売価は順に159.95ドル,Melee Xbox 360 Gaming Headsetが199.95ドルなので,Meleeは内外価格差がほとんどないということになる。


Polkとはどんな会社なのか


Ed Johnson氏(Regional Export Manager, Pacific Rim, Latin America, Sound United)
 今回4Gamerでは,Polkブランドを展開するSound United(サウンドユナイテッド)の環太平洋地域およびラテンアメリカ担当の輸出マネージャーであるEd Johnson(エド・ジョンソン)氏に,日本市場参入の理由と,Xboxだけでなく,PCや他社製ゲーム機とも接続可能なN1の特徴などの話を聞くことができた。以下,その内容をまとめてみたい。

4Gamer:
 初めまして。さっそくですが,Polkというブランドそのものについて聞かせてください。先ほどいただいた名刺での社名はSound Unitedになっていましたが。

Ed Johnson氏:
 はい,私達の会社はSound Unitedといいまして,Polkは,私達が展開しているブランドの1つです。ほかに,Definitive Technology(ディフィニティブテクノロジー,以下 Definitive),そしてBoom(ブーム)というブランドも展開しています。

Polk Audio
4Gamer:
 Polkはこれまで,日本だと自動車用のスピーカーくらいしか流通していませんでした。正直,欧米のスピーカー市場に詳しいファンが,「北米のスピーカーメーカー」として認知している程度だと思うのですが,3ブランドの立ち位置を聞かせていただけますか。

Ed Johnson氏:
 PolkとDefinitiveは主にスピーカーのブランドで,Boomは,よりパーソナルでカジュアルなものを目指した製品ブランドです。
 PolkとDefinitiveだと,Polkはアコースティック,トラディショナルな方向を意識しており,木目などを意識して取り入れたりしている一方,Definitiveはメタルな素材を使ったりして,より高級な路線を目指したものになっています。

4Gamer:
 確かに海外のレビューサイトなどで見かけるPolkのスピーカーと言うと,木目の印象が強いですね。基本的には北米市場が中心だったという理解でいのでしょうか。

Johnson氏が示した,北米スピーカー市場における市場シェアの円グラフ。いつの時点のデータかは明らかにされなかったが,有名どころではKlipschが2位,Boseが4位,Bowers&Wilkinsが5位で,それらをPolkが抑えている
Polk Audio
Ed Johnson氏:
 ええ。北米における市場シェアですと,1位がPolk,3位がDefinitiveです。両方で30%強のシェアを持っている計算ですね。
 注意していただきたいのは,別に自慢したくてこのデータをお見せしているのではないということです(笑)。私達は,これだけの規模のお客さまに対して十分なサポートができ,さらに,そのお客さまから得たフィードバックを基に,製品開発を行っているのだということを知っていただきたい。実際,今回日本市場に展開することになったゲーマー向け製品も,お客さまからのフィードバックなしには実現不可能だったでしょう。

4Gamer:
 ユーザーからのフィードバックを重視しているというわけですね。
 開発センターも北米にあるのですか。

Johnson氏が示したBeatsとPolk,Boseの違い。ちなみにPolkのところにある「Devotee」というのは「熱狂者」の意味
Polk Audio
Ed Johnson氏:
 はい。カリフォルニア州にありまして,PolkやDefinitive,Boomの製品デザインを行っています。
 ご覧いただいているスライドは,Beats Audio(以下,Beats)とPolk,Boseを比較したものなんですが,ざっくりまとめると,Beatsがカジュアルやストリート,Boseが一定の年齢層以上をターゲットにしているのに対し,(Sound Unitedの主力ブランドである)Polkではその間,アクティブなライフスタイルの人達に向けたデザインを行っています。

4Gamer:
 音づくりの基本コンセプトはいかがでしょう。

Polk Audio
Ed Johnson氏:
 1972年の創業以来,Polkでは,「音響機器を通じて映画や音楽を楽しむ」のではなく,「音響機器の存在を気にすることなく,映画や音楽の世界に入り込む」ことを目的にしてきました。
 Polkの創設者であるMatthew Polk(マシュー・ポーク)の言葉に,「比類のない性能と価値を生み出すためには,基本的な研究をしっかり行うことだ」というのがありまして,この言葉に立脚して,確かな品質を追求しています。

4Gamer:
 具体例を挙げていただくことはできますか。

Polk Audio
Ed Johnson氏:
 基礎研究を大切にする,という話ですと,私達がとくに重要だと考えているのは,「レーザー光線を使って,実際に音を出したときにコーンがどう反響するかの検証」ですね。
 私達はボルチモアのJohns Hopkins University(ジョンズ・ホプキンス大学)と共同で実験を行っているのですが,ここでは,「実際に音が鳴った状態のコーン」でどのように波動が変化するかをミクロン単位で計測し,どういう波動だとノイズの少ないピュアな音を伝えられるかをデータとして蓄積し,製品開発に反映しています。「共鳴によって生じるノイズをいかに減らすか」を,音づくりにおいて最も重視していると言ってもいいでしょう。
 コーンの形状や素材の選択が適切であれば,音が波動としてコーンに当たったときに,共鳴して生み出されるノイズを最小限に抑えられます。できるだけノイズが発生しないような波動を送ることと,その波動を,できるだけ共鳴の少ない状態で伝えることに,私達は長年注力してきました。

 たとえ同じ素材,同じレシピを使ったとしても,それを作り上げるシェフが違えば,味はまったく違ってきますよね。うちには最高のシェフがいるので,いいものをお届けできる,ということです。


独自のSDA技術によって

サウンドバーでサラウンドを実現


4Gamer:
 以上を踏まえてN1の話ですが,N1にはPolk独自のSDA Surround(以下,SDA)という技術が採用されています。これはいったいどういうものなのでしょうか。

Ed Johnson氏:
 ヘッドフォンと一般的な2chスピーカーの話をさせてください。ヘッドフォンだと左側の音は左耳で聞き,右側の音は右耳で聞くことになりますよね。

4Gamer:
 はい。

Polk Audio
Ed Johnson氏:
 それに対して,一般的な2chステレオスピーカーセットだと,これはPolkの製品も含めて,ここまできっちり左右の音が分かれることはありません。向かって左側にあるスピーカーの音を左耳で聞こうとしても,右側にあるスピーカーの音も少し遅れて――体感的にはほぼ同時ですが――聞こえてしまいます。
 そこでPolkは先に,1つのチャネルあたり2基のドライバーを用意して,片方で普通に出力し,もう片方で「反対側にあるチャネルの音をキャンセルする,逆位相の信号」を出力することで,左チャネルの音は左耳,右チャネルの音は右耳でそれぞれ聞くようにして,スピーカーの配置よりも広い範囲から音が発生しているような感覚を得られるようにしたのです。ライブ会場のようなイメージですね。これがオリジナルのSDAです。

オリジナルSDAの模式図
Polk Audio

 オリジナルのSDAスピーカーでは,1つのチャネルあたり,2基のスピーカードライバーを,人間の頭の大きさに近い6.5インチ(=165.1mm)の距離で配置していました。

4Gamer:
 つまり今回のN1だと,そのスピーカードライバーが合計4基搭載されて,2chずつ,6.5インチ間隔で置いてあるということなのでしょうか。

Polk Audio
Ed Johnson氏:
 いえ,そうではありません。
 いまお話ししたのはあくまでもオリジナルのSDAで,たとえばもっと大きな規模になると,より大きな音圧を発生させるためにもっと多くのドライバーを搭載して,それらを独立させたり,兼用させたりしているものもあります。ではN1のようなサウンドバーだとどうなるかというと,DSP(Digital Signal Processor)を用い,SDAの挙動をプログラムして実装することになります。

4Gamer:
 ああ! なるほど,合点がいきました。N1はForzaやHaloといった動作モードを持っていますが,それはSDAのチューニングを変更して実現しているわけですね。

Polk Audio
Ed Johnson氏:
 そうですね。ここ2〜3年の間に,DSPには目覚ましい進歩がありました。それによって,サラウンド出力時のバランスだけでなく,歪み(distortion)の制御もできるようになったのです。これまでは物理的に,それこそ6インチ半の距離を置いて……とやっていたものが,サウンドバーのような横方向に細長い形状のハードウェアにおいても,DSPのプログラムによってよりよい環境を作れるようになっています。
 同時に,デジタルのスイッチングアンプが進化したのも大きく,結果として,手軽に複数のチューニングを切り替えられるようになりました。

 実は,Polkも一度,1980年代にDSPベースのSDAシステムを試作したことがあるんですが,そのときはお蔵入りしたんですよ。それが,細身や横に長いアクティブスピーカー製品の需要が高まってきたところで,デジタル技術の発展もあり,DSPベースのSDAが見直されたという経緯もあったりします。

4Gamer:
 ようやく全体が見えてきました。
 N1におけるゲーム向けのチューニングでは,どういったところをMicrosoftと協力して開発を進めたのでしょうか。

Ed Johnson氏:
 実は,音楽と映画,ゲームという3つのジャンルを並べてみた場合,近いのは音楽と映画ではなく,映画とゲームなんですよ。音楽は全然違う音の傾向になっていて,映画とゲームは,「映像の中にいるような感覚をもたらす」という意味において,非常によく似ています。
 そうですね……,個人的な意見ですけれども,サラウンドについていえば,どこに何があるのかを即座に判断できる的確さよりも,その場にいるような環境を作り出せることのほうが,映画とゲームおいては重要であろうと考えています。

4Gamer:
 どこから音が鳴っているかを知りたければ,それこそ先ほど仰っていたヘッドフォンのほうがいいだろうということですか。

Ed Johnson氏:
 ええ。ただ,サラウンドで「その場にいるような環境を作り出す」場合でも,とくにゲームでは,非常に細かなディテールが求められてきます。たとえばForzaのようなクルマ系であれば,エンジン音であるとか,タイヤと路面が接触するときの音とか。そういったものを1つ1つ突き詰めて(DSPのプログラムとして)追い込んでいく,クラフティングのような作業の連続でした。
 Microsoftのサウンドチームは,クルマの音を1つ録音するにしても,16個のマイクを並べて,いろいろな角度から録ったうえで,それをいかにゲーム内で表現するか,またその表現したものをいかにプレイヤーに伝えるかを考えていますからね。大変です(笑)。

 話は少し逸れますが,Definitiveでは,サウンドエンジニアのバックグラウンドを持つアーティスト,John Legend(ジョン・レジェンド)氏との共同作業によって製品開発を行っています。彼の求めているビジョンを具現化して,そのものをユーザーに届けようとしているのですが,N1におけるMicrosoftとの協業で行っているのも,まさにそれと同じですね。いかにして,作り手のビジョンを,スピーカーを意識することなくそのままユーザーに体験してもらうか。それが私達の仕事というわけです。

N1の本体中央部にあるボタンの下には赤・青・紫に光るインジケータが用意されており,音量やバス音量,ソース,動作モードをを変更するたびに光る
Polk Audio
4Gamer:
 その結果が,N1におけるForza RacerとHalo FPSという2つの動作モードだと。

Ed Johnson氏:
 まずハードウェアとして,アンプとドライバーが正しくマッチングされています。なので,あとは動作モードを選んでいただければ,適切な環境が作り出されます。Musicを選べば,ちゃんと音楽に最適なチューニングの音が鳴りますよ(笑)。


ヘッドセットと「PSプラットフォーム向け製品」についても聞いてみた


4Gamer:
 ヘッドセットの4 ShotとMeleeについても聞かせてください。あまりゲーマー向けヘッドセット然とした外観ではありませんね。

4 Shotの接続イメージ
Polk Audio
Ed Johnson氏:
 はい。いわゆる「ゲーマー向け周辺機器」っぽいデザインはあえて採用せず,「街中でも違和感のない,洗練されたデザイン」になるよう注意して設計しました。実際,4 ShotとMeleeはいずれも,ホームオーディオ用ヘッドセットの上位モデルをベースにしていたりしますね。

 ご存じかどうか分かりませんが,いわゆるゲーマー向けヘッドセットを販売している会社は,そのバックグラウンドがオーディオの会社ではないことが非常に多い。ですがPolkはオーディオ機器メーカーで,すでに蓄積されている経験や知識を最大限に活用しながら開発したので,そこが大きな訴求ポイントになると考えています。

4Gamer:
 音づくりの方向性はいかがでしょう?

Meleeの接続イメージ
Polk Audio
Ed Johnson氏:
 できるだけ音情報のディテールを再現できるようなスピーカードライバーを採用しており,音楽でもゲームでも,繊細な部分まで再現できるようになっていると思います。
 ああそうそう,見た目で想像できると思いますが,4 ShotとMeleeは基本的に同じ製品で,接続方法だけが異なります。4 ShotがXbox One用,MeleeがXbox 360用です。

4Gamer:
 両製品に共通していますが,左耳用エンクロージャ部に収納式のマイクを搭載し,さらにアナログケーブルのところにもインラインでマイクを用意していますよね。これはどういう意図によるものなのでしょうか。

付属のブームマイク付きケーブル。北米市場ではユーザー登録すると送ってもらえるのだが,日本では初めから付属するという
Polk Audio
Ed Johnson氏:
 実は,もう1つこんなのも付属しているんですよ(と,ブームマイク付きケーブルを見せる)。基本的には収納式マイクかインラインのマイクを使っていただければいいと思うのですが,ゲームをプレイしているときの声の出し方次第では,入力音量が足りないケースが出てくるかもしれません。そのときはこのマイクを利用いただければと思います。
 「どういった使用環境でもベストな状態で音を楽しみ,コミュニケートできる」のが目的なので,今回は3パターンのマイクを提案させていただいています。

4Gamer:
 さて,これは聞いていいものか悩んだ末に聞いてしまうのですが,Xbox以外のプラットフォームに向けた製品は準備しているのでしょうか。

Ed Johnson氏:
 イエス(笑)。
 ……先ほどお話ししたとおり,Microsoftとは,とてもいい関係で共同開発してきています。ですので,今後もMicrosoft製ハードウェアに向けた開発体制を維持していきますが,それこそ日本市場など,北米以外の市場を見据えたときには,ほかのプラットフォームに対応する製品を作っていくのもPolkにとって重要だとは考えています。
 もっとも,N1についていえば,Forza Racingモードは,他のクルマ系タイトルでも効果的に働きます。Halo FPSモードも,ほかのFPSで臨場感を味わうことができますよ。

4Gamer:
 今回市場参入を発表したのはゲーマー向け製品ですが,ホームオーディオの分野でも日本市場へ参入の予定はありますか。

Polkのホームオーディオ製品。一例だ。一般的な2chのスピーカーセットなどもラインナップにはある
Polk Audio
Ed Johnson氏:
 もちろんです。ホームオーディオでは非常に強いバックグラウンドがありますので,追ってMSYとともに日本市場へ紹介させていただきたいと考えています。まずは発売の決まっている3製品に注力しますが,年末に向けて,ホームオーディオ製品も発表できるでしょう。

4Gamer:
 ありがとうございました。では最後に,日本市場参入にあたっての意気込みを聞かせてください。

Ed Johnson氏:
 人々の「音楽の楽しみ方」は大きく変わってきています。そのなかでPolkとしても,過去にあった大きな「オーディオ用スピーカー」にしがみつくことはまったくせず,新しいニーズに合わせた商品開発を積極的に行っています。どんなものであれ,人がふと足を止めて音を聞きたくなるような製品を,日本の皆さんにどんどん紹介させていただくつもりです。

Polk Audio公式Webサイト

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