NVIDIA，グラフィックスメモリを12GBに増やした「GeForce RTX 3080」を発表。CUDA Core数も微増

　北米時間2022年1月11日，NVIDIAは，グラフィックスメモリのGDDR6Xをこれまでの容量10GBから12GBに増やした新しい「GeForce RTX 3080」を発表した。メモリの増量に加えて，シェーダプロセッサである「CUDA Core」の数が，従来からある2020年版GeForce RTX 3080の8704基より約3％多い8960基に増えているのも特徴である。


　スペック的には，従来版GeForce RTX 3080と，「GeForce RTX 3080 Ti」（CUDA Core数10240基，グラフィックスメモリ容量12GB）の中間に位置するといったところか。CUDA Core数の増分からすると，2020年版と比べて性能は微増というところだろうが，グラフィックスメモリを大量に消費する設定が可能なゲームでは，増量分が効果を発揮するかもしれない。
　なお，新しいGeForce RTX 3080は，暗号通貨やNFTで用いられるEthereumのハッシュレートを下げたマイニング対策版になっているとのことだ。

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