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CoDのクリエイターによる新プロジェクト「Martial Arts Tycoon: Brazil」の制作が発表。リオ・デ・ジャネイロを舞台にした経営シム
「Martial Arts Tycoon: Brazil」公式サイト
「Martial Arts Tycoon: Brazil」は,RPG要素を持った経営シムで,2000年代の初め,ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ近郊にあるファベーラが舞台となる。ファベーラとは貧民街やスラムなどと呼ばれる地域を指す言葉で,プレイヤーは,叔父のレナト(Renato)から引き継いだブラジリアン柔術のジムを経営するルーカス(Lucas)として,施設の運営や維持を行いつつ,有望な若者をスカウトし,世界大会に出場できるような選手に育成していくという。
もちろん,すべてが順調にいくわけはなく,数々のハードルを乗り越えていかなくてはならない。これらはすべて,現実のファベーラで住民たちが日々直面する,気候や健康,いじめ,貧困といった問題をモチーフにしており,社会派ゲームといった雰囲気だ。ただ,ペットのカピバラであるラファエル(Raphael)がゲームのガイド役を務めたり,ファベーラに住む陽気でエネルギッシュなNPCたちと交流したりなど,雰囲気はポジティブで,独特の雰囲気持ったグラフィックも魅力的だ。
「Martial Arts Tycoon: Brazil」については,現地時間6月30日にブラジルのサンパウロで開催される南米最大規模のインディーゲームイベント「Brazil’s International Games Festival」でワールドプレミアが実施され,初となるトレイラーが公開されるほか,Glasco氏によるトークなどが行われるという。続報を楽しみにしよう。
「Brazil’s International Games Festival」
公式サイト
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Martial Arts Tycoon: Brazil
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