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Lenovo,Windows 8.1タブレットの新作3モデルを北米で発表。8.3インチの「ThinkPad 8」と,「Miix 2」の10&11インチモデル
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印刷2014/01/06 09:00

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Lenovo,Windows 8.1タブレットの新作3モデルを北米で発表。8.3インチの「ThinkPad 8」と,「Miix 2」の10&11インチモデル

Miix 2 10
画像集#002のサムネイル/Lenovo,Windows 8.1タブレットの新作3モデルを北米で発表。8.3インチの「ThinkPad 8」と,「Miix 2」の10&11インチモデル
 北米時間2014年1月5日,Lenovoは,Windows 8.1搭載の新型タブレット端末3モデルを発表した。ラインナップは,ThinkPad初の「Atom Z3770」搭載製品となる8.3インチモデル「ThinkPad 8」と,Miixシリーズの10インチモデル「Miix 2 10」と11インチモデル「Miix 2 11」の計3製品だ。

 ThinkPad 8は北米市場において2014年1月下旬の発売予定となっており,メーカー想定売価は399ドル前後。一方のMiix 2は北米市場において2014年3月に販売開始予定で,メーカー想定売価はMiix 2 10が499ドル前後,Miix 2 11が699ドル前後となっている。


ThinkPad 8


 ThinkPad 8は,ThinkPadブランドのタブレットとして,2012年12月に発売された「ThinkPad Tablet 2」以来,ほぼ1年ぶりとなる新製品である。
 8.3インチワイドの液晶パネルは解像度1200×1920ドットで,搭載するSoCはBay Trail-T世代のAtom Z3770。メインメモリ容量は2GB,内蔵ストレージ容量は128GBと,イマドキの“アンダー10インチ”なWindows 8タブレットとして,その基本スペックはなかなか高めと述べていいだろう。

ThinkPad 8。ThinkPad Tablet 2は,電磁誘導方式のペン入力に対応していたが,ThinkPad 8では対応していない
画像集#006のサムネイル/Lenovo,Windows 8.1タブレットの新作3モデルを北米で発表。8.3インチの「ThinkPad 8」と,「Miix 2」の10&11インチモデル

オプションの「Quickshot Cover」を付けた状態。カバーを開けると自動でカメラアプリが起動するというギミックを備える
画像集#007のサムネイル/Lenovo,Windows 8.1タブレットの新作3モデルを北米で発表。8.3インチの「ThinkPad 8」と,「Miix 2」の10&11インチモデル
 ラインナップは,Wi-Fi準拠の無線LAN通信機能のみを持つモデルと,LTE通信に対応したWWANモデルの2種類。本体サイズは132(W)×224.3(D)×8.8(H)mmで,重量はWi-Fiモデルが約430gとされている。
 LenovoのWindows 8.1タブレットでは,8インチ液晶パネル搭載の「Miix 2 8」がすでに日本市場へ投入済みだが,Miix 2 8だとサイズは131.6(W)×215.6(D)×8.35(H)mm,重量は約350gなので,ThinkPad 8のほうがやや大きく,重いことになる。このあたりはThinkPadらしい堅牢性の確保を優先した結果だろうか。

 ちなみにLenovoは,Miix 2シリーズとの差別化から,ThinkPad 8を「モバイルビジネスプロフェッショナル向け」と位置づけているが,その割に(少なくとも北米市場におけるメーカー想定売価を見る限り)価格が高すぎるということもないので,高スペックのWindows 8.1タブレットを探しているなら選択肢となりそうだ。WWANモデルの国内発売にも期待したい。


Miix 2 10,Miix 2 11


 Miix 2 10とMiix 2 11は,2013年12月に国内発売されて人気を集めているMiix 2 8に続く,Miixシリーズの新モデルとなる。
 Miix 2 8はピュアタブレットで,その安価さから国内でも人気を集めているが,今回の新型は,スタンドにもなるキーボードドック「Detachable AccuType keyboard」が付属した,いわゆる2-in-1デバイスとなるのが大きな特徴だ。

 Detachable AccuType keyboardは,下の写真で示したとおり,2パターンの接続方法に対応している。キーボードを手前側に配置する「Laptop Mode」ではノートPC風に,キーボードを奥側に置いた「Stand Mode」では写真立て型のメディアプレイヤー風に使えるというわけである。
 タブレット本体とキーボードの接続は,独自のコネクタ経由になるという。

画像集#003のサムネイル/Lenovo,Windows 8.1タブレットの新作3モデルを北米で発表。8.3インチの「ThinkPad 8」と,「Miix 2」の10&11インチモデル 画像集#004のサムネイル/Lenovo,Windows 8.1タブレットの新作3モデルを北米で発表。8.3インチの「ThinkPad 8」と,「Miix 2」の10&11インチモデル
Miix 2 10のLaptop Mode(左)とStand Mode(右)。キーボード側の溝には,どちらの向きでもタブレットを接続できるようだ

 以下,順に見ていくと,Miix 2 10は10.1インチサイズで解像度1920×1200ドットの液晶パネルを採用。タブレット本体のサイズは260.9(W)×173.2(D)×9.2(H)mmで,重量は約590gとなっている。Detachable AccuType keyboardの重量は約440gとされているので,合体させた状態では約1.03kgになる計算だ。本体のバッテリー駆動時間は最大8時間とのこと。
 搭載されるSoCは「Quad Core Intel Atom processor」とあるので,Bay Trail-T世代のAtomだと思われるが,詳細は不明だ。メインメモリ容量は2GBで,内蔵ストレージ容量は128GBとされている。

Miix 2 11。上掲のMiix 2 10と比べて,キーボードのベゼル部分が広いことが見てとれる
画像集#005のサムネイル/Lenovo,Windows 8.1タブレットの新作3モデルを北米で発表。8.3インチの「ThinkPad 8」と,「Miix 2」の10&11インチモデル
 一方,11インチのMiix 2 11は,Atomではなく第4世代Core i5プロセッサを採用するという(※型番は未公開)。メインメモリ容量は8GB,内蔵ストレージ容量も256GBと,一般的なUltrabookに引けを取らないスペックを備えていることも注目すべき点だろう。なお,液晶パネルは11.6インチサイズで,解像度はMiix 2 10と同じ1920×1200ドットとなっている。

 もう1つ,重量にも注目しておきたい。
 Miix 2 11の本体サイズは302(W)×190(D)×11(H)mmで,重量は約798g。付属するDetachable AccuType keyboardの重量は約549gだが,この「本体重量約798g」というのは,10.6インチワイド液晶パネルを搭載するMicrosoft製タブレット「Surface Pro 2」の同907gと比べて100g以上も軽いのである。11インチクラスのWindows 8.1タブレットとしてはかなり軽いと述べていいだろう。

 日本での発売時期や価格に関する情報はないが,Miix 2 8の例にならえば日本での発売も期待できそうだ。

Lenovo 日本語公式Webサイト

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