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エベレストでの人命救助に特化したシミュレーションゲーム「Everest Search and Rescue」の制作がアナウンス
「Everest Search and Rescue」は,世界最高峰のエベレストを舞台にした,人命救助のシミュレーションゲームだ。エベレストは近年の商業化により,岩山にへばりつくように長蛇の列ができるなど観光地化していると言われているが,そのせいで事件や事故が頻繁に発生するようになっている。プレイヤーは,そんなエベレストのふもとで緊急要請を受ける,人命救助隊のディスパッチャー(通信指令係)となり,凍傷や骨折などの救助要請から,急な嵐による遭難者の捜索まで,次から次へと舞い込んでくる案件に対処していく。
地形データからち密に描き上げられた3Dモデルのエベレストで,事故の発生現場やキャンプ地などのアイコンをクリックし,山岳ガイドや医療チームを派遣したり,ヘリコプターで物資を搬送したりするという,豪華なのか地味なのか分からないグラフィックス面でのプレゼンテーションがユニークだ。
しかし,プレイ中は常に時間との競争で,適切に指令を出していかなければならない。凍死や転落死はもちろんのこと,ガイド同士の喧嘩や地元政府による捜索中止命令,さらにはテロリストの暗躍まで,さまざまなイベントが発生するようで,プレイヤーは1人でも多くの人命を救い出すために,慌ただしくプレイすることになるようだ。
無線による連絡が基本になるので,言語の理解が重要になりそうだが,このアナウンスメントに合わせて公開されたSteamストアページ(リンク)の情報によると,現時点では日本語化される予定がないのは残念なところ。ただ,珍しい設定のゲームなので,続報に期待したい。
「Everest Search and Rescue」Steamストアページ
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Everest Search and Rescue
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