新作MMORPG「Anvil Empires」の制作が発表に。プレイヤーが一介の兵士として参加する，1000人規模のバトルを実装

　カナダのSiege Campが，PC向けの新作MMORPG「Anvil Empires」の制作を発表し，アナウンストレイラーを公開した。発売時期は，明らかにされていない。


　2022年に正式サービスが始まったミリタリー系MMOアクション「Foxhole」の運営で知られるSiege Campの新作「Anvil Empires」は，中世ヨーロッパの世界観をベースにした架空の大陸カリゴ（Calligo）が舞台となる。いわゆる“ローファンタジー”で，ゲームエンジンは「Foxhole」と同じ独自開発の「R2 Engine」が使用されている。

　ゲームを開始すると，プレイヤーは，工業化を推し進めるノヴァン・レムナント（Novan Remnant），海洋民族のアラニック（Aranic），そして古代からの血統と伝統を重んじるミリッシュ（Mirrish）という3つの帝国のうち，いずれかに属することになる。


　最初は，広大なマップに点在する人口数十人の村の住民としてスタートし，農業や狩猟，牧畜，林業，鉱業などに従事して村と帝国の繁栄に貢献する。同じ帝国にある近隣の村と交易し，ときおり襲ってくる山賊などと戦いながら，村の壁や防御システムを強化し，さらに，武器や防具を揃える。そして，いざ戦争になると一介の兵士として1000人規模のPvPに参加するという。


　「歯車の1つとしてプレイする」ことが謳われており，プレイヤーに下働きや貢献を要求するといった，なかなかハードなゲームシステムが採用されてらしき本作。自由に冒険したり，ダンジョンを探索したりするといった要素は発表されておらず，キャラクターがどのようにスキルを得たり，プレイを継続するためのモチベーションを維持したりするのかといったことは，現段階で不明だ。
　プレイヤーが集団で戦うことだけでも難しそうだが，気になる人は，Steamのストアページでウィッシュリストに登録したり，Discordチャンネルに参加したりしながら情報を追ってみよう。