楽しいトークとミニ朗読劇で笑顔いっぱいな「アカセカ」と「夢100」のコラボイベントをレポート。出演声優陣の理想のデート像が明らかに？

2017/11/18 12:00

　アニメイトガールズフェスティバル2017（AGF2017）が開催された2017年11月3日，池袋HUMAXシネマズシネマ1にて，スマホ向けアプリ「茜さすセカイでキミと詠う」（iOS / Android）と「夢王国と眠れる100人の王子様」（iOS / Android）のコラボイベント「AGF 2017記念スペシャルステージ」が行われた。

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「茜さすセカイでキミと詠う」

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「夢王国と眠れる100人の王子様」

　MCを務めるKENNさんと，ゲストの高橋広樹さん，新垣樽助さんが登場すると会場は大きな歓声に包まれる。今回のイベントでは，出演キャストが演じるキャラクターによるミニ朗読劇やトークコーナーなど，さまざまな企画が行われた。

　イベントに登場するキャラクターは，「アカセカ」より高杉晋作（CV：KENN），オロチ（CV：高橋広樹），雑賀孫市（CV：新垣樽助），「夢100」よりラス（CV：高橋広樹），フロスト（CV：新垣樽助）だ。

**写真左より，高橋広樹さん，KENNさん，新垣樽助さん**

スペシャルコラボ朗読劇その1

　まずは最初のコーナー「スペシャルコラボ朗読劇」へ。とある場所に迷い込んでしまった高杉と孫市が，女の子に囲まれているラスと偶然出くわすといったストーリーだ。

　どうやら舞台は，池袋のようなにぎわった場所。彼らは人の多いゲームセンターに入り，クレーンゲームに挑戦することになる。「狙った獲物は逃がさない」と意気込む孫市だが，あえなく失敗。諦めきれない孫市と高杉をしり目に，ラスは女の子と一緒にゲームセンターを楽しんでいる……といった内容だ。

質問コーナーその1 キャラクター編

　ラスの陽気な笑い声で終幕した朗読劇のあとは，キャラクターへの質問コーナーへ。ここでは事前にユーザーに募集していたキャラクターへの質問に，声優陣が生のキャラボイスで答えてくれる。

　「理想のデート」という質問には，「誰にも邪魔されないように、二人っきりで部屋で過ごしたいな（ラス）」「アンタの行きたい場所に行ければどこでも（高杉）」など，甘めのセリフで答えてくれた。「最近夢中になっていること」の質問では，フロストが「温泉に興味がある」と意外な回答をする。フロストは雪の国の王子なので，温かい温泉には興味がないかと思えば，そうでもないらしい。ちなみに温泉の効能が興味深いようだ。

　キャラクターへの質問コーナーを終えたKENNさんは，「こういう形でキャラのことを知れるのが新鮮」と，今後の役作りにつながって嬉しいと語る。また，ラスの特徴的なしゃべり方について高橋さんは，「ネペンテスとラスはそこまで声域を変えていない。差別化をはかるためにしゃべり方を変えるようにした」という。その結果，現在のラスのキャラクターが生まれたとのことだ。

　新垣さんはフロストについて，字面だけで見るとセリフがかなり辛辣なのだと語る。だが，彼には弟想いという一面があるので，厳しくも優しいところがあることを意識して演じているという。やり方はそれぞれだが，キャスト陣の役作りへのこだわりが伝わってきた。

質問コーナーその2 キャスト編

　「アカセカ」と「夢100」のプロモーションビデオと各キャラクターのメッセージを挟んで，再び質問コーナーへ。今度は先ほどキャラクターが答えた質問に，キャスト陣が答えていくとういうものだ。

　「理想のデート」では，新垣さんが「かっこいい車で迎えに行く」と回答。「昭和を感じる!!　オープンカーとかでしょ!?」と，高橋さんがすかさず突っ込んで会場をわかせた。ちなみにKENNさんもスマートにバックがしたい，とのことで，車ネタで盛り上がった。

　「眠れない夜の過ごし方」では，KENNさんはネットの動画サイトで延々に関連動画をあさってしまい，よけいに眠れなくなってしまうという。また，新垣さんは先日Twitterをいじっている夢を見て，目を覚ましたらTwitterで「タオル」を検索していたとおちゃめなエピソードも教えてくれた。

スペシャル朗読劇その2

　続いて，フロストと高杉，オロチが登場する「スペシャル朗読劇その2」のコーナーへ。とある祭りに迷い込んだ3人は，キャラクターのグッズをたくさんつけたバッグを見つける。いわゆる“痛バ”と呼ばれるものだと知った彼らは，自分たちも作ろうという結論に行きつく。

　王族である自分と兄弟たちのストラップを余すことなくつけたフロスト，武器としての活用も意識して缶バッジで固めた高杉，デザイン性を重視したオロチ，それぞれ個性の出る痛バが完成。そして彼らはその痛バを持って，たくさんの人々の視線を浴びながら帰路につく……というコミカルな内容となっていた。
　
　プレゼントがもらえるジャンケン大会も終わり，あっという間にエンディングへ。トークに朗読劇に盛りだくさんな本イベントは，たくさんの笑顔に包まれたまま閉幕した。