PS5のボイスチャット録音機能の詳細情報が公開。ハラスメント行為の録音データを最大40秒間記録し，カスタマーチームへ提出可能に

　ソニー・インタラクティブエンタテインメントは本日（2020年10月19日），同社の公式ブログ「PlayStation.Blog」にて，PlayStation 5のボイスチャット録音機能に関する情報を公開した。


　ブログは，グローバル・コンシューマ・エクスペリエンス部門責任者のCatherine Jensen氏によるもので，PlayStation Network上でハラスメントを受けたときのPlayStation 5の録音機能について解説している。カスタマーエクスペリエンスチームに提出できる録音データは，報告対象のプレイヤーとの会話が20秒と，選択をした会話の前後10秒の合計40秒となり，5分前までのボイスチャットが対象になるという。
　提出した録音データは，カスタマーエクスペリエンスチームに送られ，そこで録音データの内容が，対処の必要なものかそうでないものかを確認し，適切な対応を判断するとのことだ。

　また，ブログ内では，先日実装されたシステムソフトウェアアップデート「バージョン8.00」の新機能について言及。「パーティーのボイスチャットが録音され，他のユーザーが報告に使用する可能性がある」という一文について，SNS上で一部ユーザーが「監視するのか」と反発したことに対し，Catherine Jensen氏は「この機能について詳細や導入の意図についてもご説明をしっかりできなかったことで，みなさんにご心配をおかけしてしまったことをお詫び申し上げます」と謝意を表明した。

PlayStation.Blog「PlayStation 5のボイスチャット機能」情報ページ