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「プロセカ」2周年感謝祭レポート。アドリブ満載の朗読劇や思い出トークショー,大興奮のライブもあった2日目昼公演
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印刷2022/09/26 17:10

イベント

「プロセカ」2周年感謝祭レポート。アドリブ満載の朗読劇や思い出トークショー,大興奮のライブもあった2日目昼公演

 セガ×Colorful Paletteのスマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」iOS / Android。以下,プロセカ)が,2022年9月30日に2周年を迎えることを記念し,リアルイベント「プロジェクトセカイ 2nd Anniversary 感謝祭」が行われた。

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 本施策は2022年9月23日(昼公演のみ)と24日(昼・夜公演),東京・立川ステージガーデンで開催されたものだ。

 会場では多くの出演キャストによる朗読劇,トークショー,そしてリアルライブが行われ,その模様は会場参加者のみならず,ライブビューイングや有料配信によるインターネット視聴も可能だった。

 本稿では全3公演のうち,24日昼公演の模様をお届けする。

「プロジェクトセカイ 2nd Anniversary 感謝祭」特設サイト


「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」公式サイト

「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」ダウンロードページ

「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」ダウンロードページ



アドリブ満載の限定シナリオ!
「朗読劇」


 イベントの開始直後,会場では全プロセカキャラクターが順に登場する紹介映像が流され,出演者がグループごとにステージに現れた。

 2日目昼公演の出演者は,以下のメンバーだ。

■9月24日:昼公演の出演者

○Leo/need(以下,レオニ)
中島由貴さん(日野森志歩役)

○MORE MORE JUMP!(以下,モモジャン)
小倉 唯さん(花里みのり役)
吉岡茉祐さん(桐谷 遥役)
本泉莉奈さん(日野森雫役)

○Vivid BAD SQUAD(以下,ビビバス)
秋奈さん(小豆沢こはね役)
鷲見友美ジェナさん(白石 杏役)
今井文也さん(東雲彰人役)
伊東健人さん(青柳冬弥役)

○ワンダーランズ×ショウタイム(以下,ワンダショ)
廣瀬大介さん(天馬司役)※MC担当
木野日菜さん(鳳えむ役)
Machicoさん(草薙寧々役)※MC担当
土岐隼一さん(神代 類役)

○25時,ナイトコードで。(以下,ニーゴ)
鈴木みのりさん(東雲絵名役)
佐藤日向さん(暁山瑞希役)

 オープニングのあいさつでは,(推しへの)愛があふれすぎたのか,中島さんが自身の演じるキャラクター名を“姉”である日野森雫と間違えそうになったり,キャラのなりきり口上で少し恥ずかしがった小倉さんをきっかけに,なりきりあいさつの流れがスタートし,ほかの出演者らもアドリブで各々のらしさをアピールしていったりと,にぎにぎしい。

 あいさつの締めは木野さんによる「わんわん〜わんだほーい!」のかけ声となり,イベントが元気よくはじまった。

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 最初の催しは,イベント書き下ろしシナリオを用いた「朗読劇」
 壇上には中島由貴さん,本泉莉奈さん,秋奈さん,今井文也さん,木野日菜さん,土岐隼一さん,鈴木みのりさん,佐藤日向さんら一部メンバーが登壇し,生のアテレコを披露していった。

 限定シナリオの内容は,日野森雫が「お世話になっている人たちに寄せ書きの色紙を渡したい」と,妹の志歩を連れて大きな文房具屋へ向かうところから始まる。店内では,色紙を選んでいる鳳えむと神代 類に遭遇するほか,そこにやってきた小豆沢こはねと東雲彰人,東雲絵名と暁山瑞希などと,ユニットごとの色紙選びの様子が展開されていく。

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 物語が進んでいくと,雫に付き合っていた志歩だけでなく,ほかのユニットの面々もみな,雫と同じような理由で色紙を探していることが明らかになる。会話の内容から,それぞれが誰に向けて色紙を贈ろうとしているのかを想像するのが楽しい一幕だった。

 そして色紙選びの最中,志歩が見つけた「虹色の色紙」に注目が集まるのだが,虹色の在庫はその1枚だけだったようで。
 最後は「じゃんけんで決める」ことに。そこで勝ったのは……。

 といった気になる引きで,朗読劇はおしまいとなった。
 見た人により,いろいろな結末を想像できる締め方だ。

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 朗読中は,生アテレコならではのアドリブが随所で見られた。

 なかでも神代 類役の土岐さんによる「39万ピースのジグソーパズル」発言や,鳳えむ役の木野さんによる「アドリブ!」の流れは,会場からこらえきれぬ笑い声が漏れるほどであった。
 このほか,土岐さん演じる神代が,今井さん演じる東雲彰人に対して「昨日花びらを食べようとしていた人」というアドリブを入れる場面もあり,会場からは“分かってる”とばかりの大きな拍手が贈られていた。

 朗読劇のあとは,短時間ながら出演者によるアフタートークもあり,多くの出演者が「作中であまり絡まない人物とのかけ合い」や「大人数での朗読劇」が新鮮で楽しかったとコメントする。
 また,秋奈さんは土岐さんの鮮やかなアドリブを目にしたことで危機感を覚え,思わず自身のセリフの前に土岐さん(神代 類)の発言があるかどうかを確認してしまったという。そこに土岐さんは「迷惑をかけていい人の前じゃないとアドリブしない」と冗談交じりに返した。

 一方,序盤でアドリブ演技に巻き込まれた木野さんは,いきなりの自由さに驚いたものの,会場のお客さんからダイレクトに反応が返ってくることで「とても楽しくできた」と笑顔で感想を届けた。

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楽曲の話から収録の裏話まで!
「2周年トークショー」


 続いては,プロセカの思い出を語る「2周年トークショー」
 ここでは小倉 唯さん,吉岡茉祐さん,本泉莉奈さん,秋奈さん,鷲見友美ジェナさん,今井文也さん,伊東健人さん,廣瀬大介さん,木野日菜さん,Machicoさん,土岐隼一さんらが登壇した。

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 MCの廣瀬さんとMachicoさんによる進行のなか,モモジャンの吉岡さんが「あえて好きな曲を挙げるならどの曲?」と質問される。
 吉岡さんは悩んだ末に「アイドル新鋭隊」を挙げ,「推しの名前を叫びたい!」という,多くのファンが共感できる理由を口にした。

 これについては土岐さんも「セカライ(プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE)の会場でかけ声を我慢していた人たちがすごい」と,声を出したい気持ちを抑えられるファンへの尊敬の念を語った。

 なお,提示された「アイドル新鋭隊」に関しては,プロセカではかなり最初期に収録された曲であることから,同じくモモジャンメンバーの小倉さん,本泉さんも思い入れが強いとし,「個々のキャラクター性が見えてくる曲で,自己紹介のような曲」と魅力を表していた。

 さらに突然,廣瀬さんが自分が好きな(モモジャンの)曲として「メルティランドナイトメア」を主張すると,ほか数名の出演者からも「わかる!」と分かりみの声が重ねられる。同調がうれしかったのか,廣瀬さんは椅子から立ち上がり「そうか!」と全身で喜んだ。

 この流れでカバー曲の話に入ると,花里みのり×桐谷 遥×初音ミクの組み合わせで初の歌唱となった「ニア」の話に,小倉さんは「こうしたカバー曲を歌えるのはプロセカならではで,モモジャンらしさとは別のアプローチでいろいろな曲にチャレンジできて楽しい」と振り返る。
 ほかにも「さまざまな曲を歌ってきて感じた変化」という面で,吉岡さんは「いろいろなストーリーを積み重ねてきたことで,時系列ごとに違う,そのときの遥として歌うのが歌い方の変化につながってきている」と発言。小倉さんも,楽曲収録時に渡される曲の設定,歌唱・感情の方向性などが書かれた解説シートにずいぶん助けられているという。

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 お次は「イベントストーリー」をテーマに,心に残った物語や思い入れの強い場面などについて,ビビバスの伊東さんに話が振られる。

 伊東さんはプロセカのストーリーをどれも気に入っており,選び難いとしつつも,青柳冬弥がキャンプに挑戦する「Same Dreams,Same Colors」を挙げる。会場スクリーンにはイベントバナーにも使用された「[アウトドアクッキング!]青柳冬弥」のイラストが映し出された。

 そこで伊東さんは「冬弥の笑顔の裏にあるいろいろなものをプレゼンしたい!」と,彼が乗り越えたもの,人生経験の少なさから他者とイメージの共有できなかったこと,その第一歩として,できなかったことを初めてやり遂げたエピソードなどを熱く語っていく。
 そして「当初はクールな少年だと思っていた冬弥が,年相応の笑顔を見せてくれたことがとても印象的だった」と振り返った。

 続けて,同じくビビバスの今井さんが「歌唱時はそのときどきの感情や,過去の経験をイメージしながら歌う」と話し,冬弥の気持ちも分かると共感する。ビビバスのメンバー同士は当初,全体的に刺々しさを感じる一面も多かったが,仲間たちの影響で少しずつ丸くなってきたのが,彼らの魅力の一つだと口をそろえて話す。
 そこに乗っかった鷲見さんも「杏の小さいころの物語により,彼女のバックボーンも理解できて,演じやすくなった」と述べた。

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 さらに話題は「収録時の裏話」へと切り替わる。ここで話を振られたワンダショの土岐さんは「曲収録で歌い終わったあとは総じて,皆さん死んだような顔をして出ていきます」と話すと,ほかの出演者たちも一斉に同意する。当然,そこは「全力で歌っているがゆえ」だと付け加えるが,単純に“歌うのが難しい曲が多い”のも理由であるらしい。

 また,出演者間で盛り上がるプロセカならではの裏話として「じゆうちょう」の存在が挙げられた。土岐さんによると,収録スタジオにはいつのころからか「じゆうちょう(自由帳)」が置かれ,それを出演者やスタッフが連絡帳として使っているという。
 最初は,誰が始めたものなのか分からないとされていたが,この場で「(ビビバスの)今井さんが始めたこと」が明らかとなる。

 プロセカのスタッフはどうやら,近年の新型コロナウイルス感染症の影響により,多人数で集まっての楽曲収録ができない状況になっていたことから,出演者同士の交流を提案する意味でノートを置いたという。そして今井さんが一言書きはじめたのがすべてのきっかけとなった。
 そのうち,じゆうちょうは歌唱曲へのコメントや個々人の歌い方,収録時のあいさつや連絡事項など多岐にわたって使われるようになり,出演者同士だけでなく,収録に訪れた作家のコメントも書かれるようになって,関係者らの情報共有が広がっていったとのことだ。

 話は変わって,木野さんはプロセカへの出演が決まってからボイストレーニングに通い始めたとし,楽曲収録前には必ずボイトレの先生に指導を受けているという。なかでも難しかった曲について聞かれると,「ミラクルペイント」のリズムの取り方が難関だったと話しつつ「ワンダショの曲は全体的に難しいけど,とても楽しいです」と笑顔で答えた。

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 トークショーも終わりに近づくなか,ここでビッグニュースとして,初音ミクととプロセカユニットから星乃一歌,花里みのり,小豆沢こはね,天馬 司,宵崎 奏が歌う2周年アニバーサリーソング「Journey」(作詞・作曲:DECO*27 編曲:Rockwell)の3DMVがお披露目された。
 アップテンポの激しさを感じられる曲には,どのユニットのどの人物も,そしてどのプレイヤーにも届くものがある歌詞が力強く乗っけられ,3DMVならではの生き生きと動くキャラクターとともに楽しめた。

 Journeyには今回の出演者のうち,小倉さん,秋奈さん,廣瀬さんの3名がセカイver.での歌唱で参加していた。秋奈さんは「テンポが速く,リズムや歌詞も難しいところが多かった」とし,同じく難しかったと話す小倉さんは「男女混合だったことで,キーが普段よりも少し低く,みのりとしても新境地だった」と感想を述べる。逆に,廣瀬さんは「司としてはややキーが高めで」と,それぞれの難しさがあったようだ。
 また廣瀬さんは,曲中の「お願いします」という歌詞について,司ならどう歌うのかをスタッフと話し合い,最終的にセリフのように歌い上げることになったと制作時の裏話を話してくれた。

 なお,ゲーム内楽曲「Journey」は9月30日に収録予定となる。

 トークショー最後のお題は「プロセカ2周年の感想や今後の意気込み」について。最初は本泉さんが「ストーリーの収録を重ねるに連れ,雫たちに自分の背中を押してもらうことが多くなってきていると感じていて,これまで一緒に歩んでこれたことがとても感慨深いです」としみじみ語りながら,「これからもプロセカを盛り上げていきます!」と意気込んだ。

 次の今井さんは,2周年まであっという間だったとしつつ「収録を重ねるに連れ,登場人物や作品に対する愛が大きくなっています。これからも制作陣らの愛をプレイヤーに届けたいです」と話した。

 最後に木野さんが「歌やシナリオの収録のたび,新たな壁にぶつかって,それを乗り越えていくのを繰り返した2年間だった」と振り返りながら「自身が演じる鳳えむを好きだと言ってくださるファンがどんどん増えてきているのがうれしい」と喜びをあらわにする。
 そして「これからも精一杯がんばっていきます!」と勢いづいて,内容たっぷりであったトークショーを締めくくった。


合計11曲ものリアルライブを披露!
「ミニライブ」


 2周年感謝祭の最後は,ファン待望の「ミニライブ」のコーナー。
 この日は一部座席を除き,スタンディングで観覧できるということで,声援は送れなくともペンライトを握りしめたファンが総立ちでライブを応援。大きな拍手と光の海だけでも,会場の熱気を感じられた。

 ライブのはじまりはモモジャンから。メンバーカラーのアイドル風衣装を身にまとい,1曲目の「アイドル新鋭隊」を披露する。
 会場のファンはみな,曲中のコールでメンバーの名を呼びたい衝動をぐっとこらえ,ペンライトを力強く振る。かくいう筆者も耐えた。それでもなにより,小倉さん,吉岡さん,本泉さんの3人が元気でかわいらしい振り付けを見せてくれたことで,見ているだけで元気になった。

 2曲目は「アイノマテリアル」。前曲の元気さから一転し,モモジャンの温かさとキュートさを体中で感じられるこの1曲。
 残念ながら,この日は3人での披露となったが,ここに桃井愛莉役の降幡 愛さんが加わった4人ステージも見たいと強く思った。

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 次に登場したのはビビバスの4人。1曲目は,イントロが流れた時点で会場から抑えきれない言葉になっていないどよめきのようなものを漏れ出させた「RAD DOGS」。先ほどまでのキューティーな空気が,一気にクールな雰囲気へと移り変わり,会場がビビバス一色に染まる。

 2曲目は「Flyer!」。ビビバスのなかでもクールさやかっこよさとは異なる,爽やかさを感じられるナンバー。
 曲中では,メンバーが手を左右に振るダンスを会場のファンたちも一緒に行い,その一体感は抜群。ビビバスに関してはフルメンバーそろえてのライブとなったため,スクリーンに映し出されるMVとの親和性も高く,映像内の振り付けもところどころ再現されるなど,ビビバスならではのダンサブルな見どころが豊富だった。

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 3番手のワンダショは,1曲目の「potatoになっていく」のイントロとともに姿を見せ,そのままパフォーマンスを披露。
 ワンダショも本公演ではフルメンバーでのステージとなったため,見どころは盛りだくさん。とくに序盤の「ステッキを持ってポーズを決めるシーン」では,ステッキは持っておらずとも,4人とも同じようにポーズを取る。ビビバスと同様,部分的にMV中の振りやフォーメーションが取り入れられており,キャラクターとシンクロする場面が見られるたびに,少しだけ強めに胸が弾む感覚を覚えた。

 2曲目「トンデモワンダーズ」では,こちらもイントロが流れた瞬間,会場内がまたもやこらえきれぬざわめきで揺れる。のちほど土岐さんが「まさかこの曲を歌う日が来るとは」と驚きを口にしていたが,その気持ちこそが場内が破裂した要因かもしれない。
 アップテンポなリズムと,早口歌唱の歌詞が耳を楽しませるなか,サビ中はファンと一緒に手を振って楽しむ場面はもちろん,3DMVの見どころ「回るように移動しながら順にセンターで歌唱&ポージング」も再現され,まさにワンダショのShowを見ている気分になれた。

 ちなみに,木野さんはこうしたステージでのイヤモニ(イン・イヤー・モニター)装着が初だったとのことで,最初に装着できたとき,スタッフから拍手されたというほほ笑ましいエピソードを話していた。

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 3ユニットが2曲ずつ披露したところで,ここまでのライブ出演者たちが全員ステージ上に登場して,少しの時間,自分たちを含めての「各ユニットのライブの感想トーク」が繰り広げられた。

 その後はさらに,各ユニットの1楽曲をつなげた“計3曲のメドレー”が披露された。メドレーはカバー曲から選曲されており,モモジャンの「どりーみんチュチュ」で始まり,ビビバスの「オルターエゴ」,そしてワンダショの「神のまにまに」で締めくくられた。

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 こうしてミニライブは終了し,このままイベントも終了……かと思われたが。会場スクリーンに登場した初音ミクの要望に煽られ,みなが大きな拍手を贈ると,初音ミクがステージ上に登場。

 それと同時に,小倉さんと秋奈さんも姿を見せて,バーチャル・シンガーと人の計3人による「ワーワーワールド」が披露された。

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 パフォーマンスの終了後,小倉さんは「初音ミクと一緒に歌える日が来ると思っていなかった」とうれしさを全面を押し出した。
 というのも,小倉さんは中学生当時に“初音ミクのMVモーションアクター(セガ「初音ミク〜Project DIVA」)”を担当していた経歴があり,こうして2人で並んでパフォーマンスをしている姿は,本人はもちろんだと思うが,いちファンとしても非常に感慨深いものがあった。

 そんな感激のアンコールも,次の1曲が本当にラスト。
 最後はミニライブの参加者全員がステージ上に登壇し,2周年アニバーサリーソング「Journey」を特別バージョンで歌い上げた。

 曲終了後はエンディングへと移り,この日の出演者全員が姿を見せ,それぞれが2周年に対する感謝を伝えて幕引きとされた。

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 おまけとして,2周年感謝祭の会場では出演者や登場人物からの「2周年お祝いコメント」をはじめ,イラストレーターの「お祝いイラスト」なども展示されていたので,そちらの様子は写真でお伝えしよう。

プロセカ出演声優によるお祝いコメント
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ユニットごとにキャラクターたちのコメントも
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プライズや缶バッジコレクション,フレグランスやガジェットポーチなどグッズがズラリ
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ブシロードのトレーディングカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」のカードも展示
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当日はあいにくの雨模様だったが,記念グッズを求めるファンが多く詰めかけていた
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■ミニライブ セットリスト

1 アイドル新鋭隊
作詞:作曲:Mitchie M
小倉唯、吉岡茉祐、本泉莉奈

2 アイノマテリアル
作詞・作曲:Junky
小倉唯、吉岡茉祐、本泉莉奈

3 RAD DOGS
作詞:q*Left、作曲:八王子P
秋奈、鷲見友美ジェナ、今井文也、伊東健人

4 Flyer!
作詞・作曲:Chinozo
秋奈、鷲見友美ジェナ、今井文也、伊東健人

5 potatoになっていく
作詞・作曲:Neru
廣瀬大介、木野日菜、Machico、土岐隼一

6 トンデモワンダーズ
作詞・作曲:sasakure.UK
廣瀬大介、木野日菜、Machico、土岐隼一

7 どりーみんチュチュ
作詞・作曲:emon(Tes.)
小倉唯、吉岡茉祐、本泉莉奈

8 オルターエゴ
作詞・作曲:Misumi
秋奈、鷲見友美ジェナ、今井文也、伊東健人

9 神のまにまに
作詞・作曲:れるりり
廣瀬大介、木野日菜、Machico、土岐隼一

アンコール
10 ワーワーワールド
作詞:Mitchie M、作曲:Giga & Mitchie M
小倉唯、秋奈&初音ミク

11 Journey
作詞・作曲:DECO*27
オールキャスト&初音ミク


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