紹介記事
村おこしとスローライフ。Android向けクラフトRPG「錬金術はじめました」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第681回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ファンタジーRPGといえば世界の命運がどうだこうだとなりがちだが,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するAndroid向けアプリ「錬金術はじめました」は,錬金術師の少女が生まれ育った小さな村で日々がんばるという,ほのぼのとした作品だ。
Android「錬金術はじめました」ダウンロードページ
本作における目標は,国が小さな村に下した“廃村”という決定を撤回させることだ。その条件は,村おこしで「累計来客数2000人,累計売上1000000G」を達成することで果たされる。
来客も売上も,店の売り物を増やすことで時間経過とともに増えていくが,とくに期間の制限はないため,ノンビリと目指せばよい。これはあくまでメインストーリー上の最終目標なのだ。どちらかというと,村の様子を見て回りながら,村人の「困ったこと」(依頼)を解決していくほうが本作のメインといえるかもしれない。
依頼の内容はすべて「指定されたアイテムの納品」となっている。要は,錬金術師である主人公に“あれこれ作って”とお願いされるわけだ。指定されたアイテムは,雑貨店で買ったり,依頼の報酬でもらったりした「レシピ」と,必要な素材があれば作成できる。
錬金/アイテム作成を繰り返すことで“錬金レベル”が上昇し,作成可能となるアイテムが増えていく。
雑貨店では素材も購入できるが,価格が非常に高い。そのため“探索”で村の近くにある森や平原,火山といった場所に出向いて自力で集めることになる。探索で出向く場所はスゴロク形式のマップになっており,素材が手に入るかどうかはサイコロのみぞ知る。踏んだマスに皮袋や宝箱があれば素材を入手可能だ。
なお,素材はそれぞれ「品質」が数値で設定されており,高品質の素材で作成したアイテムは当然,品質のよいものになる。よいアイテムはその分効果や売値が高いので,もしレアな素材を見つけられたら,かなりラッキーだ。
バトルを繰り返すと,冒険レベルや,主人公のレベルが上昇していく。冒険レベルが上がると,探索に必要なポイント「体力」が上昇。主人公のレベルはそのまま強さに直結している。冒険レベルや主人公のレベルが高まれば,より貴重な素材が手に入る新たな探索の地へと足を踏み入れられる。
村を見て回ったり,個性的な村人達と交流したりと,スローライフな日々を過ごせる本作。追加ストーリーも鋭意作成中とのことなので,一気に攻略……とはあえていかずに,この村での生活を堪能してみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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