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「クラロワ JAPAN TOUR -公式オフ会2017-」は1人で参加しても楽しめる! 東京会場の模様をレポート
このイベントは,Supercellが全国8都市で開催している公式オフラインイベントの1つ。300名以上のクラロワプレイヤーが4チームに分かれて,プレイスキルや知識を競い合競う対抗戦などが行われた。
「クラロワ JAPAN TOUR -公式オフ会2017-」特設サイト
オフラインイベントの流れは「こちら」の記事で紹介している大阪会場と同じ。来場者がTEAM BLACK,TEAM WHITE,TEAM BLUE,TEAM REDに分かれ,各チーム内でクラロワの大会モードを行い,各チームの成績上位3名が,チームの代表として決勝トーナメントに出場するという形式だ。
なお,決勝トーナメントで優勝すると,チームに所属するメンバー全員に優勝賞品が配布されるため,チームの代表者になれなかった場合でも,最後まで楽しめる構成となっていた。
さて,前回の記事ではイベントの流れをお届けしたが,今回は実際にチームへと所属したので,参加者目線でインプレッションをお届けしよう。正直,1人で参加することに抵抗はあったが,振り返ってみれば大満足だった。
「オフラインイベントに1人で参加するのって何か不安」「一緒に行く人いないし……」と思っている人は,ぜひとも本稿に目を通してもらい,参加したいと感じてもらえれば幸いだ。
まずは本イベントのプログラムを確認してみよう。
12:00 開幕&受付開始&チーム分け
13:00 イベント説明&Supercellの挨拶
13:30 チーム内代表決定戦
14:30 小休憩
15:30 決勝トーナメント
16:00 結果発表&表彰
16:30 フリータイム
17:00 クイズ大会&記念撮影
18:00 完全撤収
最初にチーム分けが行われ,筆者はYouTubeで活躍するきおきお氏とハルパパ氏が盛り上げリーダーを務める,TEAM WHITEに所属することとなった。「たくさんの人の前で挨拶とか緊張するなあ……」なんて不安に思っていたのだが,きおきお氏から大会の概要や注意事項の説明が行われたのち,「では,みなさん用意はいいですか!?」と,あっという間に代表決定戦が始まった。「あれ? 挨拶はないけどいいの?」と最初は不安に思っていたが,よくよく考えてみれば,ほかの人と話している余裕もないので,正直,この形が一番合理的だと感じた。
その後,あれよあれよと対戦が進み,60分があっという間に過ぎて順位発表が行われた。79人もの参加者の中で,我らがTEAM WHITEの代表となったのは,ぴーぴさん,フチさん,KANEさんの3名。なかでもフチさんは,Supercell公認の大会「最強クラン決定リーグ」のPVや,さまざまな実況動画のゲストなどに出演しており,“無課金最強プレイヤー”としてその名が知られている存在。正直,TEAM WHITEでラッキーだと思いました。優勝したいですし。
その後,小休憩を挟んだのち,各チームの代表者による決勝トーナメントが行われた。TEAM WHITEの初戦は,代表者がかなり若い雰囲気のTEAM RED。「おや,対戦相手が若いな。これはもらった」なんて一瞬思ったが,クラロワに年齢は関係ない。柔軟な発想と経験がものをいうため,常識に囚われていない若い世代から思いも寄らぬ戦い方が生まれることもあるのだ。
決勝トーナメントは,全カード使用可能,デッキの変更は常にOK,3本先取したチームの勝利というルールで行われる |
TEAM REDの代表者は,玉ねぎさん,SHUNさん,Xenoさんの3名。非常にフレッシュな雰囲気だ |
まさに第1戦は,その柔軟な発想にTEAM WHITEが苦しめられる展開となった。TEAM REDのXenoさんは,現在あまり注目されていないクロスボウと迫撃砲を中心に据えたデッキ。対するTEAM WHITEのKANEさんは三銃士を要所で出していく高回転デッキだ。KANEさんはクロスボウの出現にも焦りを見せず,冷静に対処していたが,迫撃砲とのコンボを止めきれず,そのままタワーを1つ落とされて敗戦となった。
続く第2戦には,無課金最強プレイヤーことフチさんと,ロイヤルジャイアント(以下,ロイジャイ)を主力に据えた玉ねぎさんが登場。フチさんは,ロイジャイの猛攻を抑えつつもゴーレムをしっかりと攻め込ませ,2つのタワーを落とす圧巻の勝利を見せた。
そして第3戦は,そんなフチさんを抑えて代表決定戦で1位に輝いたぴーぴさんと,ラヴァハウンド(以下,ラヴァ)で攻めるSHUNさんの対戦。対戦前の意気込みで“世界一のロイジャイ使い”と自負していただけに,ロイジャイをうまく使いこなしたぴーぴさんが,TEAM WHITEに2勝目をもたらした。
3本先取ということで,大手をかけたTEAM WHITE。勝てばFINAL進出が決まる第4戦は,第1戦にクロスボウで会場を沸かせたXenoさんと,第2戦で圧勝したフチさんの対決となった。
お互いにデッキを変えることなく,クロスボウとゴーレムの戦いが見物となったこの戦いは,お互いにタワーを1つ落とされながらの激しい殴り合いが繰り広げられた。その後,フチさんのアリーナタワーがファイアボールで落とされてしまうが,終了1秒前にフチさんのゴーレム,ベビードラゴン,エレクトロウィザードのコンボが決まり,ギリギリのところで延長戦に突入。その勢いのまま,フチさんがキングタワーをも落とし,大逆転勝利を収めた。
続いて,もう一方の決勝トーナメント,TEAM BLACKとTEAM BLUEの対戦に移る。TEAM WHITEの一員としては,さきほどの熱戦の応援で疲労したこともあり,ちょっとした休憩時間にあてるつもりだったのだが,スクリーン上で行われる大迫力の対戦に,ついつい目が奪われてしまった。
以上の結果から,決勝トーナメントのFINALは,我らがTEAM WHITEと,KENTAさんのコメントにより会場を味方に付けたTEAM BLUEの対戦に決定した。
そのタイミングで突然きおきお氏が,「負けちゃったチームの人,つまんなくないっすか!? 応援するチームが優勝したらエメラルドとグッズをプレゼントしましょうよ!」と提案し,それを当イベントの責任者であるSupercellの脇 俊済氏が快諾。TEAM WHITEが勝利すればTEAM REDの,TEAM BLUEが勝利すればTEAM BLACKのメンバー全員に,500エメラルドと優勝チーム限定の缶バッジが贈られることとなった。
決勝トーナメントFINALの第1戦は,ロイジャイ使いのぴーぴさんと,ラヴァ×インドラ使いのウタ。さんによる対戦。ウタ。さんはラヴァ×インドラで,ぴーぴさんのロイジャイを潰しつつ,うまくカウンターにつなげて2つのアリーナタワーを落とし,そのまま勝利を手にした。
続く第2戦は,高回転三銃士のミラーマッチとなったKANEさんとアムロさんの対戦。アムロさんのガーゴイルの群れがうまくハマり,TEAM WHITEが早くも追い込まれる形となった。
そして第3戦では,決勝トーナメントで2連勝中のフチさんと,まだ勝ち星を挙げられていないKENTAさんの対戦が行われた。現在までの戦績からフチさんが優勢かと思われたが,先にアリーナタワーを落としたのはKENATさん。しかし,後半戦に強いフチさんは残り10秒でアリーナタワーを破壊し,勢いそのままにもう1つのアリーナタワーをも落として勝利をもぎ取った。
第4戦は,こだわりのロイジャイデッキを使うぴーぴさんと,ゴーレムを軸としたアムロさんの対戦。ここは危なげなくぴーぴさんがアリーナタワーを1つ落として勝利をものにした。
泣いても笑ってもこれが最後となる第5戦は,高回転三銃士を使うKANEさんと,ラヴァインドラを使うウタ。さんの対戦。空からの攻撃を主体とするウタ。さんに対し,対空攻撃を多く持ったKANEさんだったが,ライトニングの使いどころがうまかったウタ。さんに軍配が上がり,TEAM BLUEの優勝が決まった。
その後,知識があれば正解できる問題から「えっ!? そんなことまで!?」と思わせる問題まで,さまざまな内容が出題されたチーム対抗の「クイズ大会」も行われた。最終問題は,脇氏と来場者の有志が対戦してどちらが勝つかという恒例(?)の内容だ。
最後の対戦も終わり,クイズ大会の優勝チームはTEAM REDに決まった。そして,TEAM REDに所属している全プレイヤーに500エメラルドが進呈された。
イベントの最後には,「今回のイベントを機に,たくさんの人にオフラインイベントを開催してほしい」と,脇氏が公式オフラインイベントの趣旨を説明し,「学校帰りや仕事帰りなど,5人以上が集まればSupercellが何かしら協力します」と,サポート体制が整っていることにも触れた。そして,最後は「本日はお集まりいただきありがとうございました!」という挨拶で,イベントが締めくくられた。
個人的な感想だが,オフラインイベントは,同じクランの人と参加して初めて会ってみたり,リアルフレンドと時間を合せて参加してみたりするのが一般的なのかと思っていた。実際,誰も知り合いがいないというのは想像以上に孤独なもので,イベント開始直後は,1人で参加したことをちょっとだけ後悔していた……。
ただ,イベントが進むにつれて,その考えは変わっていった。とくにチーム内でワイワイと話をしたわけでもないのにチームに一体感が生まれ,他人の勝利に一喜一憂してワクワクドキドキすることができ,十分過ぎるほどに楽しめた。もっとたくさんの人と関われば,さらに面白くなったかもしれない,というのがちょっとだけ心残り。
振り返ってみれば,さまざまなシーンでエメラルドやグッズの入手機会を作り,すべてのプレイヤーがイベントの終盤まで“蚊帳の外”にならないよう配慮されていたことにすごく感心した。
数あるエメラルドの入手機会をすべて逃してしまったものの,チームTシャツを始めとしたグッズがもらえたほか,なによりも鳥肌が立つほどにアツい気持ちになれたので,今回のオフラインイベントは大満足の内容だったといえる。また,これが俗に言うe-Sportsの楽しさなのかと,身を以て体感することができたのも嬉しいポイントだ。
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そして,終わってみてもその熱が冷めず,「この熱量をどこかにぶつけたい!」と思ったので,実際に仲間を集めてオフラインイベントを開催することにした(5人以上集めればSupercellからサポートがあるって言ってたし!)。そういえば,ゲイレスラーの男色ディーノさんもクラロワを遊んでるって言ってた気がするなあ……。
ということで,本当にオフラインイベントを開催することになれば,そちらのレポートもお届けしたいと思うのでお楽しみに。
最後に,TEAM WHITEの代表者となったぴーぴさん,フチさん,KANEさんの3名と,盛り上げリーダーであるきおきお氏,ハルパパ氏にお話を聞いてみたときの模様を掲載する。それぞれが思うクラロワの魅力についても注目してみてほしい。
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