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ハロー!Steam広場 第243回:コショウを振るのも一苦労なリアル指向お料理シミュレーション「Cooking Simulator」
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印刷2019/06/21 12:00

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ハロー!Steam広場 第243回:コショウを振るのも一苦労なリアル指向お料理シミュレーション「Cooking Simulator」

画像集 No.001のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第243回:コショウを振るのも一苦労なリアル指向お料理シミュレーション「Cooking Simulator」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamで公開されている気になるタイトルを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,一日一回「VR彼女 動画」で検索をかける,上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第243回は,レストランのシェフとして腕を振るう料理シミュレーション「Cooking Simulator」を紹介しよう。本作は,ゲームだからといって簡略化されている作業はほとんどなく,食材に調味料を振りかけるのにも一苦労といった具合で,現実に即するという意味でもかなりリアルな指向で作られている。

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コショウを振るのも一苦労なリアル指向お料理シミュレーション「Cooking Simulator」


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 今回は,海外のインディーズ系デベロッパ,Big Cheese Studioが手がける「Cooking Simulator」を紹介しよう。

 本作はレストランのシェフとして腕を振るう料理シミュレーションだ。プレイヤーはお客のオーダーに沿った料理を作り,お金を稼ぎながら,料理人としての腕を上げていくことになる。

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 ひとえに料理シムといっても,カジュアルなものからリアルなものまでさまざまな作品が世に出ているわけだが,その中でいえば本作は確実に後者にあたる作品だ。
 ゲームだからといって簡略化されている作業はほとんどなく,例えば「食材に塩を振りかける」という動作1つとっても,塩の入った容器を手に取り,食材の上で手首を捻って振りかけることになる。包丁で食材をカットするときも,向きを変えながら切ることで,“角切り”や“いちょう切り”など,さまざまな切り方が再現できるので面白い。

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 キッチン内は[W/A/S/D]キーで移動する。食材や調理器具は左クリックで掴め,再クリックでその場に置くといった感じだ。また,クリックした状態でドラッグすることで,持っている物を傾けられるので,それをうまく利用して調味料を食材にふりかけたり,スープを皿に注いだりする。
 慣れないうちは,トングで掴んだ魚を床に落としたり,スープを調理台にぶちまけたりといったドジっ子プレイを重ねることになるだろうが,それもまた一興だ。

キッチンは,使っていれば自然と汚れていくので,汚れが目立ち始めたらスポンジブラシでキレイにする
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 開店準備が終わると,さっそくお客からオーダーが入る。オーダーには時間制限があるので,それまでに料理を完成させなければならない。レシピには,どんな食材を使うのか,どう調理するのか,どう味付けをするのか,といったことがこと細かく書かれているので,基本的にはそれにしたがって料理をすればオーケーだ。
 ただ,初見のレシピだと手順を1つ1つ確認することになるので,思ったよりも時間がかかる。食材や料理器具がどこにあるのかを把握していないと,それを探すのにもまた時間を割くことになるので,よく使う調味料や器具は近くに置いておくのがベストだろう。

レシピには,何を何グラム入れれば良いのかなどが,こと細かく書かれている
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 料理が完成したら,お皿に盛り付けて,配膳用エレベーターに載せればオーダー完了となる。このお皿に盛り付ける作業がまた大変なのだが,見た目では評価されないようなので,ここは適当でも良い。ただ,配膳前に写真を撮る機能があるので,インスタ映え的なことを狙うのであれば,盛り付けに徹底的にこだわるのも,本作の楽しみ方ではある。

フォトモードでは,フォーカスポイントや絞り具合などの調節ができる
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評価の詳細を見ると,何が足りなかったのか,何が余計だったのかが分かるので,次回の参考にしよう
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 複数のオーダーをこなして一日を終えると,お金と経験値が手に入る。必要十分な経験値を獲得するとレベルが上がりパークを習得できる。パークは,本作唯一のゲームらしい要素で,器具を使わずとも熱いものを手づかみできるようになったり,腕が伸びるようになったりと,プレイヤーを人間離れした存在へと進化させてくれる。

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 リアル路線な料理パートとはまた違った趣向の成長システムのおかげで,料理を作るだけでなく,自身を育てていくという楽しみもあり,そういうのが好きな人であればとことんやり込めるだろう。
 カジュアル寄りなゲームならば1クリックで済みそうな作業も,手順を踏んでやるとなかなか難しく,ゲームで「当たり前が抜かれている」ことにいかに慣れてるのかが実感できる。

 オーダーや制限時間に縛られず,自由気ままに料理が楽しめるサンドボックスモードもあるので,興味のある人はぜひ遊んでみてほしい。



  • 関連タイトル:

    Steam

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