連載
採掘&輸送がキモのAndroid向けタワーディフェンス「Mindustry」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1636回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,Android向けタワーディフェンスゲーム「Mindustry」を紹介しよう。本作では資源採掘施設を設置し,そこから産出される資源をコンベアで輸送しつつ,タレットや防壁を建設していく。「Mine craft」と「Factorio」を2Dピクセルアートで合体させたような内容だ。
「Mindustry」ダウンロードページ
本作ではマップを選び,そこにタレットや防壁を設置して,敵の撃破を目指していく。ただし,オブジェクトの建設には資源が必要になるので,採掘施設から資源を収集せねばならない。しかも,それらを輸送する必要があるのがユニークな点だ。
例えば,石の資源が欲しければ,石を採掘するドリルを設置する必要がある。そのドリルは定期的に石を産出するが,そのままでは資源を回収できない。そこにコンベアを敷設し,自軍のコアへと資源を輸送してはじめて,資源を利用できるようになるのだ。
もちろん,施設からコアへの輸送ラインを整備しているだけではいけない。ゲーム中は一定時間が経過すると,敵が容赦なく襲いかかってくる。ライン整備にばかり気を取られていると,あっという間に敗北してしまうので注意が必要だ。
ゲームの目的は,強力な要塞と輸送ラインを作り上げ,長時間生存することにある。また,本作にはマップエディタ機能も搭載されているので,既存のマップに物足りなさを感じたら,自分だけのオリジナルマップを作成してみるといいだろう。
懐かしさのある2Dピクセルアートなデザインと,レトロゲーム風のBGMが印象的な本作。日本語化されていない点は人を選ぶかもしれないが,試行錯誤しながら効率的なラインと防衛網を敷設できたときの喜びは,なかなかのものである。
著者紹介:瑞嶋カツヒロ
Wikipediaに記事があることを密かに誇りに思ってしまうおじさん。好きなものは銃(ドンパチ)・病原菌(ゾンビ)・鉄(巨大ロボ)。思春期にTFCに傾倒したのが運の尽き,今や物事は散弾銃で解決すべきと考えるようになってしまった。早くVRで魔法少女になりたい。
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