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「ぷよぷよファイナルズ 開催記念大会 in イオンモール宮崎」をレポート。プロと一般の22人のプレイヤーが宮崎を舞台に激突
そのタイトルにある通り,前日に行われた「ぷよぷよファイナルズSEASON1」の開催を記念して行われた大会で,2019年度(SEASON2)のランキングポイントが付与される大会となる。
「ぷよぷよ」のプロシーズン元年を締めくくる頂上決戦「ぷよぷよファイナルズ SEASON1」をレポート。宮崎で繰り広げられた激戦の優勝者は!?
2019年4月20日,「ぷよぷよeスポーツ」の公式大会「ぷよぷよファイナルズ SEASON1」が宮崎のフェニックス・シーガイア・リゾートにて行われた。プロシーズンの初年を締めくくる本大会は,「ぷよぷよランキング SEASON1」におけるポイントランキング上位の実力派選手達が集った。
大会には前日激戦を繰り広げた8名のプロ選手に加えて,解説や観戦で参加していたプロ選手5名,そして現地参加のプレイヤー9名の合計22名が参加した。SEASON2におけるプレイヤーランキング制度対象の「ランキングポイント」,もしくはプロ選手対象の「チャンピオンシップポイント」が,優勝者には10ポイント,準優勝者には5ポイント付与される。本稿ではその模様をレポートする。
大会はトーナメント制で,参加選手22名が抽選で組み合わせを決定し,プロと一般が入り乱れて戦う内容となる。ローカル大会ではあるものの,前日の大会の流れでプロが13名も参加する見どころのある内容となった。
最初の見どころはやはりプロと一般の対戦だ。SEASON1の優勝選手であるdelta選手も,シードなどはなく1回戦からの出場となり,2回戦までは一般選手との戦いとなった。その2回戦で当たったすし選手は,delta選手から1セットを先取する健闘で,「delta選手から1セット取れて優勝したような気分になった」とその後のインタビューで答えていた。なおdelta選手はその後2セットを取り返し,順当に準々決勝に進出した。
また1回戦からプロ同士の対戦も行われ,マッキー選手対tekku選手,くまちょむ選手対Kuroro選手,Tema選手対selva選手といった好カードが組まれ,ファンにとっては見応えのある大会となったのではないだろうか。
2回戦終了までに,残念ながら一般参加の選手は全員敗退。勝ち残ったプロ8名による準々決勝では,前日の大会には参加していなかったMGR選手,くまちょむ選手も勝ち残っている。そのくまちょむ選手は最近得意とする“早さ”を武器とした攻めでdelta選手を破って準決勝へと進出。また前日のリーグ戦でも行われたマッキー選手と瀬田凪選手の対決は,瀬田凪選手が雪辱を果たす結果で勝ち上がった。
決勝にはその瀬田凪選手を破った飛車ちゅう選手と,くまちょむ選手とのベテラン対決で勝利したlive選手が進出。この2人もまた,前日に対戦していて,そのときはlive選手が勝利している。
連鎖のお手本となる階段積みや鍵積みなどの定型の連鎖を主体とした飛車ちゅう選手に対し,変幻自在の非定型の積みで攻めていくlive選手。連鎖の本線を発火させないようにして,盤面上方での細かな連鎖で打ち合うなど,プロらしい巧みな攻防なども交えつつの対戦は,飛車ちゅう選手が2セットを連取して,前日のリベンジを果たすとともに,SEASON2の最初の優勝を飾っている。
勝った飛車ちゅう選手は「昨日と比べて今日は本当に調子がよく,それが勝利に繋がりました。このSEASON2も1年の長丁場になりますが,いい形でスタートを切れたので,今後もいろんな大会に積極的に出て,成績を残してポイントを積み上げていきたいと思います」と,新シリーズに向けた抱負を語った。
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