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「PUBG」で起こっているサーバー障害について,開発チームが状況を説明。解決に向け最善を尽くす
それによると,サーバー障害の要因となっているのは早期アクセス初期に最大100万人の同時接続者を想定して実装したロビーサーバーのようだ。6月末ごろから同時接続者数が急増し,7月に新しいサーバーの開発に取り組んでいたのだが,ユーザーの増加速度が開発速度を超えてしまい,障害が発生したのだという。この問題に関しては常により多い同時接続者数を想定して備えるとしている。
また,アジア地域のサーバーがクラッシュするという障害も最近発生している。こちらも基本的な要因は,同時接続者数の大幅な増加に対応できていない,ということなのだが,開発チームが利用しているクラウドサービスが,サーバーを提供することができない事態にまで発展しているようだ。
これに関しては新しいクラウドサービスを緊急的に追加したが,十分なテストが行えない状況での追加だったため,特定のサーバーに負荷がかかり,クラッシュ頻度があがってしまったと報告している。詳しい原因を分析しており,発生しないように最善を尽くすとのことだ。
開発チームは一連の障害に「サーバー障害,接続問題でお客様をがっかりさせてしまったことを再度心よりお詫び申し上げます。最適化作業の方も進行中で,徐々に改善できるよう努力しております。」とコメントしている。
Steamで最もプレイヤー数が多いゲームに君臨している本作。ピーク時の同時接続者数は現在(2017年10月4日)に確認した時点で166万8715人となっており,「PUBG」の登場までトップに君臨し続けた「Dota 2」の63万人を100万人以上も上回っている。
さすがに開発チームもここまで大ヒットするとは,望んではいても,想定していなかったことだろう。「こういう事態も想定しておくべき」というのは酷な話かもしれない。
とはいえ,可能な限り早く,障害なくプレイできる環境を整えて欲しいところ。解決に向けて最善を尽くしている状況とのことなので,期待したい。
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