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ハロー!Steam広場 第115回:ドッグファイトだけを純粋に楽しめるVR対応のスペースコンバットシム「House of the Dying Sun」
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印刷2016/06/28 12:00

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ハロー!Steam広場 第115回:ドッグファイトだけを純粋に楽しめるVR対応のスペースコンバットシム「House of the Dying Sun」

画像集 No.001のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第115回:ドッグファイトだけを純粋に楽しめるVR対応のスペースコンバットシム「House of the Dying Sun」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,サマーセールで気になるタイトルをチェックし,セールが終わってから一気に購入するお布施Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第115回は,「House of the Dying Sun」をメインに紹介しよう。本作は宇宙でのドッグファイトに特化したゲームとなっており,ミッションで手に入れたパーツを換装して,さらなる難度に挑戦していくシンプルな流れだ。このほか,地球に似た環境の惑星で冒険するアクションRPG「ERISLE」もあるので,お見逃しなく。



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VRにも対応するシンプルなスペースコンバットシム「House of the Dying Sun」


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 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回はアメリカ・シアトルに拠点を置くインディーズ系デベロッパ,Marauder Interactiveのスペースコンバットシム「House of the Dying Sun」を紹介しよう。ちなみにこのゲームの開発者は,元BungieのMike Tipul氏。プロジェクト自体は4年ほど前からスタートしており,つい最近までは「Enemy Starfighter」という名前で開発が進められていたものだ。

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 そんな本作の特徴は,戦闘に特化したゲームデザインになっているという点にある。スペースコンバットシムなのだから当然と思われるかもしれないが,昨今の類似作品を見ると,貿易やコミュニティ形成といった戦闘以外の要素を取り入れて,複雑化しているゲームも多いので,純粋に宇宙でドッグファイトを楽しみたいという人にとって,このシンプルさはかえって嬉しくもあるはず。

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 ゲームの流れは,1から順番にステージを攻略して,新しい武器やアップグレードを開放しつつ,自機を強化していくといった感じだ。また,サブ機を獲得すればNPCを乗せて一緒に出撃することもできる。味方NPCにはリアルタイムでさまざまな指示を出せるため,ちょっとした船団プレイだって楽しめるわけだ。

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 戦闘機の操作は,[W]で加速,[S]で減速,[A]と[D]でロールといった割り当てで,機体の方向転換には,FPSの視点移動と同じ要領でマウスを使うことになる。また,[Space]キーでドリフトができるので,敵機とすれ違いざまにUターンして後ろを取るといった動きも簡単だ。

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 ドッグファイトにおいては,敵の位置の把握や効果的な武器の選択など,操縦以外の面で求められるものも多い。敵機と交戦している状況下で,これらのひとつひとつを冷静に判断するのはなかなか難しいところだが,本作では武器を切り替えたり,味方に指示を出したりしている間,時間の流れがゆっくり進むので,初心者でも落ち着いて状況を判断できる。

戦闘中はいつでも戦術マップにアクセス可能だ。ここでは戦場全体を把握できるので,敵を見失ったときなどは戦術マップで確認しよう
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 メインコンテンツとなるキャンペーンは全14章となり,各章には難度の異なる3つのステージが用意されている。難度が高ければそのぶん,機体を強化するためのアップグレードポイントが多くもらえる仕組みだ。どの難度でも,クリアすれば次の章に進めるので,はじめは一番簡単な難度でサクサク進めていきたい。

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 最後に,本作は「HTC Vive」および「Oculus Rift」に対応している。Oculus Riftなら,すでに「EVE:Valkyrie」があるが,HTC Viveのユーザーにとっては,システムが複雑な同ジャンルの「Elite:Dangerous」を超える選択肢となるだろう。
 もちろん,VRヘッドマウントディスプレイがなくても十分に楽しめる作品なので,シンプルなスペースコンバットシムを探している人は,ぜひ遊んでみてほしい。


「House of the Dying Sun」



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プレイヤーのステータス,所持金,弾薬数などが,1つのリソースで管理されるアクションRPG「ERISLE」


 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回は台湾のインディーズ系ゲームデベロッパ,EXPECT STUDIOが手掛ける「ERISLE」を紹介しよう。

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 本作は,太陽系にある未知の惑星を舞台にしたアクションRPGだ。惑星内では,地球に似た環境が築きあげられているのだが,そこに住む生物はいかにも“エイリアン”といった風貌で,調査団としてこの惑星に派遣されたプレイヤーは,それらと戦いながらサバイバルを繰り広げていくことになる模様。

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 ゲームの開発には「Unity 5」が使われており,公開されているスクリーンショットを見ると,最新のゲームエンジンが描き出すグラフィックスの美しさが確認できる。ただ,肝心のプレイムービーを見ていると,同じゲームとは思えないほどグラフィックスの質が下がっているのも気になるところ。おそらく初期ビルドの映像なのかもしれない。


 ゲームシステムに注目してみると,本作ではプレイヤーのステータスや所持金,武器弾薬といった要素が,すべて「エネルギー」と呼ばれるリソースに統合されているという。このシステムがどのように活かされていくのかは,今のところ不明だが,仮にゲーム内のリソースがすべて一元化されているならば,かなり難度の高いゲームになるのではないだろうか。

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 現時点では情報が少ないので,続報に期待したいところだが,もしスクリーンショットと同等のクオリティで仕上げてくるのだとしたら,インディーズゲームとしては,なかなかの大作になりそうだ。すでにGREENLIGHTは通過しているので,今後の動向が気になる人はフォローボタンを押しておこう。

「ERISLE」GREENLIGHTページ

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