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印刷2017/10/20 17:08

イベント

「NieR:Automata」のステージイベントが,シンガポールのイベント「GameStart」で開催。いろいろな情報が開示されたその模様をレポート

 2017年10月14日と15日,シンガポールで開催されたゲームイベント「GameStart Asia」において,スクウェア・エニックスから発売中のアクションRPG,「NieR:Automata」PC/PlayStation 4)のステージが開催された。初日は,「NieR:Automata」のディレクターを務めるヨコオタロウ氏と,プロデューサーの齊藤陽介氏のトークが,そして翌15日には「NieR:Automata」のコスプレコンペティションが行われ,齊藤氏とヨコオ氏がゲスト審査員として招かれるという構成だった。

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 2017年2月の発売以来,セールスが200万本以上というヒット作となった「NieR:Automata」。そのステージということで,多数の来場者が詰めかけて身動きもできない状況になっていた。聞くところによるとシンガポールでもかなりのセールスを記録し,人気は高いという。声援もかなりのもので,面白い話のときに通訳が入る前に笑いが起きるなど,日本語をある程度理解している人も少なくなさそうだ。シンガポールだけでなく,お隣のマレーシアやインドネシア,さらにはアメリカから来たという人もいた。

 いつものようにエミールのマスクというか,かぶり物というか,そんな出で立ちのヨコオ氏は,前がよく見えないため齊藤氏と手をつないで登壇し,会場からさっそく「カップルだ」という声がかかった。シンガポールは2度めだという齊藤氏は,過ごしやすいので帰りたくないと述べ,また,シンガポールは初めてだというヨコオ氏は,街がキレイでご飯がおいしく女の子は可愛いと挨拶した。どうでもいいけど,筆者も同感だ。

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 ヨコオ氏は,「ヨコオボックス」と呼ばれる,磨りガラスで四方を囲まれたブースに入り,そこでエミールのマスクというか,かぶり物を脱いでトークを行った。このヨコオボックス,割とお金がかかっていそうな雰囲気だが,10月13日に行われたThe SEA Summit(The Game Conference for Southeast Asia)のヨコオ氏のレクチャーでも,また翌日のコスプレコンペティションで使用されており,大活躍だった。今後,日本でもその勇姿を見ることができるかもしれないし,できないかもしれない。

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 トークの前半は,事前にファンから寄せられた質問に,齊藤氏とヨコオ氏が答えるという形式で進められた。最初の質問は「ゲームのキャラクターをデザインするにあたって,とくに影響を受けた考え方とかイメージはありますか」というもの。
 これに答えたヨコオ氏は,「NieR:Automata」に登場するキャラクターの多くが黒い服を着て目隠しをしているが,黒服は,全員が死んでいて,喪服を着ているということをイメージしており,また目隠しは,真実から目を背けているという秘められた意味があると述べた。ゲームが進み,物語が明らかになるにつれて,だんだんとその目隠しが取れていくという。

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 次の質問は,「映画や本で影響を受けた作品はありますか? ラブクラフト,ゲームオブスローンズ,アンドロイドは電気羊の夢を見るか? とか」というもので,これにもヨコオ氏が回答した。
 影響を受けた作品はたくさんあるとのことで,「新世紀エヴァンゲリオン」やテレビドラマ「24 -TWENTY FOUR-」が挙げられたが,「あんまり有名な作品からパクるとバレるので,なるべくマイナーな作品から影響を受けることにしている」と,いわゆるヨコオ節が披露された。

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 次は「こんなにヒットすると思っていましたか? こんなにヒットしたことをどう思いますか」という質問で,齊藤氏は,こんなにヒットするとは思っていませんでした,と率直に答え,そして,こんなにヒットするとシンガポールに連れてきてもらえるんだなということで,すごく嬉しいと付け加えた。
 ヨコオ氏も,齊藤と同じくまったくヒットするとは思っておらず,こんなにヒットして,シンガポールに旅行に来られて,いい冥土のみやげができたと述べた。

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 次の質問は「あなた達は自分のキャラクターが嫌いなんですか? それとも悲しい話が好きなだけですか」というもの。齊藤氏は,そんなことはなくて,どのキャラクターも大好きであり,一番好きなのはデボル&ポポルだとした。またヨコオ氏は,自分の作ったキャラクターは割と好きで,とくに女の子のキャラクターはほとんど好きだという。ここで齊藤氏から,だったら9Sは好きではないというツッッコミがあり,ヨコオ氏は,まあ,そんなに好きじゃないと答えていた。

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 悲しい話〜という質問についてヨコオ氏は,前作を作ったとき,皆さんに「悲しい話だ」と言われたので,今回はハッピーエンドになるようにがんばったと述べる。「会場の皆さんも同意してもらえると思いますが,『NieR:Automata』がハッピーエンドで終わって良かったです」というヨコオ氏の発言に,司会の人が,ハッピーエンドだと思っている来場者はどれくらいいるだろうかと挙手を求めたが,数としては半分ぐらいだったでしょうか。

 シンガポールのファンの質問は多彩で,次は「好きなお酒を教えてください」というもの。これは,2人揃って,「タイガービール」と即答した。タイガービールは,シンガポールを中心に,東南アジア,さらにアメリカなどでも販売されているビールの銘柄だ。

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 どんどん行こう。次は「もし巨額のお金を積まれて『ぜひ心温まる作品を作ってください』と言われたら作りますか」というもの。
 これは興味深い質問だが,ヨコオ氏は,たくさんお金をもらったら,そのうちのほんの少しで安っぽい心温まる作品を作って,残りのお金を持って逃げると答えた。どうやら,心温まる作品は,あまり期待できなさそうだ。

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 次,「お互いの尊敬できる部分を教えてください」という質問。
 長くタッグを組んでいるベテランの齊藤氏とヨコオ氏なので,何かの秘話が語られるかと思いきや,齊藤氏は「とくにない」と答え,ヨコオ氏は,すごく立派なプロデューサーで,愛人がいっぱいいるところが尊敬できる部分だとした。うーむ,秘話と言えば秘話かもしれない。

 次は「これまで二人で一番議論したことはなんですか」という質問だ。ヨコオ氏は,最近,何か新しい仕事をしたいという話になったとき,すごくもめたことがあると答え,齊藤氏は,でも二人でワインを3本ぐらい空けたら仲良くなりましたと続けた。息が合っている。

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 ゲームの仕様についても質問があり,続いては「自己犠牲(セーブデータ削除)で他のプレイヤーがクリアするのを助けるというアイデアは,どこから生まれたんでしょう」というものだ。
 これを考えたヨコオ氏は,小さいときに遊んだ「ドラゴンクエストIII」のデータが飛んでしまったことがあり,すごく悲しい思いをしたが,両親はまったく分かってくれなかった。そのため,世界中の人達にこの悔しさを思い知らせてやろうと,セーブデータを消すというアイデアを思いついたという。なるほど,理解しやすい。ここで齊藤氏は,ただ消えるだけでなく,それが他のプレイヤーを助けるというところが,ヨコオタロウのやさしさであるとフォローを入れた。

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 次には「ギャルゲーの開発はいつ頃になりそうでしょうか」という質問が紹介された。これは,かなり気になるところだが,ギャルゲーって,英語だと“Dating Sim”(デートシム)になるのかと,妙なところ感心する筆者だ。ヨコオ氏は「お金さえくれれば,いますぐにでも作ります」と答えた。
 ここで齊藤氏が,ヨコオ氏のギャルゲーを遊びたい人がいるかと挙手を求めたところ,だいたい半分ぐらいが手を挙げ,それなりの需要はあるようだった。ヨコオ氏によれば,「(自分の作るギャルゲーでは)全員,死にます」とのこと。

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 次は「どのバッドエンドが一番好きですか」という質問で,齊藤氏は「嫌いすぎて好きになった」と前置きしたうえで,やはり「Kエンド」だと述べた。いわゆるアジエンドだ。
 一方でヨコオ氏は,自分はすべてのエンディングをハッピーエンドにしたので,バッドエンドは1つもありません,とした。

 「エミールにあれほど下手くそな歌を歌わせることを思いついたのはどなたのアイデアですか(うっとおしいですが嫌いじゃないです)」というファンの質問が続いて紹介された。
 これについてヨコオ氏は,「そんなにヘタじゃないです」としたが,齊藤氏は,収録の際にヨコオ氏が,「わざと下手くそに歌ってほしい」という指示を出していたと明かし,要するに質問の正確な答えとしては,ヨコオ氏のアイデアとなる。ヨコオ氏は「まあ,そういうこともありますよね」と返した。

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 いよいよ最後の質問だが,「エミールを安らかに眠らせるのはできないですか」だった。
 ヨコオ氏は,やっても全然かまわないが,二度と出てこなくていいんですか? と,会場に質問し,来場者達がそれを否定すると,じゃあ,このまま苦しみ続けますと答えて,トークの前半は終了した。


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 ステージの後半は,あらかじめファンに対して行っていたアンケート調査の結果を見て,2人がコメントするというものだ。スクリーンにまず出てきたのは「Demographic」(統計)で,「NieR:Automata」のプレイヤーの男女比と年齢比が示された。
 掲載した写真にもあるように,男女比では50%が男性,28%が女性,22%がアンドロイドとなっている。この結果を見たヨコオ氏は,シンガポールの人は面白いアンケートを作ると思うとコメントした。

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 次はプレイ時間使用言語のデータで,興味深いのは,シンガポールのプレイヤーの77%が,日本語でプレイしていることだろう。やはり日本のゲームは日本語で楽しみたいということらしいが,これには2人とも,多くのプレイヤーに遊んでもらうために,英語版をかなりがんばって用意したので,ぜひ英語でも遊んでほしいと訴えた。
 これに関連して齊藤氏は,日本の声優さんが好きな人はどれくらいいるかと会場に質問したところ,ほとんどが手を挙げ,齊藤氏は日本に帰ったら,この結果をぜひ出演した声優さん達に伝えたいと述べた。一方でヨコオ氏は,次回はこんなおっさんじゃなくて声優さんでお願いしますとした。

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 ゲームに登場するバンカーや砂漠など,8つのロケーションのうち,どこで暮らしてみたいかという質問には,多くのファンが「遊園地」と答えた。ヨコオ氏によれば,遊園地は音楽も人気があるとのことで,なぜ人気があるのか分からないとスタッフの話題になっているという。

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 A2の髪型が「サラサラのロング」「カッコイイショートボブ」,どっちが良いかという質問では,わずかながらもロングが好まれていた。齊藤氏は,ロングのほうが圧倒的だと思っていたが,そうでもないようだと感心し,ヨコオ氏は,「どっちも可愛いよ」というのが女の子的に正解ではないか,と含蓄ある意見を述べた。ちなみに齊藤氏の好みはロングで,ヨコオ氏はショートだそうだ。

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 「2Bのどのパーツが好きですか?」という問いかけについては,ぶっちぎりで「BUTT」(おしり)が好まれていた。ちなみにスライドの「おっぱい」を示す英単語は良くない言葉なので,子供の前では使わないようにしたほうがいいらしい。
 この嗜好について司会の人から,「日本と同じですか?」と聞かれた齊藤氏は,おそらく同じであろうとした。どうでもいいけど,少なくとも筆者についてはシンガポールのファンと同意見だ。

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 続いてはトリッキーな質問で,「あなたが100万ドルする高価な壺を割ったとします。どうして欲しいですか」というもの。この質問はヨコオ氏が設けたものであるらしく,ミソは回答欄にあった。つまり,罰として「2Bに殴られる」「9Sに殴られる」「A2に殴られる」,そして「エミールに食べられる」から1つを選ぶわけだ。回答数は2BとA2がいい勝負であり,筆者としても気持ちは分かる。
 齊藤氏は,「ただ1つ言えるのは,どれも絶対死にます」と補足した。それはまあ,そのとおりだと思う。

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 次は,ゲームに登場するキャラクター9人(人はいないが)のうち,「もしも無人島で一緒に過ごすとしたら,誰と一緒がいいか」という質問だったが,齊藤氏は「無条件で司令官」,ヨコオ氏は「殴られなさそうなので,オペレーター」と答えた。実際のファンの回答は圧倒的に2Bだ。
 もっとも,この質問にはもう1つ,真の答えとも言うべき,「ニーアじゃなくてFFに出てくるキャラクターのほうがいい」という選択肢があり,こちらを選んだ人がかなり多かった。これに関連してヨコオ氏は,無人島で一緒に過ごすなら「ファイナルファンタジーXIII」ライトニング,齊藤氏の場合は「ファイナルファンタジーX」ユウナだという。ありがとうございました。

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 アンケートは次第にあらぬ方向に進み,書くほうも困っているのだが,続いては「ディレクターのヨコオタロウは,プロデューサーの齊藤さんが権力を盾に声優や女優を抱き散らかしているんじゃないか? と疑っています。あなたはどう思いますか」という質問に,シンガポールのファンがどのように答えたかについての情報が開示された。
 写真にもあるように,最も多く選ばれたのが,「いや逆に,俺がアイツを抱いてやるよ」という選択肢で,「ああ,アイツはヤッてるね」をわずかに上回った。齊藤氏はこの結果について,まったく「NieR:Automata」に関係ないじゃないですかと,しごくもっともなコメントを述べた。

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 次は,「もし仮に,ニーアの続編があるすると,以下のどのジャンルを希望しますか」という質問とその回答。ゲームメディアとしては非常に興味深い話題だが,選択肢が「物理演算を使った農業シミュレーター」「VRシステム専用のテキストアドベンチャー」,そして「機械生命体しか出てこないアダルトゲーム」だと知って,軽くずっこけた。
 読者の皆さんは,どのようにお考えだろうか。シンガポールのファンは,圧倒的に「機械生命体しか出てこないアダルトゲーム」を選んでおり,齊藤氏は,そりゃ,セクシーな機械生命体だっていますからねとコメントし,ヨコオ氏は,“OK. I understand.”と理解を示した。

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 続いては「もし仮に,ニーアオートマタの続編の予算があまりなかったら,あなたはどのキャラクターをリストラしますか?」という質問の回答で,ここではエミールがダントツ1位に選ばれた。齊藤氏は,さきほどエミールを安らかに眠らせるのは困るって言っていたじゃないと会場に訴えたが,一方のヨコオ氏は,“OK. I understand.”と理解を示した。

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 最後は,「最後の戦い,あなたが選ぶ行動は」という質問について。掲載したスライド写真のとおり,85%が「最後まで戦い続けろ!」を選んだ。
 これでアンケートのコーナーは終わり,締めくくりは,日本のイベントではいつも,台湾のイベントでもやったことがあるという,「人類に栄光あれ」を会場の全員が日本語で唱和して,ステージは幕を下ろした。お疲れ様でした。

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 上記のように,翌日のステージでは,「NieR:Automata」をテーマにしたコスプレコンペティションが開催され,齊藤氏,ヨコオ氏がゲスト審査員として招かれた。以下,その模様を写真を中心に紹介したい。

世界コスプレサミット実行委員会実行委員長の小栗徳丸氏(左端)が,審査を務めた
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全員が「NieR:Automata」をプレイして,ゲームの腕前が得点に加味されるという異色のコスプレイベントだった。作品に対する愛が問われている,のだと思う
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優勝賞品は,ペアで日本航空による日本への旅チケットと,限定版サウンドトラック。豪華
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齊藤賞とヨコオ賞は,「NieR:Automata」のコンセプトアートブック(サイン入)
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