「Immortal Realms: Vampire Wars」のアーリーアクセス版がリリース。ヴァンパイアが支配する世界で国家の覇権を目指すファンタジーストラテジー

　Kalypso Mediaは，スウェーデンのPalindrome Interactiveが開発を行うターン制ストラテジーゲーム「Immortal Realms: Vampire Wars」のアーリーアクセス版をSteamでリリースした。


　元々は学生プロジェクトとして開発が進められていたという本作は，太古から3つのヴァンパイア勢力が微妙なバランスの上に存在してきたというファンタジー世界「Nemire」が舞台だ。

　大陸にいる人間のほとんどが住んでおり，ドラキュール家に統治されている「Warmont」と，人間が住めないほどの毒で汚染された劣悪な環境で，ゾンビ化したノスフェラス族が生き抜いてきたという「Mourterra」，そして極寒の北の大地でひっそりと力を蓄えてきたという「Moroia」の3勢力が異なる目的で争うことになるという。


　細かく描き込まれた3Dマップを俯瞰的な視点でプレイしていくというターン制のストラテジーゲームだが，それぞれの勢力向けに用意されたカードデッキからカードを選び出していくことで，ランダム性の高いアクションを発動できるというのがユニークなところ。
　キャンペーンは12ミッションにわたって用意されているほか，サンドボックス型の自由度の高いゲームモードや，全勢力が同条件で戦うスカーミッシュモードなども取りそろえられていくという。


　2020年の春には正式ローンチされる予定で，現在はSteamの公式ストアページで15％オフの導入価格で販売されている。現時点で日本語化の予定はないようだが，気になる人はチェックしておくのも良いだろう。

「Immortal Realms: Vampire Wars」公式サイト