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ハロー!Steam広場 第241回:最大64人で中世の甲冑剣戟バトルが楽しめるメレーアクション「MORDHAU」
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印刷2019/05/31 12:30

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ハロー!Steam広場 第241回:最大64人で中世の甲冑剣戟バトルが楽しめるメレーアクション「MORDHAU」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamで公開されている気になるタイトルを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,オススメに出てくるタイトルが,ホラーとヌードで埋めつくされる上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第241回は,中世ヨーロッパの戦場を舞台に,最大64人のプレイヤーが2チームに分かれて戦いを繰り広げるメレーアクション「MORDHAU」を紹介しよう。本作は剣や槍といった近接武器での白兵戦がメインとなっており,甲冑を着た男達の血なまぐさい戦いを,思う存分に堪能できる。

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最大64人で中世の甲冑剣戟バトルが楽しめるメレーアクション「MORDHAU」


 今回はスベロニアのインディーズ系デベロッパ,Triternionが手がける「MORDHAU」を紹介しよう。

 本作は中世ヨーロッパの戦場を舞台に,最大64人のプレイヤーが2チームに分かれて戦いを繰り広げるアクションゲームだ。中世ヨーロッパというワードからも分かるとおり,本作は剣や槍といった近接武器での白兵戦がメインとなっており,甲冑を着た男達の血なまぐさい戦いを,思う存分に堪能できる。

一人称視点での白兵戦は迫力満点だ
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弓兵や騎兵,さらには攻城兵器も登場し,戦場の臨場感を高めてくれる
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 戦闘では,「フェイント」「ガード」「蹴り」といった小技で相手を揺さぶりつつ,本命となる斬撃をいかに当てていくかがキモだ。こういった駆け引きは,僻地での小規模戦や1vs.1などで発生し,逆にマップ中央では「戦いは数だよ兄貴!」を地で行く大乱戦が繰り広げられる。このように,1つの戦場でさまざまなシチュエーションの戦いが楽しめるのが,本作のウリといえるだろう。

近接武器はさまざまな角度から攻撃できるほか,突き攻撃も可能。これらにフェイントを混ぜてうまく揺さぶっていこう
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僻地での一騎打ちは真剣勝負そのもので,勝負がつく頃には手汗びっしょりである
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激戦地はもう,運動会みたいな空気感が漂っており,斬った斬られたの大乱戦である。あえてここに飛び込んでいくのも本作の醍醐味の1つだ
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 ゲームを始めたばかりのプレイヤーがすぐに戦場で活躍できるよう,本作にはデフォルトで10種類の兵科が用意されているのだが,自分で新しく作ることも可能だ。新しく作る兵科には装備ポイントが与えられ,プレイヤーは装備の合計コストがポイント内に留まるよう武器や防具を選んでいく。
 防具は種類こそ多いが,カテゴリ自体は「軽装」「中装」「重装」の3つに分けられているので,身軽に動き回りたいなら軽装で,最前線で戦いたいなら重装でといった具合で決めていく。一方の武器は1つ1つ性能が違うので,自分に合ったものを吟味したいところ。

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 装備の中にはロックされているものもあり,そういったものはお金で買うことになる。お金と言っても,遊んでいれば自然と溜まっていくゲーム内マネーなので,リアルのお財布に響くことはない。それでも,プレイヤーのレベルによっては購入できない装備もあるので,身に着けたければ,それをモチベーションにしてどんどん戦場に飛び込もう。

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 ゲームモードは,相手チームのチケットを0にするか,相手の本丸を占拠すれば勝ちとなる「Frontline」がメインモードとなっており,ほかにもプレイヤーと協力してCPUの敵と戦う「Horde」や,装備を調達しながら最後の1人になるまで戦い抜く「BATTLE ROYALE」なども用意されている。
 本作を始めてプレイする場合は,チュートリアルで操作方法を学んでから,興味のあるモードで遊ぶのがベストだろう。チュートリアルをクリアすればお金ももらえるので,やらない手はない。

チュートリアルでは教官がゲームの基礎をきっちりと叩き込んでくれる
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ちなみに[P]キーを押せば三人称視点でのプレイも可能だ
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 気になるサーバー事情についてだが,「Frontline」モードでもPing100以下のアジア圏サーバーは10部屋以上あり,より快適に遊べる日本サーバーの部屋もいくつか見かけた(原稿執筆時点)。ゴールデンタイムだといずれも満員になるほどの賑わいで,人がいなくて遊べないという状況にはならないので,安心してほしい。

 ちなみに人の少ない部屋でも,そこにいる人達で中央に集まって一騎打ちを観戦したりといった独特の雰囲気が作られており,それはそれで楽しかったりする。デスマッチモードで検索をすれば1vs.1用の部屋も見つけられるはずなので,一騎打ちだけを楽しみたいのであれば,そういった部屋を利用するのも手だろう。

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 「Chivalry: Medieval Warfare」を筆頭に,Steamでも人気の高い「メレーアクション」というジャンルの新作というだけあって,同ジャンルでは一番プレイヤーが多いので,このジャンルに飛び込むのならば今が好機といえるだろう。興味のある人はぜひ遊んでみてほしい。



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