ニュース
高性能版Xbox One「Project Scorpio」はDirectX 12をハードウェアに統合〜詳細なスペック情報が明らかに
CPUコアアーキテクチャは進化版「Jaguar」となる「Jaguar Evolved」。総CPUコア数が8基,総L2キャッシュ容量が4MBなのは従来のXbox OneおよびXbox One Sと変わらないながら,動作クロックは2.3GHzに到達したそうだ。
さらに,GPUコア側の「Command Processor」へDirectX 12をハードウェアレベルで統合することで,Draw Callの数を低減し,CPU側のレンダリング負荷を半分にできているという。
PlayStation 4 Proと大きく異なるのは動作クロックで,PlayStation 4 ProのGPUコアクロックが911MHzのところ,Project Scorpioは1172MHz――約1.29倍――に達しているという。GCNでは1クロックで2つの積和算を行えるので,「2560
メモリコントローラは待望のGDDR5対応を果たし,384bitインタフェースで6.8GHz相当のメモリチップ計12枚と組み合わせることにより,帯域幅は約326GB/s,総メモリ容量は12GBを実現。容量32MBのeSRAMと容量8GBのDDR3メモリを組み合わせていたXbox Oneだと,ゲームで使えるメインメモリ容量は5GBだが,Project Scorpioだと,ゲームはより高速なメインメモリを8GB使えるようになるとのことだ。
組み合わせられるクーラーは「Vapor Chamber」を採用するもので,Digital Foundryいわく「『GeForce GTX 1080』や『GeForce GTX 1080 Ti』が採用するクーラーと非常に近い実装」とのことだった。
なお,「Forza Motorsports 6」を用いたデモによると,Project Scorpioは同タイトルを3840
なお,オンダイのサウンド処理用シリコンは,基本的にXbox One用と同じものながら,新たに「Dolby Atmos」と「Dolby Atmos for Headphone」に対応し,バーチャルサラウンドサウンドにおいて高さの概念をサポートできるようになっているという。
- 関連タイトル:
Xbox One本体
- この記事のURL:
- Xbox One S 500GB Ultra HD ブルーレイ対応プレイヤー Minecraft 同梱版 (ZQ9-00068)
- ビデオゲーム
- 発売日:2017/01/26
- 価格:37800円(Yahoo)