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難病と闘う5歳の息子を父親の視点で描いた「That Dragon, Cancer」が,2016年1月12日にリリース
「That Dragon, Cancer」公式サイト
コロラドに本拠を置くNuminous Gamesは,プログラマーのライアン・グリーン(Ryan Green)氏と,妻であり作家のエイミー・グリーン(Amy Green)氏,そして夫妻の友人でアーティストでもあるジョジュ・ラーソン(Josh Larson)氏らが参加しているデベロッパだ。夫妻の息子であるジョエル(Joel)君は小児がんを患い,2014年3月にこの世を去ったが,彼の短い人生をゲームとして残そうというプロジェクトが本作だ。
「That Dragon, Cancer」にドラゴンは登場しないが,プレイヤーは父親の視点で,時に楽観的な希望を語り,時に心の中で絶望を叫びながら,次第に健康を失っていく息子に接していくという自伝的なストーリーになっている。グラフィックスも,目や鼻を描かない輪郭だけで表現されており,プレイヤーの想像力を掻き立てる。公式サイトでは,すでに予約受付が始まっているほか,1月12日の発売日にジョエル君の大好物だったパンケーキでお祝いしよう,という呼びかけも行われている。
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That Dragon, Cancer
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