殺人事件解決シム「Nothing To Remember」の7月29日リリースがアナウンス。2人の主人公がチャットを使って事件の真相に迫る

　ロシアの独立系デベロッパであるGuts Unitedは，殺人事件を追う2人のキャラクターを主人公にしたシミュレーションゲーム「Nothing to Remember」を，2021年7月29日にSteamで配信することをアナウンスし，その最新トレイラーを公開した。

Steamの「Nothing to Remember」ストアページ

　「Nothing to Remember」は，Guts Unitedの前作に当たるモバイル向けホラー「Memento」のゲーム設定をPC向けにアレンジしたタイトルだ。容疑者が死亡という形で迷宮入りした無惨な殺人事件の遺族であるサラ・カーターは，再び発生した事件によって殺人者が生きていたことを知り，インターネットを使った追跡で真相を明らかにしていくというストーリーになっている。


　本作の特徴は，表示されているチャット画面内でリアルタイムに進行しているかのように展開していくところだ。チャットを使って，関係者と連絡を取り合ったり，事件に関係する映像ファイルを見たりしながら，このミステリーを解決していくことになる。


　主人公はサラ・カーターのほかにもう一人いるらしく，その人物から電話がかかってきたり，メッセージが届いたりして，犯人に近付いていくようだ。また，プレイヤーの選択が物語に影響を与え，エンディングは4つ用意されているとのことだ。


　「Nothing to Remember」のSteamストアページ（リンク）がすでに公開されている。チャットを使って進めていくため日本語でじっくり楽しみたいところだが，現時点では日本語化の予定はないようだ。

「Nothing to Remember」公式サイト