Lenovo，税込約7万5000円で60Hz表示対応の28インチ4Kディスプレイ「Lenovo LI2821 Wide」を8月9日に発売

　2014年7月29日，Lenovoの日本法人であるレノボ・ジャパンは，28インチサイズで解像度3840×2160ドットの60Hz表示に対応した液晶ディスプレイ「Lenovo LI2821 Wide」を8月9日に発売すると発表した。メーカー想定売価は6万9800円（税別）とのことなので，単純計算での税込価格は7万5384円となる。


　日本語の製品情報ページはまだ用意されていないので，米国の製品情報ページも合わせて見てみると，液晶パネルはTN方式で応答速度は5ms，輝度300cd/m²，コントラスト比1000：1というスペックになっているようである。接続インタフェースはDisplayPort×1，HDMI（Type A）×2（※うち1ポートはMHL対応），アナログRGB（D-Sub 15ピン）。そのほか，ベゼル上部に埋め込まれているWebカメラの接続用およびUSB 2.0ハブ用のUSBポートと，内蔵される3W＋3Wスピーカーを用いた出力，もしくはHDMI入力時のライン出力用となる3.5mmミニピンサウンド端子も用意されている。
　なお，スタンドは−5〜22度のチルト（前後傾け）のみの対応と，シンプルな構造のようだ。

本体前面（左）と背面（右）。インタフェース類は背面中央の下側にまとめられている

　ゲーマーが選択するのに適当な製品かどうかは未知数だが，4K液晶ディスプレイの著しい価格下落によって，手の届き安い製品が増えてきたことは歓迎したい。

Lenovo 日本語公式サイト

レノボ・ジャパン株式会社（本社・東京都港区、社長・ロードリック・ラピン）は本日、コンシューマー向け4K ウルトラHD(UHD) LEDディスプレイ「Lenovo LI2821 Wide (レノボ エルアイニーハチニーイチ ワイド)」を発表いたしました。

「Lenovo LI2821 Wide」は、4K UHD (3840x2160) LEDディスプレイを採用し、細部に至るまで鮮明な表示を実現。前面にJBLステレオスピーカー(3Wスピーカーx2)を搭載し、超高精細な映像のみならず迫力あるサウンドも同時にお楽しみいただけます。フルスクリーン+ピクチャーインピクチャー、横並び表示と2つの入力を同時に表示可能、様々な場面でご活用いただけます。

Lenovo LI2821 Wideの主な仕様
パネル：28インチ 4K UHD (3840 x 2160)
表示面積：649mm(H) X 369mm(V)
解像度：3840x2160 @60Hz（DP）、30Hz（HDMI、DP）
最大表示色：1677万色
輝度：300cd/m²
応答速度：5ms
インターフェース：DisplayPort、VGA、HDMIx2 ［内1ポートはMHL (Mobile High-Definition Link) 対応］、1xUSB アップストリーム（Bプラグ）、2xUSB ダウンストリーム（Aプラグ）
スタンドの仕様：チルト（傾斜屈曲）： 前-5° 後22°
スピーカー：JBLステレオスピーカー(3Wスピーカー x 2)
本体サイズ（質量）：W:663mm x D:208 mm x H:459 mm （5.2Kg）

販売開始日
2014年8月9日(土)より販売開始予定です。