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ハイエンドVR HMD「Vive Pro」のフルセットが発売。新しいベースステーションがセットになって税込価格は17万6000円前後
既存のViveシステムでヘッドセットだけVive Proへ置き換えられる単体版は発売済みだが,今回のフルセットは,Vive Pro本体のほか,10m四方までトラッキング範囲が広がった「Steam VR Tracking 2.0」対応の「ベースステーション 2.0」2台と,Vive Pro本体と同色のモーションコントローラ2台を同梱し,新規にVive Proを導入したい人向けの製品となっている。
税別のメーカー想定売価は16万2880円前後なので,単純計算した税込価格は17万5910円だ。
何度か紹介しているとおり,Vive Proは,Viveシリーズの第2世代モデルとなるVR HMDで,解像度2880×1600ドットという高精細な有機ELパネルをするのが特徴だ(関連記事)。既存のViveと互換性があるため,Vive向けのVRアプリケーションやモーションコントローラをそのまま利用できるのもポイントである。
なお,従来型Vive用の「ベースステーション 1.0」はVive Proでも使用できるが,
HTCのVive Pro製品情報ページ
商用利用の保証とサポートを提供するアドバンテージパックの発売も予定
HTC NIPPON株式会社(以下、HTC)は本日、「VIVE Pro」の国内希望小売価格と販売開始日を発表致します。希望小売価格は162,880円(税抜)となり、国内での販売開始は4月23日(月)となります。
・VIVE Pro
VIVE Proは、ベースステーション2.0が2台、コントローラー2台も同梱された、フルセットとなります。ベースステーション2.0を2台使用した場合、6m x 6mのルームスケールをトラッキング可能となりました。10m x 10mまでのより広いスペースをトラッキングするために必要な、追加設置用のベースステーション2.0の単品販売も予定しています。(販売時期、価格未定)
VIVE ProのHMD部分にはデュアル有機ELディスプレイを搭載し、現行のVIVEよりピクセル数が78パーセント向上した2,880×1,600の高画素映像を提供します。また高性能ヘッドフォンを搭載し、内蔵アンプがノイズキャンセリングを通してリアルな存在感やサウンドを生み出します。向上したグラフィックやオーディオによってVR体験がより明瞭となり、現在の市場で、ハイエンドなVR没入体験をお楽しみいただけます。さらに、快適さを求められるお客様のために、設計も見直し、上部のヘッドストラップや、重さのバランスを改良いたしました。また、眼鏡をかけた方でも調整が簡単なボタンとなりました。
なお、ベースステーション2.0は、現在発売中のVIVEコンシューマエディションおよびビジネスエディションの、HMD、コントローラー、トラッカーには対応しておりませんので、ご注意ください。詳しくは以下対応表をご確認ください。
VIVE Proは、国内正規販売店(https://www.vive.com/jp/storelocations/)のオンラインストアでは4月23日(月)午前10時、店舗では4月23日(月)開店時より販売開始致します。
・アドバンテージパックの発売について / Advantage Pack
VIVE Pro HMD (アップグレードキット)、VIVE Proを対象に、商用利用での保証およびその他法人様向けサポートを提供する「アドバンテージパック」を今春、発売予定となります。詳細は近日中に改めてご案内させて頂きます。
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